ゼネコン勤務者です。
ご検討中の物件がどの程度の築数が経っているかわかりませんが
近年のデベの案件では、1階及び最上階とルーフバルコニーがある住戸については
防犯センサー付のサッシ、防犯ガラス窓採用の案件があります。
マンションにはセキュリティラインと呼ばれる、高さのあるフェンス等が設置されていると
思いますが、実際に住居侵入しようとする犯人は乗り越えてしまうでしょう。
道路から部屋が見えてしまうなど等はカーテンやブラインド等で何とかなっても
ガラスを変えたり、防犯センサーを設置したりということは費用の面から考えても
難しいことがあると思いますし、設置できない場合もあります。
ですので、
1階の妻住戸(一番端の部屋)の場合は戸境の反対側の窓に面格子がついている事。
防犯ガラスを採用していることや防犯センサーの有無等を考慮するとよいと思います。
ただし、面格子については一般的ですが、防犯センサーや防犯ガラスについては
それなりに高価なものですので、値段に跳ね返ってくる場合があると思います。
しかしながら、1階は専用庭があることが多く、洗濯物を干したり、小さなお子さんを遊ばせたり
することができたり、1階だと下階への足音を気にしなくていい等と長所もありますので、
天秤にかけることもあるでしょう。
余談ですが、1階だからできる設備(床下収納等)もありますので、高いお買い物ですから
よくご検討されたほうがよろしいかと思います。