専門的な知識がある訳ではありませんので、あくまで参考になさって下さい。
そもそも職場での人間関係が理由でメンタル的に体調を崩した時、自分を見つめ直したら、ACではないかと気付いたのがきっかけでした。思えば、母との強烈な依存関係や、その時々絶頂期の彼氏にわざとケンカを売ってしまったり、急に不機嫌になったりして、それが原因で短期的に別れてしまうことを繰り返したりと、性格だと思って無自覚だったことが、ACが原因で心を壊しているのではないかと別々の出来事を一連の根本原因と自覚を持つようになったのです。
私の場合は、現在は(1)主治医である精神化の先生と、(2)職場の産業医と、(3)あとはHPなどでいろいろ検索しているうちに出会った”ヒプノセラピー”(いわゆる催眠療法)の三本柱でACの治療をしています。
あとは、HPで調べて、関連の研究をしている先生の著作を読んだり独自の研鑽もしています。
そこで、以下は完全な主観ですが、それぞれの特徴をお伝えすると、
一般的な精神科や診療内科は、医学的に語られすぎたり、根本原因の究明というよりはむしろ、今後どのように改善すれば心地よく生きられるかといったことにクローズアップされると感じます。先生によっては薬の処方メインのところもあると思います。(薬は現在常用していれば別ですが、出来るだけ飲まない、また飲まなくても良いケースも多いように感じます。安易に飲み始めてしまうと以後手放せなくなると思います。まずは自分にあった先生と出会うことが先決でしょう。)
これからの人生をどのように生きるか、よりもまずは先になぜ今これほど苦しいのか(生きにくいのか)という根本原因の究明をしたかった私は、正直精神科の先生だけでは満足がいきませんでした。
そこで自分でもあれこれ調べているうちにヒプノセラピーというキーワードと出会いました。これは催眠療法で、幼少期の自分と催眠状態で向き合い、大人になった今の自分が子供の頃の自分を癒してあげる治療です。
私の場合は、ここでの気付き・発見が大きな転機となって、飛躍的に回復の方向に向かっています。
私の場合、3人のそれぞれの異なる専門領域の先生たちが、私がそれぞれの先生にかかっていることを伝えている為に、それを否定もせず受け止めてもらっているので、健全な関係、ノンストレスの状態にあります。(これがなかなか難しいことで、実際専門の異なる先生が他社を認めるというケースは多くはないかもしれません。そういう意味で私は非常に人に恵まれており、ラッキーです。)
また先生の”当たりはずれ”は重要です。とりわけヒプノは個室で先生と一対一で向き合う個人経営的(マンションの一室的な)ところが多く催眠療法という、一種スピリチュアル的な(本当はそんなことのない医学的な治療ですし、欧米では保険診療が適用されるいたってフツーの診療方法です。)印象を持たれているという事実からも、とりわけ当たりはずれが大きなところだと思います。
何件か調べて、各先生にメールで問い合わせて一番対応が良かった先生へおもむいてみるなど工夫は必要です。
相性もあるし、先生の考え方が自分が納得できるものかという観点もあるし、その先生が”まっとうに”医療に従事しているか”という部分もあります。
まずは出来る範囲でアクションを起こされることをお勧めします。
共に生きやすい自分と出会いましょうね。