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高校入試で浪人生がいない理由

大学入試では現役高校生の時に志望大学に受からず、浪人生となり、一年間勉強に没頭し、 再び志望大学を受験する人はたくさんいますが、 高校入試ではいません。何故ですか?

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回答No.2

いわゆる「世間体(世間での評価)」ですね。 ちなみに数は少ないけど高校入試浪人生は普通にいますよ。 病気等のケースもあるし、その高校への関心や興味もあったりしてですね。 日本のシステムは中国の「科挙」に則ってますのでどうしても浪人はする事になります(科挙は非常に難しかった為に10年20年と浪人する人が多かったです)。 「早稲田卒だって。偉いなあ」ってわけです。 アメリカでは「ハーバード卒です。専攻は何だ?今の仕事は何をしてるんだ?」です。合理的ですね。 イギリスなら「オックスフォードだって。床屋で中卒の俺に何か用か?インテリさん」と階級的です。 高校での浪人が少ないのは「ヤンキーだったんじゃないか?」とかネガティブに見られがちだからです。 大学入学でリベンジも可能と言う背景もあります。 大学入学でリベンジは歓迎されるのに、大学院では「学歴ロンダリング」と馬鹿にされますよね。 しかし余り根拠も無いと思います。 日本人は割と1つの考え方を押し付ける傾向にはあると思いますね。 面白いのは浪人生は世界的には珍しい考えと言うことです。 アメリカは共通テスト(2年間で4回受けられる)の結果とエントリー(志望動機書)で推薦で決まります。 志望動機、つまり人格面も見られちゃうわけで、勉強したから絶対受かるわけでもない。それなら合格をくれた大学の方が楽しく過ごせるだろうと考えて浪人してまで行こうとは思わない人が多いですね。 中国韓国は「浪人」の制度がない。1発試験が基本です。それでいて学歴は重要ですから、病気等への対策やまじないのような怪しい受験スタイルが流行ってます。悪い事だと分かっててもお金を渡したりカンニングも横行しやすいですね。 学歴社会のフランスも浪人は多いです。珍しい点で言えば哲学が必須科目である事と、口頭試問(面接)がある事です。ナポレオンが100年以上前につくりだしたといわれる明らかなピラミッドシステムであり日本のシステムに近いですね。フランスにおける哲学は「自分の頭で考えて話す、書く」ことに近いので日本の「小論文」や「国語」の概念に近いですね。悪しき伝統と言われつつも何処かで自慢してて(日本も似た感じですが)システムはあまり変わってません。 難関大学に入る為に名門中高を目指しますし、それにはお金もかかるし地方出身者は不利です。中上位者にはリベンジのチャンスが少ないので諦めがちです。 また僕らが思ってる以上に詰め込みでインテリではありますが頭でっかちだと言われる事も多いですね。大学を出れば瞬時にエリートですから性格面で問題があると言われる人も出てきます。もちろんノーベル賞受賞者数や芸術家輩出数を見れば凄い実績を持ってるのも事実ではありますが。 上位層がこれらの階層出身のエリートばかりですし、自己批判しづらいのかもしれませんね。 ドイツ・オランダや北欧は逆に非常に「公立的」です。教育は水みたいなもので教育費と言う概念がありません。部活みたいなもんで「やりたい奴がやれ」と言う感じです。私立高校や私立大学も殆どありません。 多少の審査はありますが、高校を卒業できれば「望む大学はどこにでも入れる」システムです。どこの大学でも一定の教育が受けられますので(もちろん名門大と言うのは存在しますが)日本などアジアのような「受験戦争」は存在しません。 一方で「望んで入っている」「無料(税金)である」と言う観念から入学後の審査は厳しいです。ふざけた学生は余りいませんし、真面目にやらなければ簡単に留年や退学になります。 ヨーロッパでは男女や個人での心身の発達の違いから就学年齢を親が決めれるようになっています。 小学校とかに体が人1倍小さいとか、ちょっとアホだとかって同級生いたでしょ? あれを避ける為です。 また親や教師の権限が強く「(ネガティブな意味だけではなく)留年を推奨する」ことも多いですね。 一方で飛び級の制度も充実してます。 イタリアは大学発祥の地らしくイメージと違い驚くほど勉強させます。 「世界一、教科書が難しい国」と言われてます。 午前中で授業が終わる事が多いのですが(だから先生は夕方までには家に帰ります。いい国ですね・・・)宿題はたっぷり出ます。 それだけ早く学校が終わって、宿題も膨大となると母親の教育力が試されますから母親次第でドロップアウトする子も多いですね。マザコンが圧倒的に多いですから母親は子どもと過ごせる時間が増えると喜んでるようですが・・・ 大学進学率は低いですし、放課後はたっぷりあるわけで未成年の犯罪は結構多いです。 しかしながらイタリア女性は子どもが大好きで何よりも主婦が好まれますので、アメリカのようにキャリアウーマンは好かれません。キャリアウーマンは「お金がないからしょうがなく働いている」と考えられます。ラテン国家に多いのですが男は意外なほどマッチョですし家族を養うために金銭欲も強いです。一方で女性は主婦になる前提ですから決して就職を見越して大学に行ったりはしません。ともかく読んで書いて暗記してと、昔の寺子屋スタイルは大学を出るまで続きます。 賛否ありますが何せ伝統が凄いので断固たるシステムですね。 何がいいかは分かりませんが、僕は今の日本のシステムは好きですね。 マレーシア、インド、シンガポール、香港、台湾も日本や中韓と似た塾システムや受験システムがありますよ。聞く限り激しいですよ。 これも日本と似た部分があり「学歴そのものが大事」であったり「子の学歴=母親の評価」とかと言う遠因があるようです。 そういう遠因が日本の大学浪人システムを作ってるのだと思われますね。 アジアでは浪人がムズかしい半面、編入試験が盛んな所も多いです。 だからアジア、ゲルマン、ラテンの3民族でそれぞれ大きく考え方が変わるんじゃないかなと思います。

その他の回答 (2)

  • ruck
  • ベストアンサー率44% (589/1321)
回答No.3

いますよ。 ただ数が少ないから目立たないだけだと思います。

  • AVENGER
  • ベストアンサー率21% (2219/10376)
回答No.1

私の母校はかなりの進学校でしたが、一浪して入学した後輩がいますよ。 いわゆる滑り止めの高校は一切受験してませんでした。 どうしても入学したかったそうです。

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