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FXにおける売りスワップと買いスワップのアンバランス
スワップポイントは、売り買いした通貨ペアの金利差です。現在円より金利が低いメジャー通貨はないので、FX(円ペア)では、外貨の買いポジションを取るとスワップが得られ、外貨の売りポジションを取るとスワップを支払うのが通常です。 ところが、悪質でないFX業者(証券会社等)の中に、買いで顧客に支払うスワップはわずかなのに、売りで顧客から徴収するスワップは多いという業者がいます。例えば、ドル円で買いだと+1、売りだと-3といった感じです。 これは業者が顧客の損失の元に利得することになり、業者と顧客の利益相反関係を生じて問題なのではないでしょうか? 金利差というスワップの性質上、スワップの値は日々変動するものであり、定期預金の金利のようにスワップを明示された顧客が同意してから取引するというのは無理があります。にもかかわらずスワップが業者の完全に自由という現在の店頭FXでは、上記のように業者がスワップを操作して稼ぐということが可能になってしまっています。そしてそのような操作が行われると、顧客は不当に害されてしまいます。 最近FXを当局が規制しようという動きが顕著ですが、最優先されるべきは業者と顧客の間に利益相反を生じさせないこと、言い換えれば業者が顧客の損失の元に利得しないようにすることであり、そのために必要な規制の1つとして、「買いスワップと売りスワップの絶対値の比率を一定以内(例:2対3以内)とすること」という規制が必要なのではないでしょうか?
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お礼
ご回答、ありがとうございました。スプレッドについてのお話しの方が多くなってしまっているようですが… >>ちょっと前のアイスランドクローナのような事態になった時に現実と乖離する アイスランドクローネのような事態になっていないのに、ユーロ円やポンド円で買い+1に対して売り-5などとしている業者(超有名上場企業の子会社たる証券会社です)が、現にいるのです。これをどう思われますか?自分がポジションを建てる時には+1/-1だったのが、売りポジションを持った翌日になったら+1/-5なんてされたらたまりませんよ。+5/-5なら金利差で説明が付きますがね。
補足
アイスランドクローネが暴落して取引停止になったのは知っていますが、その時、どう「スワップの絶対値は等しいはず」から乖離したのか、ご説明願えますか?流動性が低下したということだと思うのですが、それによってスワップがどのように影響されるのでしょうか? スプレッドについても、業者が顧客の利益を犠牲にして儲ける可能性がありますので、固定スプレッド制にするか、最大スプレッドを表示させるなどの規制が必要だと思っています。私が悪質業者なら、日に何回かこっそりスプレッドを拡大して、顧客を喰うことでしょう(笑)。投資家の注目が少ない時間帯なら、やっても気づかれないでしょうね(笑×2)。そういう、あってはならないことが可能な仕組みになってしまっているのです、現在の店頭FXは。 ただ、スプレッドは買値と売値の差なので、元々業者が利得することが予定されているわけです。業者もスプレッドによって儲けると事前にアナウンスしているわけです。しかしスワップは金利差ですので、本来絶対値は等しいはずです。実際、くりっく365や大証FXでは絶対値が等しいのです。なぜ店頭FXだけそうならないのか、実に不思議です。