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貿易収支はどの程度が適当?
原発問題や円安などが起爆剤となり、貿易赤字がさらに深刻化してますが、輸出入のバランスは現在の日本においてどの程度が好ましいのでしょうか? グローバルな今、黒字がよいとは一概にいえないと思うのですが如何でしょう?
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日本は資源、特にエネルギーと食料を輸入しなければならず、赤字が続くと円が下がり、輸入しようとする物資の価格が上がってしまいます。しかし、黒字があまりにも大きいと、これは円が高くなり、輸出産業に悪影響が出るし、世界的に見ると、どこかの国がその分赤字が増えているというゼロサムゲームである以上、これは国際協調の立場から見て望ましいことではありません。 更に日本は海外に膨大な資産を抱えており、これから上がる利益が入って来るので貿易外収入が貿易収支の赤字をじゅうぶんに補えるという事情があるので、どちらかと言えば、多少の赤字があった方が円安が維持できるので都合がいいということもあるのです。現在経常収支は黒字ですから、これが赤にならない程度の貿易収支が理想と言えるでしょう。
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- AR159
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回答No.1
海外での現地生産比率が高まると貿易収支の黒字が減ります。その分海外投資から得られる所得収支の黒字が膨らむという関係にあります。 最終的に経常収支がしっかりしておれば良いのでしょうが、感覚的には貿易収支も黒字維持というのが望ましいように感じます。
質問者
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。現在経常収支は黒字で、これが赤にならない程度の貿易収支が理想という部分、納得いたしました。