あなたの考えは非常によくわかります。あなたが得た情報からはそう考えるのはむしろ当然です。
しかし、少しその情報に私から付け加えさせてください。
確かに、そこそこの大学出身の場合、仕事ななかなか見つからない場合はあり得ます。専門学校出身では就職率が高いところが多いので大学行くより専門学校いった方がいいと思うのは当然です。しかし、この考えには大きな落とし穴があります。専門学校の就職率の高さは、作られたものです。就職できなかった学生を卒業させなかったら(留年させれば)もれなく就職率は100%になります。例えば、「就職対策講座」なんてものを卒業単位に組み込んだ場合、就職できなければその講座の修了を認めなければ卒業できません。さらに卒業後何年間同じ職場にいたかの結果は公表しません。専門学校としてはとにかく一度就職させ数字を守ろうとします。そのために、なかなか就職が決まらない人には専門学校で習ったこととは全く関係ない職種の紹介をすることがあります。
昨今は、就職が難しい状況にあり、専門学校としても学生確保には「立派な就職率」が必要です。こうした実態が歴然として存在します。一方大学は今までこうした状況に無関心でいたために、それほど対策をしていません。ただ、新興大学は積極的に対策し名前を売ろうとしていますが、大企業としては大学入試時点で名門大学の学生と能力の違いを決定づけられた学生をわざわざ取りません。社内に入って同じ教育をすればどちらが伸びるかは一目瞭然。大学の就職対策の違いからくる学生の差なんて見抜いています。
どこからが難関大学かは人によって違いますが、マーチ以上を名門大学とすれば、(企業の大小に限らず)、世間の関心の80%はマーチ以上に偏り、残りの20%をそれ以外の大学と専門学校・高卒が均等に分けている感じです。マーチ以上はそれ以外の全部の20分の1程度です(人数比較です)。全体の5%が関心の80%を集めています。総額1万円の競争(参加人数合計1万人)をしたら、マーチ以上の人は全員で8000円、1人当たり16円ですが、それ以外の人達は総額2000円、一人当たり0,2円。価値が80倍違います。
難関大出たからいけない企業はありませんが、逆は有名企業ほぼすべてといっても過言ではありません。
お礼
丁寧にご回答ありがとうございます。 専門学校が就職に関していいことだらけというわけではないのですね。 大学目指して勉強がんばりたいと思います!!