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カナダのMcGillに行くように説得するには

息子がいくつかの大学から入学許可をもらいましたが、親としては大学、大学院と長期にわたる出費を考えて、McGillを勧めていますが、説得材料がございません。 在学生や卒業生の方、あるいはとりわけ状況をご存じの方おられましたら、良い点を列挙していただければ助かります。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Peechyan
  • ベストアンサー率69% (34/49)
回答No.2

こんにちは。複数の英語圏の学校から入学許可をもらい、出費の観点から考えて、McGill大学に行かせるように仕向けるために、説得力のある材料を揃えたいというご質問ですね。これにつきまして、一連のご質問を踏まえて回答いたします。 ■ McGillはカナダ国内では連続1位 だし、日本でもそこそこ知名度が有る: カナダ国内の大学ランキングでは、このところ数年、MacGill大学はTronto大学を抑えて連続1位の状態にあります。その他のランキングではTrontoの方が上のようですが、カナダ国内ではそうではないということです。一般的に、カナダの大学は日本での知名度が低いというのが難点ですが、McGillに関して言うならば、これは当てはまらないといえます。この大学は、MBAのプログラムを日本国内で昔から開催しているので、国内の知名度は、カナダの大学の中では比較的高い方だと思います。 カナダ大学ランキング http://oncampus.macleans.ca/education/2012/11/01/2013-medical-doctoral/ ■ 学部レベルで考えれば、カナダがお得: カナダの大学は学部レベルで言えば、アメリカより高いレベルまで学びます。これは、合格された大学のシラバスをそれぞれ比較してみれば分かることです。確かに、アメリカ・イギリスの院は強いです。しかしながら、これに関しても、McGillクラスなら負けないと思います。なお、Fiske Guide to Collegesという学部向けの本がアメリカから出ていますが、その中にもBest Buyとして、McGillは当然のごとく載っています(それ以外には、UBC, Queens, Trontoがランクイン)。これから判断するに、これらの大学の実力は、アメリカ人も認めざるを得ないところなのでしょう。また、イギリスについては、修士を目指す場合は、ファウンデーションコース(1年)+Honours Degree(4年)の計五年間、学士号取得にかかるのではないでしょうか? ■ カナダ社会の安定性: 治安が良い・物価が安いという利点もありますが、カナダの強さはそれだけではありません。カナダは金融危機で殆どダメージを受けなかった事からも分かるとおり、金融の面から言っても、極めて安定しています。一方、アメリカについては、サブプライムで大ダメージを受けたのはもちろん、現在学生ローン問題が進行中で、金融面からみて、潜在的なリスクが高いといって良いでしょう。 ■ 大学卒業後もキャリアにつなげやすい: カナダでは、(専攻にもよりますが)在学中にCOOPプログラム(有給)で就労経験をつむことが出来ます。また、Postgraduate Work Permitといって、現状、大学卒業後に3年を上限として、カナダ国内で留まり、就労経験をつむことが出来るビザもあります。産業界との連携が強いことがカナダの大学の強みで、この点は、アメリカ・イギリスより遥かに優れている点ということが出来るでしょう。 以上、McGillとNYU、Oxford, Cambridgeに準ずるレベルの大学を比較した場合、総合的に見ると、McGillを選ぶのはわりと普通のことです。 こんな感じでどうでしょうか?

cincinnati
質問者

お礼

詳細にしかもわかりやすく、ご解説いただきありがとうございました。いくつかのポイントは息子を説得する材料に使えそうです。

その他の回答 (2)

noname#202494
noname#202494
回答No.3

以前のご質問を拝見して、NYUとMcGillに同時にアプライしたのはどうしてかなぁ、と思っていました。NYUに合格したのなら、それは、NYUに行きたいでしょう。。。ご子息の気持ちになってみると。 ただ、先々のこと、卒業後に修士、博士課程につながってゆく可能性を見ると、経済的な負担のことが、ご心配なのもわかります。NYUは、一般的に、アメリカで一番お高い大学と名高いです。アプリケーションを提出する段階で、親に相当の収入があるか、あるいは、開き直って、ステューデント・ローンに頼るか、決めておく部類の大学です。 以前、NYUの学生に、ステューデント・ローンについてインタビューをしたところ、”ああ、もうかれこれ、百万ドルは借金があるよ、卒業するのが怖い。”といっていた男の子がいました。実家から一銭も出ていなかったんでしょう。 一般の家庭では、グラデュエイト・スクールに進む可能性のある子供がいる場合は、州立大学に進むよう、その時点で説得します。 もう、受かってしまったので、(これは実におめでたいことなのですが、)ご家庭の経済状況をきちんと数字にして息子さんに見せて、NYUに進学するのなら、その後の課程は、自分の裁量で、ローンに頼らなければやっていけない、ということを、きちんと子供に知らせるのが親の責任だと思います。 一方、マクギルなら、最後まで面倒見られるけれど、どうするか。。。最終的な決定は、息子さんがなさるのでしょう。 やれ、カナダのハーバードだの、カナダのほうが空気がいい、とか、安全だ、とかは、結局、究極的な問題から、目をそらしたごまかしだということを、子供はすぐにわかります。その時点で、親との信頼関係が崩れます。 アメリカの親子は、金銭のことについて、はっきり、ここまで、と線引きをします。親のほうは、自分の引退後の経済を見ないといけません。子供に世話になることはないですから。 私事で恐縮ですが、長女は、州立大学を卒業して、一年会社勤めをして貯金し、今年の秋からまた学校に戻ります。経済的なことは、これから、学校からいくら奨学金が出るか、で、夫と交渉するようです。ローンも組むかもしれませんが、それは、彼女の選択になります。(うちにお金がないわけではありません。彼女の裁量でどこまでできるか、そこから、親がどれだけ出してあげるかです。) 今回のことは、息子さんにとって、お金のことは全部、親任せではなくて、自分のできる範囲で、親や学校と交渉してゆく良い機会でもあります。 質問の趣旨とは、離れた回答で申し訳ありません。 長くなりましたが、最後に、先週のNBCのイブニングニュースで、カナダの大学は四年でアメリカの大学の一年分の費用しかかからない、というレポートがありました。アメリカ人の学生さんは、皆さん、のびのびしてみえました。 http://www.nbcnews.com/video/nightly-news/51652290/#51652290 息子さんにとって、最良の選択になるよう、祈っております。

cincinnati
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。いただきましたURLに載っておりますビデオはかなり説得力がありましたので、子供に見せようと思います。

  • greatex
  • ベストアンサー率48% (47/96)
回答No.1

大学ランキングは色々出ていて、それによって順位も異なるの ですが、北米で一番参考にされているのはUS News and Reportだと 思います。そのワールドランキングでは、McGillが#18、NYUは #43です。 http://www.usnews.com/education/worlds-best-universities-rankings/top-400-universities-in-the-world あとは専攻によるでしょう。NYUは、映画学科や演劇など芸術分野に強く、 Wikipediaを見ても著名な卒業生はその方面の方が多いです。だから 私も、そっち方面は強い学校だけど他はめちゃくちゃいいという印象は ありません。日本では校名のブランド力が若干過大評価されてる印象です。 もっとも、留学に無関心な人はその名前でさえピンとこないかもですがw 一方、McGillは医学・化学に強いそうで、両校ともノーベル賞受賞者を 出してますがMcGillの方が数は多いです(Wikipedia参照)。 懸念が費用の点だけならば、正直、院は親が費用を出さなくてもいいんじゃ? と思います。日本では、学部留学する人向けの奨学金はあまりないけど、 院生向けの留学奨学金はボチボチあるし、院留学用の学資ローンも 学部よりハードルが低いので、あるので親は保証人になって本人に 組ませることは可能だろうと思います。北米の日本人留生がどういう形で 費用を賄っているのか正直分からないんですが、現地では修士以降だと 親に出してもらう人など殆どないし(アメリカ人やカナダ人は国からの 学資ローンか、または給付奨学金を得るのが普通)、私の分野では、 日本人留学生さえ親に出してもらってた人は他校でも一人もいないです。 私は経営大学院に行ったので入学資格に2年以上の実務経験が必要で、 社会人経験者ばかりだからってのもあるかもしれませんが。 アメリカ人なんかは学部時代の教育ローンも抱えたまま、更に進学して ローンを膨らませてましたw私自身も厳密にはアメリカ永住権保持者で 留学生扱いではなかったため、現地の教育省から学資ローンを借り、 一部費用はそちらで賄い、卒業後に働いて返済しました。 物価や年収が異なるインドだの中国だのからの留学生にとっては、 北米の学校の学費なんて親だって到底出せない金額なので、国内で 選考を経て国費留学を勝ち取ってきてる人が普通で、院まで親に 頼る学生ってあまりいないのではないかと思うのです。 日本人留学生で奨学金を得た知り合いの一人は、フルブライト奨学金を 得たそうで、2年の修士留学のうち1年分は費用が出たそうです。

cincinnati
質問者

お礼

留学の心構えを教えていただきました。ありがとうございます。いくつかのポイントは息子に伝えたいと思います。

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