周りが海なのと周りの国との物価差が大きいので成り立ちませんね。
中国と韓国など近隣国の物価が日本より高いのなら成り立ったけどね。
あとオランダは近隣国と仲がよい(持ちつ持たれつ)っていうのも大きいです。
ヨーロッパの場合は国をまたいで働きに行くのは普通の光景だからね。
あなたの意見を通すのなら日本人も中国人も同じ条件で国を行き来し
働けるようにならないとダメだね。
ヨーロッパの場合はうまく分担していると考えた方がいいと思います。
つまりオランダのしていることは安いもの(飼料など)を安い国から
調達してそれを使って他国から集めた安い作業員を駆使し加工して
消費の大きい国へ輸出している形です。
オランダ人はホワイトカラーとしてそれを取り仕切っているだけ。
まるで日本の大手製造業ですよね。
重要なのはコスト面をカバーするくらいの高い価格で売れる場所が
近くにあることと安くつくれる労働者が近くにいることです。
ちなみにこれと近いことは日本の都市近郊農家では行われていますよ。
安い外国人研修生を使って千葉とか茨木とかでは野菜を生産し近くの
野菜加工工場で加工し物価の高い東京や神奈川へ売りに出すという形です。
日本でもそういう農業している人はそれなりの収入を得ているね。
日本で問題になっているのは都市部には遠く、最低賃金以下で働く
安い労働者の確保が難しい(つまり日本人しかいない)田舎の農業です。
都市部に売りに行こうにも運送代が日本人が動く為高くつき飼料など
資材購入も高くつくそして近くに安い外国人研修生はあまりいない
その上、土地はいびつな形をしていてやりにくい。
そんな田舎の農業がやり手がいなくなって困っているのです。
この面で日本に当てはめるにはかなり難しくなってしまいます。
まぁーTPPで安い労働面が人材交流の自由化などで実質確保できれば
多少はよくなるかもしれませんが飼料や肥料や輸送費はどうしても
高い人件費である日本人がからむので難しいでしょう。
やるのなら近隣に日本のいいなりで生産してくれて必ず日本へ食料を
供給してくれる仲のいい農業生産国を作ることだと思います。
その点で考えても日本は今、お隣と仲が悪いので難しいし
それにできたとしても日本の農業改革というよりもただの輸入商社って
事になっちゃうね。
だからこれからは日本人が他国で農業指導した上、日本人好みの
農産物を生産し輸入する事に力を入れる企業は増えると思っています。
だってその方が日本で農作業するよりも儲かりそうだからね。
お礼
ベストアンサー