理不尽すぎる!!
離婚しました。
小さい頃から、キャリアウーマンを目指して、一生懸命に頑張ってきました。ずっと一生仕事を持とうと思っていました。
結婚する前に勤めていた会社はよい会社でしたが、私のやりたい仕事ではありませんでした。結婚を機に、転職しようと思って、会社を辞めました。30代そこそこの女性でも、結婚してしまうと、正社員としての道が閉ざされることも知らずに。
結婚してから、世の中のこの理不尽の事実をはじめて知りました。紙一枚で、自分の人生がそんなに変わるなんて、凄くショックでした。そして、この世の中は残酷だなと思いました。一人女の将来をこうにも簡単に閉ざしてしまうなんて。
結婚してからも運よく結婚前に勤めていた会社を勤め続けられる女性たちを除き、この世の中、結婚、あるいは、出産を機に、家庭に入る女性は大半だと思います。例え働くとしても、契約社員や派遣社員など、家庭の収入の補助として働く女性は多いではないでしょうか。
そして、例え共働きのキャリアウーマンだとしても、女性の生まれつきの特徴として、男性よりより多く家事を負担するでしょう。
世間では、これは女性の内助の功、男への支えとも言います。
しかし、結婚が旨く行くならともかく、そうでない場合、女性はどうすればよいでしょう。堪えられない結婚生活でも堪えるならともかく、堪えない場合、忽ちお金、いわゆるどうやって生きていくかの問題が出てきます。
男は長年親にやってもらっているようなことを女房にやってもらって、自分がキャリアに集中すればよいですけど、女は??結婚すると、多少なり女はキャリアは影響されるでしょう。益して、家事を一心に受け持った専業主婦の場合、どうやって社会復帰すればよいでしょう。
社会はこの点を考慮してくれているでしょうか。
この最近、何度も法律相談へ行きました。弁護士先生の答えは慰謝料の相場はよいほうで200,300万円そうです。私が正社員として働いた時の年収の半分以下です。夫は長年私に支えてもらって、年収が400万円も上がったようです。私は長年自分の人生を捧げて、もらえる慰謝料は元夫の上がった年収にもならないでしょう。
こんなのはあまりにもおかしくありませんか。女の人生も親が自分の人生を掛けて一生懸命育ったものです。こんな形で他人に捧げられるなんて、女にも、女の親にも、あまりにも酷すぎるではないでしょうか。
結婚した時は「しょうがない」の一言で女を家庭へ追い込み、離婚した時はまた「しょうがない」の一言で女を生活の保障のない世界へ追い込み、こんなの、あまりにも無責任で、理不尽で、おかしくありませんか。
こんな理不尽なことの相手は一人の人生、そして、その親の人生です。
あまりにも理不尽すぎると思いませんか???
弁護士先生には、「この経験をバネにするしかない。」と言われました。それならば、法律は存在する必要はありません。
皆さんはどうされているでしょうか。こんな理不尽な現状を受け入れているでしょうか。