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名音楽家のコンプリート盤等で見付けた名演あります?
- ジャンルは問いません、それ程有名でなくともコンプリート盤が出るようなミュージシャン・歌手の、未発表曲でも既出曲の別テイクでも構いませんので、あまり知られてない、お薦めの曲・演奏ご座いませんでしょうか?
- コンプリ高くてあまり手が出ません。 私はこちら、生前に何かの規格盤でも出てたらしいですが、判りませんでしたので、★Konda - Miles Davis。‘コンプリートJACK JOHNSONセッション’より。
- また、✿INDIA~John Coltrane‘From the Original Master Tapes ’アブドラのウードドローンが入ってる完全版はこれだけでコルトレーン、ドルフィー、サイキックにブッとんでます。☆ボブ・マーリー‘Songs Of Freedom’ (4 CD) 特にAcoustic Medley ギター一本で却ってメロデーの良さ分かりました。 あと他にはチャーリーパットンだけガットしました。 もし広く知らせたい曲ご座いましたら、御願いします。
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ANo.1, 2です。 もう一つ見つけました。これくらいだったら未発表名演と言っていいかも!! Bill Evans & Jim Hall - My funny Valentine (alternate take) http://www.youtube.com/watch?v=dE9kiwpPTFg マスターテイクと聴き比べてみてください。全然違います。 Bill Evans & Jim Hall - My Funny Valentine http://www.youtube.com/watch?v=ReOms_FY7EU ご紹介いただいたYouTubeのウェスImpressions聴いてみました。ありがとうございます。 この演奏は聴いたことがありませんでした。 ところで面白いのはアナウンサーは曲名をImpressionsではなくSo Whatだと紹介してますね。オープニングはRound Midnightかい?とウェスに確認して、いやSo Whatだ!というやりとりが聴こえます。どちらも同じコード(モード)進行の曲ですが、So Whatはマイルスによるもので、Impressionsはコルトレーンの作曲です。 聴いてみればなるほど、どうもこの演奏は最初からウィントンケリーのソロがなかったようです。ウィントンケリーはノリのいいソロを弾くので大好きなピアニストなんですが、1965年というと少し絶頂期を過ぎた感があります。1965年吹き込みのUndilutedというアルバムはいいアルバムなんですけどね。 marc2bolanti様がモンクを聴かれるということなので、モンクのコンプリートでThelonious Monk & John ColtraneのThe Complete 1957 Riverside RecordingsというCDにいい演奏がないか改めて聴いてみましたが、マスターテイク以外のコルトレーンはかなりボロボロでちょっと名演奏というより迷演奏に近い感じでした。やっぱりマスターテイクにはそれなりの意味があるってことなんでしょうね(^^)。
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- ape_wise
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ANo.1です。お礼いただいたので、もうちょっとだけお言葉に甘えて。 ウェスのSmokin' at the Half NoteのImpressions(注:複数形です。アメリカに住んでいたことがあるのでこんな細かいことがやたら気になります ^^;)ってどうなんでしょう? というのはこの演奏、昔からウェスのWillow Weep for Meという別のアルバムに収録されていて、ウェスのソロはなかなか行けているのですが、ウィントンケリーのピアノソロがばっさりカットされているちょっと残念なテイクなんです。その後Smokin' at the Half Noteに収録されたテイクを聴いてみたらWillow Weep for Meのテイクと全く同じで、ウィントンケリーのソロがカットされたままです。 もしかするとオリジナルのテープがもう存在していないのかもしれないなーなんて思ってます。もしmarc2bolanti様がお聴きになってコンプリート盤にウィントンケリーのソロが入っていたら、私もぜひ聴いてみたいので教えてくださいね。 さて、安価に入手できそうなコンプリートの名演ということで、一つ思い出しました。こちらはYouTube視聴できますよ!! http://www.youtube.com/watch?v=qZ2HGyKSZyc マイルスデイビスとセロニアスモンクによる1955年ニューポートジャズフェスティバルでのRound Midnightです。CBSソニーから最近発売されているマイルスのラウンドミッドナイト+4というCDにもこのテイクが収録されています。+4なのでコンプリートといえないかも/(^^;)。 http://www.amazon.co.jp/dp/B00092QUG2 この演奏の歴史的意義は改めて説明する必要ないかもしれませんが、一応付言させてください。 マイルスはこのパフォーマンスでのクールなミュートプレイで、ニューポートに避暑に来ていた白人富裕層にウケまくりました。それに目を付けた大手レコード会社コロンビアは、白人リスナーに売り込むことを考えてマイルスと専属契約を交わすことになったとのこと。この結果、マイルスは黒人ジャズミュージシャンでありながらスターダムにのし上がっていきます。黒人ジャズミュージシャンが大手レコード会社と契約するなんて当時は異例中の異例だったようですよ。 それだけでなくマイルスは、コロンビアの勧めでレギュラーバンドを結成します。そしてコロンビアから得た資金にモノを言わせて、ジョンコルトレーンやキャノンボールアダレイ、ビルエバンスといった実力者たちをサイドメンに起用し次々にジャズの歴史を作って行きました。その最初の一ページがこの演奏だったそうです。 そんなスゲー演奏だったのか、ということを知りながら、このレコードを初めて聴いたときはちょっとだけ興奮したことを覚えていますねー。 ちなみにモンクという観点からもこの演奏はちょっと聴き物です。というのはモンクはNYCを拠点に活動していたのですが、NYCでバドパウエルと一緒に車に乗っていた時に、乗っていた車から麻薬が発見されて無実の罪を着せられてしまい、レコーディング以外のNYCでの演奏活動ができなくなってしまったのです。 当時のジャズミュージシャンはレコーディングで得られる収入なんて微々たるもので、かなり生活が困窮したようですね。モンクが演奏活動を再開するのは1957年くらいで、活動再開時にマイルスバンドをクビになったコルトレーンを雇い、彼のもとでコルトレーンは急成長を遂げたとか。ということで、1955年当時のモンクのライブレコーディングは皆無に近いのではないでしょうか。 余計なことをごちゃごちゃと書きました。お楽しみいただければと思います。すでにご存じだったらごめんなさい。
お礼
どうも、ようこそ! 充分楽しんで乗ってますよo インプレッションズ(もう日本語&絵文字でいいや(^^;)(^<^)、 レヴュによると、ケリーはウェスのソロに気圧されて、出来が良くないらしいですが、。以下の録音、御存知でしょうが、ラジオ出演時らしく何か語ってますけど私には聞き取れません。 ★ Impressions "Rare Recording" Live at Half Note . http://www.youtube.com/watch?v=pN30tqo31A0 これもウィントンソロ無いですね。 もしやマッコイ風モード奏法のソロは不得手なのか? 名手がそんな事は無いはずですが、。 ☆IMPRESSIONS/JINGLES 1965、ベルギーLIVE、これ誰? http://www.youtube.com/watch?v=XZDs3KgnQJk ピアノソロ有りますが、。 私やはりロックから入ってエレキマイルス周辺とジャズジャイアント位です。 モンクは尊敬してて十枚程度は聴いてます、年代は判りませんがYouTubeで結構、動画有りますが、3枚でてるDVDと重複してるのかな? 真夏の夜のジャズ。イーストウッド監修の‘ストレートノーチェイサー’、町をフラフラ彷徨くシーン有りましたね。奥さんと歩くシーンは感動的でした。 風狂の人ですかね? ★Thelonious Monk Dancing. http://www.youtube.com/watch?v=XjJYeCYO-hA そういや、マイルスCBS時代で最も売れた、ビッチェーズブリューでも全米で10万台だったとか、。それで、ジャズは日本や北欧のライブ多いんですね。 ここは意地でもう少し開けておりますので、又何か御座いましたらどうぞ、宜しく御願いします。 ありがとう御座いました。
- ape_wise
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"未発表"の名演というべきかどうか判りませんが、Wes MontgomeryのComplete Riverside Recordingsに収録されていた米国サンフランシスコ近郊のライブハウスTsuboでのライブレコーディングにはびっくりしたことがあります。たまたまこのエリアにツアーに来ていたマイルスデイビスのリズム隊(ウィントンケリー、ポールチェンバース、ジミーコブ)と、テナーの小さな巨人ジョニーグリフィンを起用してのライブ録音です。 レギュラーアルバムだとジャズの名盤"Full House"に収録されているBlue 'n' Boogieという曲に驚きました。 これまで知られていたBlue 'n' Boogieに比べてウェスモンゴメリーのソロが何と2コーラス長いんです。プロデューサのオリンキープニュースによれば、アナログのLPレコードに収録するのが辛かったから2コーラスカットしてしまったんだとか。 この曲、アップテンポの4ビートブルースで、ウェスがシングルノートでスウィンギーにまず6コーラス(だったと思う)歌った後得意のオクターブ奏法で盛り上げまくるという演奏で、ジャズギターフリーク達には長い間バイブルのような存在のパフォーマンスでした。 私などは学生時代に何度も聴いては練習し、完全コピーしたつもりでいましたから、コンプリートで聴いてみて、終わるはずのところで終わらないCompleteの演奏に大変衝撃を受けました。 こんな名演の録音テープにばっさりハサミを入れるなんてオリンキープニュースって何て奴なんだと思いましたね。 ただ大変残念ながらYouTubeでCompleteのBlue 'n' Boogieを聴くことはできないようです。どこかで手に入れて聴いてみてください。 ちなみにこのComplete Riverside RecordingsにはBlue 'n' Boogieの別テイクも収録されています。こちらはテンポがミディアムで、マスターテイクにはないポールチェンバースのベースソロもあるというものですが、少しマスターテイクに比べて緩慢な感じ。やっぱりアップテンポのマスターテイクの方がソロは秀逸だと思います。
お礼
おお! これは( ^_^)/わざわざ有難う御座います。 いや~助かります。 ここのサイトならコンプリート、 いわゆる大人買いで、結構あるかと考えたんですが、。 Alterd195さん等も、買ってないとの事でした。 そう言や私、質問文に例出した曲も、コンプリート盤のはYouTubeにはあまりアップされてませんね。 まあこれから自分で上げろ、と言う事ですね。 ウェスのComplete Riverside、Amazon で見たら、12枚組?ハハハ、こりゃムリだ。 Wesのギターコピーも私には無理ですけど。単音なら何とかなりますが、。 完コピですか、凄いなぁ。今聴くと、3連ハンマリング&プリングオフで2オクターブ翔ぶとか、。私がコピーしたJベックやスティーブハウとかのフレーズはWesのパクリですね。 このマイルスのリズム隊のプッシュ力は凄いらしいですね。私はシングルNoteのソロはケリーが一番好きなので、ワクワクして他のも聴いて見ました。 Cariba、とかは2Beat? 流石ウィントン、ジャマイカ生まれ、ピッタリなFunkyさですね。 同じメンツで一寸後、ヴァーヴ盤だけど結構熱いライブ Smokin at the Half Note LPでは2枚に別れてたのが、これもコンプリート出てるそうですね、これなら買えるや(^<^)。コルトレーンのImpressionも入ってるそうで、。 ★wes montgomery / No Blues . http://www.youtube.com/watch?v=bJee-SjCjIg Major6と♭3、Major3と♭7の増4度の音程強調がファンキーですぅ。 でも、8分音符のコードソロ取られたらもう、お手上げですわ! ケリーも聞き惚れてバッキング止めてしまう曲が幾つか有って、それもオクラ入りの一因だと、どっかのレヴューに書いて有りましたよ。 色々思い出させてもらい、刺激になりました。感謝いたします。
お礼
こんにちは、再回答ありがとう御座います。 アンダーカレントはよく、就寝時にコルトレーンのBalladsと交代でかけてました。結構寝られるので、最後までよくは聴いてません(^<^)。 成る程、特にバッキングの方針が全く違いますねぇ。マスターではエバンス、ブロックコードがシンコペし過ぎで一寸聴き難いかも、。 オルタナの方はいつもの2と4拍の裏に入れて、左手Bassウォーキング、ジムホールもそうですね。ギターソロも引き易い感じです。 まあソロの出来はどっちが良いかは解りません、好みでしょうか? Kind of blue セッションの時、マイルスがワザとトレーンとキャノンボール、エバンスとケリーを競合させて煽ったそうなので、エバンスはリズム的に対抗意識植えつけられたかな? とも勘ぐってます。 コルトレーン、57年は薬で一番ヨレヨレの頃ではないでしょうか? モンクとトレーン、私一番期待したセッションでしたが、マスターですらあまり印象残ってないんです(*_ _)。 それにしてもape_wiseさん、コルトレーンの住居跡、何度も行かれたようで、。お写真、感慨深いですね。 トレーンが疎かにされる事は無いと思いますが、アメリカ人以外の方が思い入れ強いかも知れませんね。 有難う御座いました。
補足
今晩は、ape_wiseさんが一番の JazzMan!と言う事で、そろそろ締め切りに致します。 ウィントン・ケリーのUndiluted、アマゾンでIt's All Right!とカップリング2in1のCD試聴しました。良いです!こんなの探してました。 マイルスと演ったKindobBlueでのソロが大好きで、他の有名ソロアルバムは買って聴いてたけど結構、フルVoicingのアートテイタムばり?のモダンな演奏だった気がして、、シングルNoteの軽い乗りのソロ、やっと出会えました。流石ジャマイカ生まれのカラコロ回る独特のスイングタイム、浮きうきしますね。 どうも有難う御座いました、感謝しま~す。