ストーリーではなく「名演」でおすすめの映画は？

質問

ストーリーの出来はともかくとして
この映画のこの人の演技は見るべき！という映画があったら
教えていただけますか？
今すぐ思いつくのは「ギルバートグレイプ」のディカプリオくらいなんですが。
多少ネタバレになってもいいので「どういう演技がみどころか」も
教えていただければと思います。
よろしくお願い致します。

回答No.8

noname#94448 · ベストアンサー

『アイ・アム・サム』のショーン・ペン＆ダコタ・ファニング
精神薄弱の父親役という難しい役どころをユーモアを交えて見事に演じきったショーン！頭脳明晰で可憐な少女役の天才子役ダコタ！
この二人の演技は必見です。
ダコタちゃんには、本人の身体の成長に逆らうように低俗な役者に変わり果てていった多くの天才子役の轍は踏んでもらいたくはないと心から願っております。

『チャンプ』のリッキー・シュローダー
残念ながらこのリッキー坊やはこの時が彼の役者人生の絶頂だったようですが、映画史に残る名演を見せてくれます。基本的に子供と動物を登場させての感動物は製作サイドのあざとさが目に付いて好きではないのですがジョン・ボイト、フェイ・ダナウェイの名優を脇に追いやった彼の演技は色褪せることはありません。古い映画ですが今でも自然と涙がこぼれます。

『ユージュアル・サスペクト』のケビン・スペイシー
恐らく、多くの方がこの映画における彼の演技を絶賛されると思います。脚本そのものも素晴らしいできですが、ラストシーンで単なる下っ端のショボイ親父の顔から残忍で冷静な主犯への変化を足の動き一つで演じきったケビン！なんたる恐るべし怪優！

『シャイン』のジェフリー・ラッシュ
公開当時、何の予備知識も無いまま鑑賞した一本。あまりの素晴らしさに友人に勧めまくった記憶があります。すべては、言語障害を負った元天才ピアニストを演じた主演のジェフリーの演技に尽きます。主人公が発する口癖の『i.i. it's a mi. mi.miracle』！
決して観て損は無い映画だと思います。

『セント・オブ・ウーマン』＆『セルピコ』のアル・パティーノ
いまさら言うまでも無い名優アル！その中でも私の一押しが盲目の退役軍人役でオスカーを獲得した『セント・オブ～』です。
目は開いているのに本当に光が見えていないのではと錯覚させる迫真の演技力！もう脱帽するしかありません。若かりし頃の『セルピコ』での苦悩する刑事役もなかなかのもんですよ。

『羊たちの沈黙』のアンソニー・ポプキンス
いまさら説明の必要もありませんよね！静かなる狂気を見せ付けた圧倒的な存在感。この人は本当に凄い役者さんです。

最後に邦画から一本
『麻雀放浪記』での高品格
当時、ＴＶドラマの老刑事役ぐらいでしか拝見したことが無かった彼の一世一代の名演技！年老いた勝負師の内なるオーラを見事に表現していてこの映画の質を２ランク程上げているのでは！と個人的には思っています。

とりあえず、簡単に思いついたものを挙げてみました。1作品でもご参考になるものがあれば幸いです。

お礼

おお！これまたツボが近い方かもしれません。
「アイアムサム」と「ユージュアルサスペクツ」の俳優さん達は
まさに質問文にも入れたかった方達なので！
素晴らしい演技ですよね。

ボクシングにあまり興味がないので「チャンプ」は観たことなかったのですが、
涙がこぼれる名演と言われると気になってきました。

「シャイン」！！
観たい観たいと思いつつ、そのままになっていた一本です。
思い出させてくれてありがとうございます！
しかもオススメ文読んでますます楽しみになりました。

「セント・オブ・ウーマン」は観たことがないのですが、目が開いているのに見えない役というのは役者の腕の見せ所だと思うので、ぜひ観てみたいですね。

「羊たちの沈黙」は恐くて観られません(^^;
恐がりですみません。

いっぱいあげていただいてありがとうございました！

回答No.15

kurukuru

・『レインマン』のダスティン・ホフマン。ストーリーも感動的だったけど、それもダスティン・ホフマンの自閉症の演技力があればこそ。本当に上手かったです。

・私も『タクシー・ドライバー』のデ・ニーロのキレ具合は地でやってるようにしか見えない。この人はこういうキレキャラが本当に上手いですね。

・『奇跡の人』では、サリバン役のアン・バンクロフトがアカデミー主演女優賞を、ヘレン役のパティ・デュークは助演女優賞を獲ってましたが、さすがと思わずにはいられない両者の演技力です。個人的にはパティの野生児そのままのヘレンが特にすごいと思いました。

・『ヴェニスに死す』の高名な作曲家役ダーク・ボガードと、彼を翻弄する美少年シルバーナ・マンガーノもすごいです。
ダーク・ボガードの哀れで醜悪な翻弄されぶりと、彼に流し目を送る美少年。なんだこの少年はっ。この年でこんな流し目ができるなんてっ。元祖流し目王子ですね。
ダーク・ボガードの演技がすごいです。よくぞここまで陶酔する男を演じきった。

お礼

おお！上から３つは既に出ているタイトルなので
複数の方が挙げる分、見ごたえありそうですね。
（名画としても定番ですよね。今まで観てなかったことを反省）

個人的には流し目美少年がかなり気になります（笑）
「ヴェニスに死す」も有名ながら観たことがなかったので
ぜひ観てみたいと思います！

ありがとうございました！

回答No.14

igie

少し前の映画ですが、「真実の行方」をオススメします。
当時、無名だったエドワード・ノートンの静の演技に圧倒されます（主役のリチャード・ギアを完全にくってました）。
映画自体もとても面白いので、ネタバレなし、予備知識なしの状態で観ていただければ…と思います。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id51437/

余談ですが…、他の方があげていらっしゃった「HEAT」は名優揃いのなか、個人的にはアシュレイ・ジャッドの演技に魅了されました。　ストーリーの本筋に大きな影響はないのですが、あの表情は今思い出しても切ないです。

お礼

そうそう！「真実の行方」も当時エドワード・ノートンの演技とストーリーが
すごく評判よかったので気になっていました。
でもレンタル店に行くとタイトル忘れたりしてなかなか
借りられないままでした（汗）
この機会にぜひ観てみたいと思います。

HEATは演技派が揃っているようですね。
ますます楽しみです。
ありがとうございました！

回答No.13

ucok

＃１０です。ちなみにですねえ、私も『マシニスト』は「精神的にかなり追い詰められそうでちょっと観る勇気がな」かったのですが、意を決して観てみたら、この役者魂を見られて本当によかった、と思いました。内容も、想像していたほど救いのない世界ではありません。

お礼

何度もありがとうございます。
あ、そうなんですね。
ではではレンタル店で見つけたら勇気をもって観て見ます！

回答No.12

Heartmine9

ロバート・デ・ニーロです。
二度のアカデミー賞受賞を誇り、過剰なまでの役作りは多くの俳優に強烈な影響を与え、ディカプリオも「尊敬する俳優だ」と言っています。
最高の俳優の一人でしょう。

『ゴッドファーザーPART II』では、シチリア島に住んで、イタリア語をマスターした後に、マーロン・ブランドのしゃがれ声を完璧に模写した。

『タクシードライバー』では3週間、ニューヨークでタクシードライバーとして働いた。

『ディア・ハンター』では、物語の舞台となったピッツバーグに撮影数ヶ月前から偽名で暮らしていた。さらに鉄工所で働こうとしたが、現地の人に拒否されたという。

『レイジング・ブル』では体を鍛え上げボクサー役を演じた後、老いた主人公を演じるために体重を20キロ増やした。
このためにイタリアに赴いて、現地のあらゆるレストランを食べ回った。

主人公がユダヤ人の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』では、ユダヤ人家庭にホームステイした。

『アンタッチャブル』では実際に頭髪を抜いて、アル・カポネを怪演した。
体重は直後に別の映画出演が決まっていたので太るわけにいかず、ボディスーツを着用した。だが、顔だけは太らせて撮影に挑んだ。

『ミッドナイト・ラン』では、マーティン・ブレスト監督と共に実際の賞金稼ぎと行動し、捕獲の瞬間、張り込み、捜査の方法などを経験した。

このような取り組みを示すデニーロ・アプローチという造語まで出来ました。

お礼

はい、私もデニーロは好きです。
が…、こちらはwikiのコピーでは…？
ご自身の言葉で伝えて欲しいです。

回答No.11

noname#180131

最近では、「300＜スリーハンドレッド＞」のジェラルド・バトラー、「酔いどれ詩人になる前に」のマット・ディロン、「厨房で逢いましょう」のヨーゼフ・オステンドルフが印象に残りました。
ジェラルドのマッチョな肉体美と一言一言に力を入れ過ぎた話し方に惚れました。やさぐれた主人公をさりげなく演じるマットもよかったです。本物の料理人と見紛うばかりのヨーゼフの手さばきに驚かされました。

お礼

「300」の彼ですね。この映画は様式美みたいなものがあるので
確かにその中での彼のキャラクターは素晴らしいですよね。
ただ、今回はそういう方向ではなくてリアリティのある名演技を
観たいなぁと思っています。

そういう意味ではマットディロンと「厨房で逢いましょう」は
気になります。特にマットは90年代の映画はぼちぼち観てるのですが
最近の映画を観てないのでどんな演技をしているのか楽しみです！

回答No.10

ucok

『シックス・センス』のトニ・コレット。オスカー候補にもなりました。

それから『マシニスト』のクリスチャン・ベール。これは、オスカーには、これっぽっちも引っかかりませんでしたが、どの役者も光っている映画だと思います。

どちらも、私はストーリーも好きです。

お礼

シックス・センスですか！
これ観たかったんですが、観る前にオチを知ってしまって
観るのをやめてしまったんです。
でも演技をみる、という視点でなら楽しめるかもしれませんね。

マシニストは知らなかったんですが、DVDの表紙見ただけで唖然…。
ものすごいことになってますね。
まさに役者魂…。
演技もかなり期待できそうですが、精神的にかなり追い詰められそうで
ちょっと観る勇気がないかもしれません（汗）
でもここまで役作りしている方がいると知ることができたので
よかったです。

ありがとうございました！

回答No.9

ultraCS

かなり違う方向ですが

「ドレッサー」

アルバート・フィニーとトム・コートニーに依る名優の名演対決

お礼

すみません。初めて知りました。
ちょっと検索してみたんですが、評価も高くて
おもしろそうですね！
近くのレンタル店にあるかわかりませんが
探してみます。
ありがとうございました！

回答No.7

ftogsr1974

これはもう、間違いなく「ハスラー２」です。
絶対のお勧めです。
往年の名プレイヤー役の「ポール.ニューマン」、それに対する「フォレスト.ウィッテカー」の憎らしいほどの名演技！
ビリヤード場で繰り広げられる駆け引きは、見ているものさえ欺かけます。
「ギルバートブレイク」のディカプリオも、「やるなぁ」と思いましたが、それ以上の物でも、それ以下のものでも無く、ただ役をこなしている（見せている）だけな様な感じかと。でも凄いアクターに違いありません。
知的障害者の方たちの人と触れ合う機会が頻繁にあるのですが、もっと彼らは「自分をアピール」してきますから。

邦画ですと、竹中直人監督主演の「無能の人」で、故マルセ太郎に女房を寝取られてしまう「神戸浩」氏。この人キャラクターには誰も及ばないと思います。
脳性麻痺のアクターですが、これはもう「演技」を超えている、でも演技している所に圧倒されます。
阿部寛主演「奇談」の重太役は、原作を知る者にとっては、まず違和感の無い配役かと（本当はもっと老けてはいますが）。
以上、フォレスト.ウィッテカー、神戸浩。
この２者が全てかと、勝手に思っています。

参考URL：

http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=122292&ct=

お礼

「ハスラー２」有名ですが、自分がビリヤードをやらないもので今まで全くリストに入ってませんでした。
でも、駆け引きっていうのはまさに演技の見せ所ですからね。
すごく観たくなってきました。

「無能の人」はずっと気になりつつも観たことがなかったのですが
「演技を超えている」なんて言われたら観ずにいられません！
神戸浩さん、出演リストを見ると観ている作品も結構あるのですが
どなたかいまいちピンときていません。
でもきっと一度認識したら忘れられないんでしょうね。
どんな演技しているのか楽しみです。

ありがとうございました！

回答No.6

shambala

最近観た映画の中では『ブラッド・ダイヤモンド』のディカプリオですね。これは内容も良かった何でアカデミー賞取れなかったんだろう？と思えるぐらいディカプリオがよかったですよ。
ここ数年の彼は雰囲気が良いというか『タイタニック』の頃とは別人のように思えます。
すでに観ていましたらすみません。。。

あとは私もデニーロです。
『タクシー』この映画に出てくる娼婦役のジョディー・フォスター（当時１３歳）も必見です。
『レナードの朝』子供の頃から２０年（３０年だったかも・・・）ぐらい昏睡状態となっていた彼が目覚めて・・・精神は少年時代のままなのにからだは・・・という実話を基にしたもので何ともいえない話なのですがデニーロの演技にはひきこまれます。。。。
『ケープ・フィアー』１９６２年公開のリメイク作品らしいのですが私はこれしか見てませんがデニーロがとにかく怖い・・見た目ではなく人間の狂気の怖さとでも言いましょうか・・・。
『アンタッチャブル』の役のために髪を抜き禿に見せ太ったデニーロにも脱帽です。この方はほんとに凄いと思います。
これらの作品同じ人が演じているとはとても思えないです。。。

お礼

おお！shambalaさんとは好みが合いそうです（笑）
私も今年観た中では『ブラッド・ダイヤモンド』のディカプリオ
なんです。ギルバートグレイプの頃は好きだったんですが、
タイタニック以降の彼にはいまいちピンとこなくて。
今回ようやく演技で納得した気がします。

そして、デニーロもいいですよね！
「レナードの朝」も大好きです。ほんと素晴らしい。
「アンタッチャブル」は下でもオススメに入ってるので
改めて観て見ようと思います。
観たのが大分昔でストーリーさえ半分忘れているので・・・
ケープフィアーは観たことがないので、こちらもチェックしてみようと思います。
ありがとうございました！

回答No.5

zosterops

参加させていただきます。
みなさんの回答にどれも賛成で一票投じますね！

たくさんありますけれど、、、、

・「チャンス」　ピーター・セラーズ
　　http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD5834/index.html

　ピーター・セラーズ（晩年）御本人にも見え、役の本人にも見える。

（ほか比較参考作品「何かいいことないか子猫チャン（1965）」も最高。）

・「お熱いのがお好き」　「アパートの鍵貸します」ジャック・レモン

　この人の上手さとひょうきんなセンス光ってます。

・「奇跡の人」　アン・バンクロフト、（パティ・デューク）

　熱演のひとこと。

「名」演技の名をお付けできるのは、やはりかなりのベテランさんに対してですね。

かなりおおまかですが、ヒッチコック作品はどの方も見ごたえあり、私としては「ハリーの災難」　のシャーリー・マクレーンや「ファミリー・プロット」「裏窓」「めまい」なども、はずせません。
ほかには近年の男優女優賞取得作品（特に過去に助演を取った方々（およびその作品の共演者）をお見逃しなく）をチェックされるとハズレはないかと。
たとえば、「月の輝く夜に」※　のオリンピア・デュカキスさんなど。
この作品を観てキャスティングされた「マグノリアの花たち（1989）」（Ｓ・マクレーンも共演）は、ほかのどの出演者もみなさん最高ですよ。

それから、ディカプリオさんと同世代まで来ると、
「レッド・ドラゴン」のエドワード・ノートンの演技（エミリー・ワトソンもいい！）。

（※追記ですが、このニコラス・ケイジの演技も私には永遠の五つ星です）

止まらなくなりますので、このへんで。
おじゃましました。

お礼

うわぁ、いっぱいありがとうございます！
「チャンス」はレンタル店で気になりながらも観たことはなかったので、ぜひ見てみようと思います。
こういうちょっと昔の作品だけどいい演技、っていうのもすごく興味あります。

他のタイトルも定番ながら観てないものがほとんどなので、順に観ていきたいと思います。
ありがとうございました！