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エビネの鉢植えと山ゴケ
エビネの鉢植えをはじめた初心者です 解説書とか読むと、鉢植えの上に山ゴケなど(生きているもの)を貼る人もいるようですが、 貼ったほうが良く育つのでしょうか? 山ゴケが余っているので、よく育つのなら貼ろうかなと思いまして エビネはヒゼンです。
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苔を置くのには目的が二つあります。 一つは観賞目的で、言ってみればお化粧です。展示会に出したい場合とか、とにかく 土を見せたくないという場合で、生きたシラガゴケが使われます。見た目はいいの ですが、栽培上の利点はあまり無いような気がします。「気がします」というのは、 シラガゴケを置いた状態で上手に育てている人を見たことが無いのと、私自身やっ てみたことが無いからです。 もう一つは栽培上の目的で、こちらは生きた水苔が使われます。私が師と仰ぐ名人は 二人とも土の表面に生きた水苔を置いていました。エビネはランの中では水を好む部類 に属しますので、苔を置くことで湿度保持が期待できます。さらに生きた水苔には抗菌 作用があり、菌が繁殖しにくくなります。それから用土が水やりのとき流れないという 効果もあるので一石三鳥です。ただ一つ問題があるとすれば、生きた水苔が入手しにく いということです。 お持ちの苔は山苔ということですので、栽培上の効果はあまり期待できないと思います。 生きた水苔は魅力的なのですが、基本的な栽培ができてこその効果というのを頭に入れて おいてください。
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ありがとう!!!