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自作小説の設定考えてみました。感想お願いします。
失われた言語を解析する考古学者はある驚くべき 真実を探し出そうとしていた。 古代の言語には神と対話する人間がいるという痕跡が残されていた。 考古学者 は早速彼らの調査をした。 そしてある驚くべき部族を見つけることになる。 彼らは言葉を使わないのだ。 言葉という概念がない。 彼らは一人の呪術師をリーダーにして動く。 リーダーというよりも彼がほとんど行動決定権を持っている。 呪術師が聞いた神の声に従っている。彼らはほとんど意識がなく、無意識に行動している。 意識〔自我)の葛藤から逃れて生きているのだ。 彼らが神の声を聞くことができるのは、言葉がないので、左脳が抑制され、右脳が活発に動いているからだ。 特に強く正確に神の声が聞こえる人間呪術師がこの民衆を従えている。 この呪術師は私たちの世界でいう統合失調症の患者だ。 統合失調症の患者は人種、時代に関係なく100人に一人の確率で絶対現れれのだ。 歴史上の宗教の教祖も統合失調症であった可能性は極めて高い。 およそ3000年前には現代人もこの部族と同様に神の声を聞いて生活していたのだ。 私たちは言語を獲得し抽象的思考能力を発達させ、道具を駆使し、豊かな物質文明を手にいれたが、自我の苦しみから逃れることはできなかった。 スピリチュアルや宗教、瞑想でも、解決できなかったことだ。 考古学者はこの状態こそ、人類の理想の姿だと確信し、彼らを研究し、人類の理想の状態を現代でつくりだそうと決心した。 彼の計画を止めようとする主人公 彼の熱狂的な支持者。 賛否両論の世論 彼の計画に翻弄される人々を描く 素人ですが小説の設定考えてみました。 感想よろしくお願いします。 この質問を補足する
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- fujic-1990
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回答No.1
補足
Yahoo知恵袋にも同じのかいたんですが、向こうは1000字なので省略して書いたんです。これも省略版です。書きたかったのは、最初は100人の部族全員が神の声を聞くことができ、彼らはその指示を聞くだけで無意識で行動していました。 古代ギリシャ文学のホメロスやイーリアス、オデュッセイアでは個人の思考ではなく、神の声で動く人間の姿が描かれています。 しかし、紀元前3000年前から、言語の獲得により意識が発生し、神の声を聞くことができるのはごく少数になってしまいました。神の声を聞けなくなった部族は統合失調症のシャーマンに神の声を聞く預言者となって自分たちの行動を任せるようになるのです。 生まれたばかりの赤子には意識はありません。意識は早くても生後五ヶ月で生まれます。虫にも意識はないと僕は考えます。虫は自意識で動いているように見えるかもしれませんが、長年蓄積された行動パターンを遺伝で引き継いでいるように思います。 人間は意識が発生することで、自分の意思で行動することができるようになりました。しかし、あらゆる選択ができるようになったことで、人は悩み、恐れ、苦しむことになります。自我は絶えず、超自我とエスの調節をするので疲れ果ててしまいます。人間は言語の獲得により、物語をつくる能力(客観的に見れるようになる。メタ認知能力)と事物を比喩で表現する能力が現れます。この二つの能力によって言語能力は格段に向上します。抽象的な思考力により哲学、科学、芸術、宗教など様々な文明が生み出されていきます。 しかし、そのような文明の発達でも、人間は苦しみます。意識があるからです。自我が絶えず酷使されているからです。 自我の苦しみから解放されるために、瞑想や解脱、あらゆる宗教が克服しようとします。 無意識に、神に動かされるのなら、苦しんでも意識がある方がいいというひともいるし、いやいや、現世でこんなに苦しむのなら その方がいいと思う人もいると思います。 言葉という道具を作ってできた物質文明では幸せになれないと悟った人類が、神に動かされた原初の状態に戻ろうとするストーリーです。