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プロテインについて

プロテインを飲むと筋肉がつきやすくなるとききますが、具体的に教えていただけませんか? 部活で最近筋肉の衰えを感じます。 わたしの友達はプロテインを牛乳に溶かして飲んでいるらしくて、 自分でも調べたのですが、どんな効果があるのかわかりませんでした。 ちなみに私は女です。 筋肉は脂肪より重いと聞くのですが、 筋肉が増えるとその分体重も増えますよね。 どうぞよろしくお願いします。

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  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.1

プロテインとカタカナになったとたんに魔法の力が現れるようですね。(^^)  以下とっても長いですが、サプリメントや食事についてとても大事な事です。  家庭科や理科で学ばれたように、プロテイン=タンパク質は三大栄養素のひとつです。たんぱく質(プロテイン)はアミノ酸まで分解されて消化吸収されます。決してタンパク質(プロテイン)のまま吸収されることはありません。もしそうなら、確実にアレルギー反応で死んでしまいます。  言い換えれば、タンパク質(プロテイン)と言っても実際に必要なのはアミノ酸です。 そして、ここから大事!!!--理科(生物・化学)や家庭科で習ったはずです。  動物は必要な有機栄養素を食事の形で摂取します。(植物は無機質から有機物を合成できる)摂取した栄養素は部品の状態で吸収され、体内で必要な物質に再構成されます。  糖類(デンプン)→単糖類(ブドウ糖など)  タンパク質(プロテイン)→アミノ酸  脂質→脂肪酸 に消化吸収された後で、必要なものに変えられます。  単糖類(ブドウ糖など)→ブドウ糖、グリコーゲン、脂質  アミノ酸→タンパク質、酵素  脂肪酸→各種脂肪酸 また、これらはエネルギー源にもなります。  吸収された栄養素は体内で、必要なものに再合成されますが、進化の過程で、常時摂取している食事に含まれる物質は体内で他の物質から再合成する能力を失っても生存に影響ありませんでしたから、その仕組みを失っても生き残ってきました。  分かりやすい例だと、ビタミンCは先祖が草食動物であった霊長類にとって食事に常に含まれていますから合成する能力がありません。★そのため食事から摂取する必要があります。★しかし、犬や猫のような草食動物にとっては、元々食事に含まれていませんから体内で(ブドウ糖から)合成できますから、彼らはビタミンCを摂る必要は全くないのです。  タンパク質(プロテイン)--アミノ酸---も同様で、食事に含まれるはずのアミノ酸は体内合成できません。それが必須アミノ酸と呼ばれる9種類程度のアミノ酸です。 【重要】偏食しなければ、不足することはないという意味です。  ところが、食事やサプリメント)から摂るタンパク質(プロテイン)を消化して得られるアミノ酸には偏りがあります。!!!  ⇒必須アミノ酸 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%85%E9%A0%88%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%8E%E9%85%B8#.E3.82.A2.E3.83.9F.E3.83.8E.E9.85.B8.E3.81.AE.E6.A1.B6 )  以下はよく読んでおくこと!! [例]  トウモロコシにはトリプトファンというアミノ酸がとても少ないため、トウモロコシだけに依存した食事では、そのアミノ酸を原料にする様々な物質や反応に支障が出ます。かってイタリアや中南米に良く見られたペラグラ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A9 )と呼ばれる疾患は、それが原因です。 大事なことは、 ★偏食しない食事を摂ること。   家庭によると調理担当者の嗜好によって偏りがあることもあるので注意 ★十分な運動をすること   体は必要なら、【原料さえあれば】その物質をせっせと合成してくれる。   コラーゲンやヒアルロン酸は体内でいくらでも合成できるので、食事から摂取しても   意味ありません。なぜならバラバラに分解されてコラーゲンやヒアルロン酸ではない   状態で吸収され、運動で関節に必要なら再合成される。運動しなけりゃ作られない。  この二点です。 『部活で最近筋肉の衰えを感じます。』  筋肉に130%の負荷をかける運動を継続的に行うと言う風に言われるのは、それによって一時的に不足させて、体内で筋肉を構成するタンパク質合成を促すと言う意味です。 『筋肉は脂肪より重いと聞くのですが、』  確かにそうですが、脂肪もたんぱく質も人体には必要です。脂肪にも必須脂肪酸( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%85%E9%A0%88%E8%84%82%E8%82%AA%E9%85%B8 )があり、脂肪と必須脂肪酸の関係も、たんぱく質とアミノ酸の関係に良く似ています。  どちらが増えるかは、運動と余剰エネルギーの関係ですね。  脂肪は、エネルギーを蓄える最も効率的な方法ですから、 ・摂取したエネルギーがあまれば ・食事が不安定だと  脂肪として蓄えられますし、筋肉が足りなければ筋肉が増える。  ★食事が不安定--きちんと朝昼晩定期的に一定量食べなかったり、たまにダイエットしたりすると、体は飢餓に備えて、あまったときに蓄えようとします。--脂肪の形で--- 『筋肉が増えるとその分体重も増えますよね。』  以上をよく読めば、どうすればよいかが分かると思います。アスリートなら、同じ体重でも志望より筋肉が多いほうがスリムで良いと言う事ですよね。細くなって力が強くなる。体重だけで肥満か否かは決められないと言うことです。  学校・学年が分かりませんが、基本的なことは家庭科・化学・生物で習っているはずです。(習うはずです)  サプリメントは高いだけで、効果があるとは考えられていません。  ⇒「健康食品」の安全性・有効性情報( http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail1056.html )  大事なことは、継続した一定量以上の運動と、(増減しない)継続したきちんとした偏食のない食生活。

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