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マルクスについて
タイトルのとおりマルクスについて教えていただきたいのです。できればわかりやすいように、詳細に教えていただければうれしいです。
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中途半端で気持ちが悪いので、最後まで流しておきます。 拡大再生産からです。 資本は、労働力商品を購入しそれ以上の生産物を獲得します、このことを、マルクスは資本家階級による労働者階級に対する「搾取」と証明しました。証明方法が労働価値説に由来します。 資本が自ら「搾取」を終えることはありませんから、労働者階級は「搾取」されたものを取り戻す権利が生じます、当時として民主的所有権の移動は不可能と考えられていましたから「革命」の理論が成立します。 結論的には生産手段の所有関係が社会を決定すると言うことでしょうか、この考えはマルクス・レーニン・スターリンとロシア革命に繋がります。 ところで、マルクス自信は不思議な人です。 経済的にはエンゲルスの援助を受けていましたし、娘の薬代に不足したり家族の自殺も有った様で、家庭的には幸福ではなかったようです、それでも、当時の水準以上の収入があったとする説もあり、不可解な人です。 すっきりした。
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- tanuki4u
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マルクスは、革命後に関しては基本的に何も言ってません。 人間が生きていくための生産財は十分に出来た後(資本主義が十分に発展した後)革命が起こり、人類は資本主義の成果物を堪能できる事になるはずだ。 と 考えました。 だから、革命が起こる前の「資本主義」の研究しか基本的にしてませんので、革命後は緩いことしか言ってません。「楽園」だと。 単純に言って、ドイツの観念論、フランスの革命論、イギリスの経済論のいいとこ取り、合体版とも言われています。マルキズムは。 マルキズムの悲劇(喜劇?)は、本来、資本主義後進国のロシアや中国(ここまでくると、前資本主義ですね)で、起こったことです。資本主義の成果を堪能できない。 ※ 資本の原始的蓄積というやつ
お礼
つまり、ロシアや中国は資本主義を十分に経過する前に革命後に飛んでしまったわけですね。堪能すべき成果物が十分になかった。ということですか。 回答ありがとうございました。
ハイハイ、又来ましたよ。 大体、合ってますよ。 大企業がいらないのかと訊ねるのは変です。 革命の後は、社会主義又は共産主義社会ですから、私有財産がなくなり共有財産になります、一つの国営大企業と言うことになります。 理想は、「能力に応じて働き、必要に応じて得る」美しい言葉ですね。 思想と言えるか判りませんが、前回書いたように、生産手段の所有関係が社会を決定すると考えていたのではないでしょうか。 本来は、新しい疑問点は、新しい質問にされたほうが、いろんな方から回答がもらえるはずです。それと質問のレベルについても触れたほうが応えやすいですし、そのほうが質問者さんの為ですよ。
お礼
ありがとうございます。なんとなくですが理解いたしました。 そうですね、新しい質問は新しく投稿したほうがいいですね。すいません。 本当に難解なことにお答えいただきありがとうございました。
一応、マルクスの資本論と質問した方が良かったようですね。 贅沢です、判りやすく詳細に教られる人は、きっと忙しいと思います(笑。 私は、暇ですので、自分自身のために整理してみます、この回答に対する専門家の批判があれば、恐らくそちらが正解でしょう。 マルクスは価値の実体を捉えたと信じました。価値の実体は「抽象的人間労働」です、この価値はもちろん、「資本的生産関係が主体的となる商品世界のでの経済的価値の事です」。完全な商品社会が成立すれば、その社会の中での価値は、すべて労働に由来していますから間違いとはいえません。成立した商品世界は、「抽象的人間労働時間」が基準となって交換が行われるわけです。此処には、有用労働とか難しい問題がありますが、手におえないので割愛します。 次に、「労働力商品」の問題です。 労働力商品の賃金が、どのように決まるかも割愛します。 資本が購入した「労働力商品」は生産物を作りますが、その生産物は労働力商品より価値が増えます、「剰余生産物」です、資本は、労働力商品が生産した「剰余価値」を取得することにより拡大再生産を続けます。 疲れましたのでこれぐらいで勘弁してください、此処で使用した価値はあくまでも経済的価値ですから誤解しないで下さい。曖昧な点はどなたかが指摘していただけることを期待します。長文は下手なので失礼します。
>ール・マルクス家自体は、 感謝感謝。他の人と混同していました。
お礼
ご一報ありがとうございます。
- tanuki4u
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カール・マルクス家自体は、貴族ではありません。 両親ともユダヤ人でラビの家系です。 ※ ラビはユダヤ教での律法学者。 父親は、弁護士として成功しており、マルクスが生まれる前年に、ユダヤ教からキリスト教に改宗しております。 奥さんがイェニー・フォン・ヴェストファーレンで、これは貴族の出(ドイツで貴族階級の人は、だいたい 「フォン」が付きます。 ※ プロシアやドイツの将軍に「フォン」付きが多いのは、貴族の次男・三男が軍人になるケースが多かったからです。 マルクス自体は、生涯まともに働いたことがなく、友人のエンゲルス(ご実家は工場主・資本家ですな)からの援助などを受けてます。 経済学を本格的に勉強したのは、ロンドンの大英博物館で、大英博物館の閲覧室には、マルクスがいつも座っていた場所というのがある(そうです)。 後の経済学者、シュンペーター曰く「歴史上もっとも多くの経済学文献に通じている経済学者三人のうちの一人だ」ということです。 ※ 三人のうち一人はシュンペーター自身だそうです。
お礼
回答ありがとうございます。 質問の内容に誤解があったみたいです。もう少し詳しく書けばよかったのですが、すいませんでした。 知りたかったのはマルクス自身についてではなく、マルクス理論についてです。 誤解を与えるよう記述をし申し訳ありませんでした。
マルクスは.かなり裕福な貴族の家に生まれました。日本では.そうですね.徳川の旗本クラスでしょうか.それ異常でしょうか.権力があり.部下(と呼んで良いのか疑問)を使って貧困者の調査を行いました。 使った「部下」には.市町村長等に相当する人間が含まれます。ですから.調査も容易ですし.家が裕福ですから.簡単に学校で遊んでいられるし.という環境だからこそ.資本論のような本を書くことができました。 今の日本ですと.県知事と検察庁けんじせいと地裁裁判官と県議会議長を併せ持つ職業で1部上場企業の大口株主の家の息子という感じです。 伝記なりなんなり.いくらでも存在するので.探してください。
お礼
回答ありがとうございます。 質問の内容に誤解があったみたいです。もう少し詳しく書けばよかったのですが、すいませんでした。 知りたかったのはマルクス自身についてではなく、マルクス理論についてです。 誤解を与えるよう記述をし申し訳ありませんでした。
お礼
#4を含めこちらに書かせていただきます。 贅沢な質問、確かにそのとおりだと思います。しかし、だからこそ質問しました。なぜ、贅沢なのか、それはその全貌を理解しわかりやすくまとめるのはとても大変な量、質だからだと思います。しかし、私はそれを自分で纏め上げる時間がありませんし、そこまでかけるほどではなかった(本を読んでいてマルクスが出てきたので気になった)からです。fishbowl66さんにはとても自分勝手で贅沢にうつるかもしれませんが、すでに纏め上げている人がいればと思いこちらに質問させていただきました。重ねてご了承いただきたく思います。 さて、fishbowl66さんに教えていただいたことを自分なりに理解し、まとめてみました。 つまりは資本は労働力を買い、その労働力は資本が労働力を買ったとき以上の価値生産物を得る。労働力と生産物が資本にとって同価値ならば搾取にはならないが、それ以上価値物が生産されているのに労働力に分配がないから搾取になる。 しかし、搾取をやめれば資本は損にはならないが本来得ていた利益が得られない。なので資本は自らは搾取をやめない。 そこで、取り戻す権利が労働力に生じる。しかし、当時は不可能だったため時代の常識を壊す(厳密には違いますが)革命につながる。 大まかにはこんな感じでいいのでしょうか? しかし、またここで疑問が生まれます。 ・搾取しない=資本は拡大しない、この場合世界に大企業というのは必要ないのか? ・革命後をマルクスはどのように考えていたのか? ・また、背景にはどのような思想があったのか? お忙しいでしょうし、纏め上げるのも大変でしょうからこの質問は無理に回答していただかなくても大丈夫です。メモみたいなものなので(笑) 今回は回答していただき本当の本当にありがとうございました。感謝いたします。