- ベストアンサー
企業は、なぜ多様なステークホルダーを考慮する必要が
企業は、なぜ多様なステークホルダーを考慮する必要があるのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
以下丸写しですが、かなりまとめられているため良いかと思います。 以下引用です。野村證券 松田真一氏の文です。 『ステーク(利害関係)ホルダー(持つ者)とは、一般的に、企業の利害関係者のことを指します。具体的には、企業活動が関わる顧客市場、人材市場、調達市場、金融市場および社会などに属する個人・集団を指します。 経営の意思決定にあたっては、顧客市場以外にも、その他の分野のステークホルダーの利害を想定して判断しなければなりません。 日本企業とステークホルダー 日本企業は戦後から、特定の個人・集団との関係を強化・維持することで、顧客に意識を集中して経営判断できる環境をつくってきました。 まず、人材市場では、終身雇用、年功序列、企業別労働組合によって、「社員」という枠組みで人材を囲い込みました。 次に、モノやチャネルなどの調達市場では、長期取引条件、チェーン化などによって、取引先を「系列」化しました。 金融市場では、企業の資金繰りを負債・資本両面で支えた「メインバンク」との関係を強化してきました。純粋な投資動機の株式市場が成熟していなかったため、資金調達は間接金融が中心だったからです。 さらに、社会においては、社会的な行政に対する信頼を背景に、「監督官庁」との関係を強化しました。 市場原理と社会性に基づいた選択 ところが、バブル崩壊後、「社員」「系列」「監督官庁」「メインバンク」などの特定の個人・集団との関係は、徐々に崩れていきました。 株価の暴落を受け、「メインバンク」以外の株主が権利主張を始めました。これが引き金になり、「社員」中心の雇用形態や「系列」優遇の取引形態は、市場原理に従って見直されました。また規制緩和により「監督官庁」の役割が低下する一方、ネットなどを通じて情報発信力を持った個人やNPOなどが社会性を主張し始めました。 あらゆる分野でステークホルダーは多様化、複雑化していますが、すべてのステークホルダーの利害を調整して経営判断することは不可能ですが、今後の経営には、市場原理と社会性の観点を踏まえて戦略的にステークホルダーを選択し、関係を再強化することが求められます。』 以上を大まかにまとめると、一様な利害関係者だけであった昔と違い多様な考え方が主張されるようになりそれがネットなどを通じて力を持ち出しました。そのため、以前のように官公庁と取引先だけを考え行動するのではなく社会の一員としての責任を果たすために考慮する必要がある。でしょうか。 参考になれば幸いです。
その他の回答 (1)
- osirinkooo
- ベストアンサー率7% (1/13)
下のやつみたいなそんな難しい話じゃない。 直接間接問わず、利害関係者に配慮しないとそいつらに足元すくわれるから気配れってだけだ。 お前らみたいな庶民もすぐ不満やら嫉妬やらを中傷したりするだろ。 国も都合の悪い存在はホリエモンのように消すだろ。 大企業になるほどそういうことに配慮しないとやられるってこった。 だから、地域サービスしたりして味方につけようと努力すんだよ。 それを難しそうに語るバカな学者がいるだけだ。