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東京、ロンドン、NYでの需給の差の謎

どんな通貨や通貨ペアでもいいのですが、1日の中で市場は東京、ロンドン、NYと移り変わるのですが、、特定の通貨や通貨ペアがどの市場でも一方的に売られたり、買われたりするならわかるのですが、3市場でまったく違う動き(売られたり、買われたりする方向(需給の差)が異なる)になることがよくあるのはどうしてでしょうか?  複数考えられる理由があるのなら、影響が強い順に順位づけもお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.3

まず第一にマザーマーケットというものが存在します。実需というものが存在する以上、貿易はそのマザーマーケットが中心になるので、実需はそのマーケット内で動きます。投機筋はこのフローに便乗して儲けるので、マザーマーケットというのは基本です。しかし、実需の与える影響は小さいです。 次に金融セクターとしての市場の役割が挙げられます。日本人は投機という概念が希薄で東京市場ではあまり動きません。しかし、欧米系は小学生の頃から授業で投資というものを学びますので、考え方が全く異なります。現在はロンドン市場が中心ですが、欧州はこの不況下でディーラーの淘汰も激しく、どちらかというとアジアで出来たポジションを崩すことに専念する傾向にあります。 NYの序盤は市場関係がMAXになり、ここで大きな動きができやすくなります。いずれにしても欧州序盤から米国勢が参入してくる深夜2時(日本時間)までが大きく動きやすいです。特に欧州通貨やアフリカ通貨はこの時間の相性がバッチリなことが分かります。 各国の実需のフローが少なくなったNYの深夜は米国勢の思い通りに動かすことができます。尤もこの部分は国際協定で規制が入ってますので無秩序な為替変動は監視されており、現在はできなくなっています。また、かつては魔のNYといわれたNY時間もCFD市場の多様化(6千銘柄以上)で通貨に関してはさほど動かなくなっています。 最近ではアジア系(中華)や中東、ロシアマネーも為替市場に参入してきているのでアジア時間帯でも動くようになりました。勿論、これらの勢力が参入してくるのは午前10時、午後1~2時とそれぞれの勤務時間帯にならないと無理です。もっとも今はアルゴリズム取引が発達していますから、各国の深夜帯でもコンピュータが勝手に動きますので、コンピュータに異常がないように監視人がいれば十分と言われています。ユーロドルがアジア時間に動くのはそういうロジックがあるからです。 以前は東京の流動性に敬意を表して東京時間といいましたが、香港やシンガポールに市場を奪われているのが現状ですし、もうアジア時間でもいいでしょう。

onegaishimasu_
質問者

お礼

なるほど いろいろな要因があるのですね。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14683)
回答No.2

移り変わるのですから時間も違う訳で、情勢も変わっていきます。そうなれば当然取引も違ってきます。 同じ時刻に東京とロンドン等で価格が変わる事はほとんどありません。 少しの差額で機関投資家から速攻で裁定取引が入り、価格が鞘寄せしてしまいます。

onegaishimasu_
質問者

お礼

なるほど、ありがとうございました。

  • mr-bab
  • ベストアンサー率45% (44/97)
回答No.1

理由などありません。 買いたい人が多ければ上がるし、売りたい人が多ければ下がる、ただそれだけです。 そもそも、常に一方的に買われたり売られたりする訳がありません。 世界中の人が同じことを考え、同じ行動を取る訳ないでしょ。

onegaishimasu_
質問者

お礼

なるほど、ありがとうございました。

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