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学校の教科書って
どうして改訂があるのですか? 例えば、あまり新しい内容を追加する必要のない英語なんかでも改訂があります。よくなっているならともかく、悪くなっている場合もあると思うのですが、やはり改訂は出版社のためのものなのでしょうか? 英語とかはもう決定版のようなものを作ることができないのでしょうか?
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それはビジネスだからですよ。 だって英語の教科書には訳が載っていません。 それだけでは独学できません。 必要であれば教科書ガイドを買う必要があります。(約2千円) また、教科書にはリスニングの問の記載がありますが、 必要であれば別途購入する必要があります。(数千円) 教科書がずっと同じなら、ご近所などでおさがりされていきますが 改定されると買い替えるしかないです。
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- TANUHACHI
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追記。 >英語とかはもう決定版のようなものを作ることができないのでしょうか もし「現代の英語」と「シェークスピアの時代の英語」が同じものだったならば、改訂する必要性もないでしょう。けれどもシェークスピアの時代の英語は現代の英語とはかなり違ってもいます。 明治時代の文豪、夏目漱石の言葉をそのまま現代の言葉と同じということにはなりません。言葉は時代そして地域によっても様々に異なっています。オーストラリアの英語とアメリカ本土の米語も「同じ英語の仲間」とはいっても異なる部分があります。 「英語とか」といっても、この「~とか」の具体的な内容が必要です。もし英語以外でも「改訂する必要がない教科」があると仰るなら、その教科目を明記する必要もあります。当然ながら答えることもできないでしょうね。また同時に「悪くなっている場合」の具体的な内容も説明していただけませんか? 質問者様の質問の立て方には、「基準とすべきもの」が決定的に欠落しています。ですからこの様な乱暴な質問をしてしまっていることになります。
- TANUHACHI
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「教育」と一口にいっても「学校教育」と「学校教育以外の教育」の二種類があります。 学校教育は日本国憲法に謳われている「国民皆教育制度(一般には義務教育と呼ぶ)」を受け、教育基本法ならびに学校教育法に、その意義と目的が示されています。 そして学校教育は教育課程により編成され、その編成は児童生徒の心身並びに知的精神的発達段階を考慮して編成されています。 そして教科書は文科省の学習指導要領に準拠し、文科省の検定を経て始めて「教科用図書」として採用が認められる形になります。 そして「改訂」の問題ですが、これには全面改定・二分の一改訂・四分の一改訂などの区分があり、通常は四年毎に行われてきましたが、、学習指導要領の改訂により平成21年から平成25年度に至る迄は変則的な形で改訂が行われてもいます。 「英語」といっても、読解分野・文法分野・作文分野・会話分野の領域と共にそれぞれ「読む力」「書く力」「聴く力」「話す力」があり、それぞれが独立すると共に密接な関係をも持っています。 学校教育では「基本的な学力の育成」を目標としますから、民間の語学スクールとは目的も異なります。「不定詞」を扱う単元でも「to不定詞」もあれば「原形不定詞」もあります。なぜその様な違いがあるのかとの理由も合わせて説明します。語学スクールなどでは、こうした部分は扱わないでしょう。 そして「不定詞の性質」として名詞的用法もあれば形容詞的用法そして副詞的用法など幾つかの種類があり、それも「基本文型」との関連で理解することも必要になります。これも語学スクールでは飛ばす部分でしょう。意思疎通ができればそれでいいやと結論づける教育の形と「なぜそうなるのかを考える道を模索する」教育では「教育の形」が本質的に異なります。何れが優れているのかなどとの問題ではありません。またそれを比較する意味もないと申し上げさせていただきます。 もし質問者様の前提に基づくなら、理科や社会の科目で「新たな発見がなされ、それが学界の共通的な見解になり得た場合」ですらも、その新たな知見を教科書に盛り込むことができない、との話になってしまいます。
補足。 教科書会社のセールス的には,現場の教員からの要望や苦情を反映させた改訂を行うこともあります。競合他社の教科書を調べて,「うちは負けてるぞ」とか「セールス合戦で弱くなるぞ」と感じる部分があれば改訂します。 ぼくがこんな内情まで知っているのは,ぼくも教科書(英語ではない)の著者のひとりだからですよ 笑。
補足。 >プロからみると「不勉強だなあ」 知人の教員(社会)のはなしですが,「期末試験をしたら,おんなじ記述の誤答が続出するんだよ。原因を調べたら,英語の教科書にその記述があったんだよねえ」。
制度的には,文科省の「学習指導要領」が改訂され,たとえば「会話文を重視せよ」とされれば,会話のページを増やす方向で教科書が改訂されるでしょう。 テーマ的には,話題性の高いものを取り込むこともあります。たとえば「環境問題」など。ただし,英文学や英語学が専門の人間が書きますから,自然史学や環境学のプロからみると「不勉強だなあ」という記述もあります。大学入試問題の課題文においても。 データの鮮度的には,古い人口統計などにもとづいた記述は,その部分だけ修正されるでしょう。 学力的には,長期間でみると,いま教えている英文は「やさしく堅さのない内容」です。むかし(たとえばぼくが受験生だった1970年代)の評論文などの読解問題の難しさは,いまの比ではありませんよ。
- kyo-mogu
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英語などは言葉ですから、日々変化しています。言葉は生き物で決定版なんぞ出せません。そのまま使い続けたら、今はそんな言葉使わないよ。と言われかねません。 また、社会状況が変わってきますから良く聞く言葉などが出てきたりもします。 現代用語の基礎知識という本があったりもします。 それと、一般的な英語でも、現地に行くとスラングとして、とんでもない意味を持つ言葉もあるようです。 歴史関係は特に最近多く変わってきています。これは色んな研究が進んで認められてきたこともあります。また、当たり前だと思って居た事が違っていたなどなど。 科学技術もまた変わってきていますからね。それと、新しい出来事なども追加していく必要があります。 宇宙に関しても、最近宇宙の年齢が変わったようですから。 それと曖昧な物は教えないようになっているようで、聖徳太子の話しも実在していないのでは?という話にも成ってきています。 世の中が常に変わっている限り、決定版は出せません。
お礼
回答、ありがとうございます。 >英語などは言葉ですから、日々変化しています。言葉は生き物で決定版なんぞ出せません。 日々といっても、それほど変化をするものではありませんし、そんなふうに変化することは教科書には取り入れるべきではないと思います。少なくとも10年くらいは同じ教科書を使うことは可能なはずです。
- saki_nagatsuka
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教科によっては、教える内容が数十年前のままだと 困ることがあります。歴史しかり、PCなどの 情報しかりですな。見直すこと自体は悪い事ではない。 ただ、教える側にその識見が備わっているかは 疑問ですが。
お礼
回答、ありがとうございます。教科によっては、ということはあります。ただ、それにしても、改訂のサイクルが早すぎるように思います。
お礼
ありがとうございます。まさにその通りですね。なんかひどいもんですね。必要もないのに改訂をして、儲かるのは出版社と出版社に頼まれて教科書を作っている人たちということですね。本気でいい教科書を作ろうなんて気はないとしか思えません。