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Linuxのパーティション容量の考え方とは?
- Linuxのパーティション容量の考え方がいまいち分かりません。/には50GBまでっていう意味が分かりません。/は/homeも含めたファイルシステム全体ですよね?
- 例えば、/homeの使用容量が80GBになったとして、/homeは100GBなのでまだ大丈夫ってのは分かるんですが、/が50GBまでだと、/homeが容量50GBになった時点で、/の50GBを超えてるので入らないんじゃないですかね?
- それでは、/と/homeの容量の考え方はどうなるのでしょうか?/の50GBは/homeを除いたその他のディレクトリの合計を表しているのか、それとも別の意味があるのか確認したいです。
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UNIX OSは、ひとつのファイルシステムツリーを以ってすべてのストレージを利用します。 ですから、そのファイルシステムツリーを 後発のMS-DOS,Windowsのドライブレターと同様に考えることは誤りです。 ドライブレターは、複数のストレージ(複数のボリューム,パーティション)を 抽象化して、柔軟に利用することを阻害する不便なシステムですが… 物理的に、異なるディスクを取り扱うFDD中心の環境で、わかりやすいシステムでした。 その仕組みを、HDDでも踏襲したのがWindowsです。 それはもともと、複数のストレージがあっても、ひとつの資源として抽象化し 多人数で運用するように作られたUNIXとは、概念自体が違うようです。 Windowsにおいて、同じHDDの第一のパーティションと第二のパーティションは C:ドライブとD:ドライブとして別々に扱われます。 UNIX系OSであれば、それはファイルシステムツリー上の、どこかにマウントして使うもので 常に、ディレクトリーのフルパスは/から始まります。 (WindowsではフルパスはC:やD:やE:など、不定の文字列から始まり、パーティション間のデータ移管の障壁となることがあります) このフルパスの先頭にある/がルートディレクトリーを指し /パーティションとは、ルートディレクトリーがあるパーティションです。 ですから、その/パーティションに構築されたUNIX系OSでは そのパーティションが必ず/であり… 他のパーティションは/の下のどこかにマウントされます。 (CDやUSBメモリーから起動したUNIX系OSを用いると、/は別の装置になります) この関係は、UNIXにとってはあたりまえのことですが Windowsに慣れた人であれば、C:ドライブの下にD:ドライブがあるという構造を 理解しづらいのかもしれません。 /homeパーティションは/パーティションの中の/homeディレクトリーにマウントされますが これは、独立した二つのパーティションであり 構造として、/の下に/homeがあるだけで /の中に/homeが入っているわけではないのです。 /はファイルシステム全体ではなく、ファイルシステムツリーの一番上を表すだけです。 dfコマンドや、(KDEの)kdfや、各種のシステムモニターなどで パーティションの諸費状況を見ると、そのへんはわかりやすいかもしれません。
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- iioi
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/ /var /etc /usr /home があったとします。 /homeは別パーティションで500GB作ってマウントしている状態です。 /は残りの /var /etc /usr が利用できる状態。 質問者はマウントの意味をまず理解しよう。
- ya9pon
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それって、/と/homeを別々のパーティションに設定した(別々にマウントしてる)場合なのでは。 それぞれマウントしてるパーテョションの容量までは使えますよ。
お礼
えっと・・・ / と /homeは別々のパーティションですよ。 /home自体は、ファイルシステムの/以下にあるでしょ? なのに、/が50GBってつじつまが合わないかと思うんですよ。 説明が下手ですいません。
お礼
とても分かりやすい説明していただき、ありがとうございました。 >構造として、/の下に/homeがあるだけで /の中に/homeが入っているわけではないのです。 はやりそういうことだったんですね。自分でも調べていて、そうじゃないかなとは理解していたんですが、認識が正しいかどうか微妙だったのでこのうな質問になってしまいました。 やはりそういう概念だったんですね。