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モンテッソーリ未就園児プレ ものをとる
作業の時間と季節柄水遊びの時間があるのですが、作業中は横槍をできないルールで子供たちはきちんとしているのですが、水遊びとなると持っているものをとられることが多く、注意もなく、私がおもちゃを確保してもとられたり、目をつけた瞬間さらわれたりします。 ルールが及ばないところでは出たもの勝ちです。 返してと言ったらこっちでもいい?とすんなり妥協案を出されました。または親同士で謝って 終わりでした。こちらが無言で様子を伺っていたら友達使ってなかった?と聞いただけで スルーして目の前で遊ぶ・・。 作業中必死に返そうねとか謝ったりしていた私はなんだったのか・・。 プレ中ガミガミゆっていた自分が悔やまれます。 モンテ系に行かれている方、普段の対応はどうされていますか?
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- akiphil10
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海外のモンテッソーリ系の園に子供を通わせています。 だから、もしかすると「そういうことじゃない」って叱られてしまうかなと思いつつ。 まず、水遊びの際に使っているおもちゃ等は、全て園のもの(みんなのもの)と 言うことを前提にお話しています。もし、私物を持って行ってしまわれるのであれば ちょっと別の話になってしまいます。ごめんなさい。 おもちゃを持って行かれてしまった際、質問主様のお子さんはどのような反応でしたでしょうか? また、そもそもお子さんのためにお母様が‘確保’されたおもちゃは、お子さんが興味を持ったもの だったのでしょうか? たぶん、モンテッソーリ教育の園だけではなく、それ以外の園でもそういう方針をとっておられる ところもあるのではないかと思いますが、基本的には、お子さんがどうしたいと思っているのか、 に焦点を当てて子どもを見ていると思います。 おそらく作業の場では、人数分の材料・教材が用意されているので取り合いもないのでしょうが、 水遊びの場では同じ形・同じ色、使い方のものが人数分あるわけではないのですよね? なので、取ったもん勝ちのように目に映る光景が・・ということなのでしょう。 ここでは、お子さんの興味にまず焦点を。スコップが使いたそうなのか、スポンジが使いたそうなのか 洗面器が使いたいのか、ホースのところで水を出したいのか・・など。 お子さんが興味を持ったものを手に取れば良いのではないでしょうか。 で、それがたまたま他の子とかぶってしまった。そしたら、一旦はお子さんの出方を観察してみると よいと思いますよ。まずは、子供同士で解決ができるのかどうかを見てみるのです。 貸して、とお子さんが言えて、相手の子供さんが貸してくれれば、ものすごくいい形なんでしょうが まだ小さいお子さんには、それは難しいかもしれません。でも、一旦はやらせてみます。 もしかしたら、他のものでお子さんは満足なのかもしれないし(残っているほかのおもちゃを 手に取るかもしれないし)。 あれが使いたいけど、ほかの子が使ってる、困ったなぁ・・と途方に暮れているなら、 「貸してって言ってみたら?」と、ここで助言してみる。 まぁ、まだ子どもですからそうそううまくはいきませんが。 その時には「使い終わったら貸してね」と順番に使うことを提案してみたり、 他の物ではダメなのか、お子さんと話してみたり・・(こっちでもいい?の 妥協案の際は、お子さんの反応はどうでしたか?例えばお子さんはうん、いいよだったけど、 質問主様が「使ってたのに!」と思ってしまった節はなかったですか?) また、お子さんが今使っているものを無理やり持って行かれてしまったのであれば 「ごめんね、使っているんだ」と相手のお子さんに話してみたり・・ 使い終わったら貸すね、とか、じゃぁ順番に使おうか、と双方の子供さんに提案したり いろいろ状況に応じて違ってくるとは思いますが、まずは一旦ご自分のお子さんの 反応に目をやってみる、それでまだうまく伝えられない子どもさんの代弁をする、 そういう程度の介入にされれば良いかと思いますよ。 逆に、お子さんが他の子の持っているものに興味を持ってとってしまった場合も、 起こりうると思いますが、いきなり「返しなさい!」と怒るのではなく、 あ、この子はそれを使いたかったのかという点にまず気がつきつつ、 「ごめんね、借りてもいいかな?」と訊く。その子がいいといえば「ありがとう」と 言う(子どもにもできればそう言わせる)そしてそれを使う。 まずは興味を持ったものを子どもが選ぶ。うちの子どもは、「まず、毎日の服を選ばせて」 と言われました。時に「それはおかしくない?」と思うようなこともありましたし、 「今日寒いのに半袖選んだか・・(汗)」という時もありましたが、一旦はその思いを 尊重します。おかしな服装で、笑われてしまうのも、経験なので。 流石に風邪ひくぞ・・という時は「お外見たら寒いから、長袖も選んできて」と言いましたが。 おそらくモンテッソーリ園ではとても大事なことの一つです。 そして、いさかいが起こりうる場合も、一旦は子供に解決を試みさせます。 子供だけでは難しい場合に、大人が望ましい姿を見せたり提案することで、子どもも だんだんとそういった場での振る舞いを覚えていくと思います(何年もかかる作業です) うまく伝わるかわかりませんが、一応心がけている点はこんな感じです。 命の危険が及ぶ緊急の時でない限り、子どもは自分と違うひとりの人間、ということを 頭において、少し引いて見つめるというふうにしているつもりです。