- ベストアンサー
定積分 不等式の証明
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
画像の式ってのは、1/k^2 > ∫[k~k+1](1/x^2)dx > 1/(k+1)^2 ですよね? ←[1] 図を使うよりも、k < x < k+1 で 1/k^2 > 1/x^2 > 1/(k+1)^2 であることから、 積分して ∫[k~k+1](1/k^2)dx > ∫[k~k+1](1/x^2)dx > ∫[k~k+1](1/(k+1)^2)dx としたほうがよいように思うけど、ともかく式は合っています。 この式は、k > 0 の実数 k について成り立ちます。 ∫[k~k+1](1/x^2)dx = [-1/x]_(x=k~k+1) = 1/k - 1/(k+1) ですから、 [0] は、すなわち 1/k^2 > 1/k - 1/(k+1) > 1/(k+1)^2. ←[2] これを k = 1, 2, 3, …, n-1 で Σ すれば、 Σ[k=1~(n-1)](1/k^2) > 1 - 1/n > Σ[k=2~n](1/k^2). Σ が k=1~n になるように調整すると Σ[k=1~n](1/k^2) - 1/n^2 > 1 - 1/n > Σ[k=1~n](1/k^2) - 1/1^2 となって、整理すると 1 - 1/n + 1/n^2 < Σ[k=1~n](1/k^2) < 2 - 1/n です。 積分や [1] を使わなくても、数学 I 的に [2] を示して その後を続けることもできると思いますが?
お礼
ご回答ありがとうございました。 なるほど、というか、Σ記号の入れ方が凄まじいですね。 「数学I的に~」という点は、教科書にあった解を参考にしたので、回答者様のおっしゃるように、少なくとも 1/k^2>1/x^2>1/(k+1)^2 までは数学I的に導けると思いますが、それ以後は中々難しい印象です。 Σがk=1~nとなるように調整する、の辺りがキーでしょうか。どうも問題によっては色々な置き方があるようで……。 もう少し悩んでみようと思います。
補足
画像の式、見辛かったかもしれませんが、御回答で示された通りです。