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ACの本おすすめ!親との関係を改善する方法やACの特徴を学ぶ
- 私は機能不全家族で育ったアダルトチルドレン(AC)です。最近カウンセリングに行き始めました。本を読ませたいのですが、ACのことが分かりやすく書いてあり、ページ数が少なく、字があまり詰まっていないものを探しています。
- 「母がしんどい」は漫画なので読みやすいと思うのですが、もう少し、ACや機能不全家族のことがはっきり書いてある本が欲しいです。
- 今気になっている本は「母が重くてたまらない」と「アダルト・チャイルドが自分と向きあう本」です。この本を読んだ方の感想など聞きたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。毒母をもつ、機能不全家族に育ったアダルトチルドレンです。 カウンセリングには2年程前に通い始め、今年3月に終了しました。 自分に起きたこと、虐待者の心理のからくり、影響など、すべて今理解していると思います。 私はあなたが読んだ本、気になっている本、すべて読んでいます。 毒親とACを気付かせてもらったのは、「毒になる親」でした。 その後、むさぼるようにその系統の本を図書館から借りて読みました。 カウンセリングを通して、先生からも言われるかもしれませんが、同じ体験をした人や、色々な悩みを持っている人たちの話をできるだけ多くきくことが、克服への近道、と言われています。 私も当初、カウンセリングとミーティングを受け始めたときは、正直「私はこの人たちほどひどくない。うちは中流階級だったし、こんなにおかしな人たちとは違う」と思っていました。理解していなかったからです。自分のことを。 かなり理解した今、私は「かなり酷いレベルの毒母によって育てられた、被虐待児」であることがわかりました。最低な家庭で育った、ということを、カウンセリングを受け始めてから知ったんです。 カウンセリングやミーティングと並行して、虐待、アダルトチルドレン、モラルハラスメント関連の本は、図書館で予約しながら、かなりの量を読みました。 でも、正直ピンと来なかったり、時期を置いて読み返すと、以前は理解できなかったフレーズや言葉がすんなり心に入ってきたり。 すべて、これらの系統の本は、できる限り少しずつ、読みすすめていくことをおすすめします。 アダルトチルドレン系で探すより、モラルハラスメント系の本の方が、私の場合目からウロコな発見がいくつもありました。 あと、有名人のこの系統の本は読まない方がいいです。 中には親子で数回のカウンセリングセッションでACを自覚、克服した!などと言っている女優さんがいますが、数回のセッションで克服できるはずない。長年毎日毎日、真綿で首を絞められるような経験をしてきた人が克服するには、絶対に数年単位でかかります。 有名人の本は売名や本の売り上げ等がからんでくるので、デフォルメしてあったり、大げさであったり、自分がいかに酷い体験をしたかを羅列したり、といった内容が多く、あまりタメになりませんでした。 カウンセラーや精神科医が書いた本が、やはり良いです。 あと、「許す」ことで「克服する」という点に主眼をおいた本は、今の時期に読まない方が良いです。 毒出しをしなきゃいけないときに、許すことばかりしていたら、毒出しができません。 また、過去にされた酷い虐待を、思い出さないと克服できないのですが、許さないと救われない、と思ってしまうと無意識的にカサブタを閉じてしまって、克服に時間がかかります。 憎み、怒り、悔しさ、悲しさが怒涛のように溢れてきますので、「許さない」と思いながら読みすすめていくうちに、色んな発見があり、自然と許せる方向に向いていくでしょう。 ちなみに、許せなかったとしても、それはそれでいいです。自分の正直な気持ちに、目を向けてください。
お礼
回答ありがとうございます。 やはりカウンセリングは時間がかかるのですね。 私も、「許す」ことで「克服する」というのは違うと思っています。 できればたくさん読んだ本の中から読みやすい本を紹介していただけると助かります。