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3種類の蛍光灯は何が違うの?
蛍光灯には、グロー、インバータ、ラピッドの3種類ありますが、何が違うのでしょうか?
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- blue5586p
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グロースターター式 以前は一般家庭で幅広く使用されていた方式で、 点灯管(グロースターター)を用いて点灯する方式 点灯までに時間がかかるのが欠点。 最近では、従来のバイメタルを使用した点灯管に代わり、電子点灯管も市販されている。 ラピッドスタート式 店舗、電車の車両内、オフィスなどの業務用の用途に、幅広く使用されている方式で、器具もランプもグロースターター式とは異なる。 多くのランプが一斉に速時に点灯するのが特徴。 また、白熱電球のように調光が可能なのは、以前はこの方式に限られていた。 インバータ式 最近では、グロースターター式に代わり、一般家庭の照明用の主流となってきた方式で、電灯線電源の周波数(東日本50HZ、西日本60HZ、「商用周波数」と呼ぶ)でそのまま点灯させるのではなく、インバータといわれる電子回路で高周波を発生させて点灯する。 グロースターター式に比べ、チラツキが少ない、点灯するまでの時間が短い、効率がよい、器具によっては調光も可能、電源周波数の異なる地域に転居の際も そのまま使用可能など、メリットが多いが、唯一の欠点はやはりグロー式に比べ器具の価格が高い点。 このほか最近では、高周波点灯専用の「Hf蛍光灯」と呼ばれる蛍光灯もあり、これは従来の蛍光灯とは器具もランプも専用のものを使用します。 一般家庭で使用される蛍光灯は、ほとんどグロー式 かインバータ式ですが、商店を経営されている方などで、店舗の特に40W型の蛍光灯には、ラピッドスタート型も多く使用されているため、ランプ交換の際には、注意が必要です。 グロー式およびインバータ式には、ランプマークの記号が「FL」のスタータ型、ラピッドスタート式の器具には、必ず「FLR」の記号のランプを使用するようにしてください。 もしランプの種類を間違うと、短時間でランプの端が真っ黒になって点灯しなくなるなど、トラブルの元になります。