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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:全然○○について)

全然+肯定形の使い方について

このQ&Aのポイント
  • 最近は、「全然+肯定形」という表現がよく使われています。
  • 以前は違和感がありましたが、現在では一般的な表現となっています。
  • CMなどでも「全然かわいい」という表現が使用されています。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

こんばんは >全然の後には否定形が来るのが正しいかと思いますが  私もそう教わりました。  何かを食べて「これやばい・・」などと言うのを聞いていると、あまり利口そうじゃないな~と思います。  ただ、「古文」という学科があって、「現代国語」があるという筋道からも解るように、日本語も変わって来ているわけですよね。  どこだかの新聞社の解説員が「~より~の方が全然良い・・・」という物言いをしており、そういった時代なのかな~と思いました。  これが 池上彰さんがそういった言葉を使うと、「なるほど、知識人だと、こういった年代に合わせて話してくれているのか」と思ってしまうのが不思議です。  たぶん、「教える側の無学さが こういった変化をもたらしている」と思うのは私だけでしょうか?  

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  • garamond
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回答No.4

「全然」の語釈に見る『広辞苑』の歴史 第一版 (昭和三十[1955]年五月二十五日第一刷発行) 全きさま。全く。すべて。まるで。 * これが本来のありようでした。 ━━━━━━━ここに断絶があります。━━━━━━━ 第二版 (昭和四十四[1969]年五月十六日第一刷発行) 〔副〕 (下に否定の語を伴って) 全く。まるで。「―わからない」 * これが猛威を振るったのです。 第二版補訂版 (昭和五十二[1977]年十二月一日第一刷発行) 「全然」の項には変更なし。 第三版 (昭和五十八[1983]年十二月六日第一刷発行) [一]〔名〕 全くその通りであるさま。すべてにわたるさま。「―たる狂人」 [二]〔副〕(1)(下に打消の言い方や否定的意味の語を伴って) 全く。まるで。「―わからない」 「―駄目だ」 (2)(俗な用法として、肯定的にも使う) 完全に。非常に。「―同感です」 * 肯定に使うのは“俗な用法”だと断定しました。 ただ、所説の当否は措いて、扱いに矛盾はありません。 第四版 (一九九一年一一月一五日第一刷発行) [一]〔名〕 全くその通りであるさま。すべてにわたるさま。「―たる狂人」 [二]〔副〕(1)すべての点で。すっかり。「―君にまかせる」(2)(下に打消の言い方や否定的意味の語を伴って) 全く。まるで。「―わからない」 「―駄目だ」 (3)(俗な用法で、肯定的にも使う) 全く。非常に。「―同感です」 * 第三版への修正として (1)すべての点で。すっかり。「―君にまかせる」 が追加されましたが、これは肯定表現ですから、 (3)(俗な用法で、肯定的にも使う) と矛盾します。 * 第三版(2)の説明「完全に」を(3)において「全く」に変更しました。 この版では、「完全に」の意味であれば(1)に該当するからまともな用法であるという認識があったので、“俗な用法”から外したのでしょう。 第五版 (一九九八年一一月一一日第一刷発行) [一]〔名〕 全くその通りであるさま。すべてにわたるさま。 [二]〔副〕(1)すべての点で。すっかり。(2)(下に打消の言い方や否定的意味の語を伴って) 全く。まるで。「―わからない」 「―駄目だ」 (3)(俗な用法で、肯定的にも使う) 全く。非常に。「―同感です。」 * 「―たる狂人」は“差別語”を含むので削除されたのでしょう。 * 「―君にまかせる」を削除したのは、これも“俗な用法”と見ることにしたのかも知れませんが、 「(1)すべての点で。すっかり。」 の肯定的用法を残すなら、 「(3)(俗な用法で、肯定的にも使う)」 に修正を加え、 「(俗な用法で、「とても」「非常に」の意味に用いる)」 などとして、(1)と衝突しないようにしなければならないでしょう。 それをしないなら、第三版に戻って矛盾を解消すべきでしょう (所説の当否は措いて)。 「―同感です。」は(1)に該当しないのでしょうか。 もし該当しないと言うなら、(1)は何のために残してあるのでしょう。 (1)に該当する“俗ではない”例文を示してもらいたいものです。 「全く」と「非常に」を区別せず、ただ“否定”か“肯定”かを論うのは妥当と思えません。 第六版 (二〇〇八年一月一一日第一刷発行) 「全然」の項には変更なし。

  • garamond
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回答No.3

>全然の後には否定形が来るのが正しい そういうことはありません。 もともとは“全面的に”、“すっかり”という意味で肯定に使われる言葉でした。 その後、「全然~ない」という使い方が広く行われるようになっていたということは、事実としてあります。 そういうわけで、肯定に使ってあっても、“一から十まで”、“但し書き無しで”といった意味であれば、本来の正しい用法です。 “非常に”、“とても”の意味に使うのであれば、やや本来の用法とは異なる新しい用法と言っていいでしょう。 肯定か否定かで分けるのは適切ではありません。 昔はこんなふうに使われました。 ↓ 「韓国併合ニ関スル条約」 >第二条 日本国皇帝陛下ハ……全然韓国ヲ日本帝国ニ併合スルコトヲ承諾ス >第六条 日本国政府ハ前記併合ノ結果トシテ全然韓国ノ施政ヲ担任シ…… http://ja.wikisource.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9C%8B%E5%80%82%E5%90%88%E3%83%8B%E9%97%9C%E3%82%B9%E3%83%AB%E6%A2%9D%E7%B4%84 * 「全然…併合する」「全然…担任する」と言っていますね。 これがもともとの使い方です。 幸徳秋水「トルストイ翁の非戦論を評す」(1904年 8月) >吾人を以て、全然トルストイ翁の所説に雷同盲従する者となさば、是大なる誤解也 http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/data/koutoku02.html クロパトキン『回想録』 (翻訳) >種々の意見の相違ありしも、根本の問題については全然一致をみたり。 http://ww1.m78.com/sib/diplomacy%20before%20the%20war.html >今回大過乱の責任は全然露国に在り 『東京日日新聞』 1914.8.3(大正3) http://ww1.m78.com/topix-2/nichinichi.html >右の五大事業完成の暁には仙台市の面目は全然一新するに至るべきなり >就中高松市が全然従来の面目を一新したるに就ては港湾の修築並に海陸連絡設備の完成に負う所頗る大なり >惜しい哉夜間の作業に止まりて昼間は全然休止するが故に日中の工業に在りては其動力を利用するの便宜を有せず 『東京時事新報』 1911.12.15-1912.4.26(明治44) http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00750002&TYPE=HTML_FILE&POS=1 >西園寺内閣の山本新蔵相は前車の覆るを見て深く自ら戒める処ありしと見え新財政方針は桂内閣の放漫政策に全然反対し緊縮消極の主義を天下に宣明し前内閣時代の公債償還策の如き敢て執固せず 『大阪朝日新聞』 1912.1.2-1912.1.9(明治45) http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00482348&TYPE=HTML_FILE&POS=1 >以上の金額を分配せらる可き範囲は主事、技師、事務員、及び技手を除きたる一般の使用人たるべきは精算事務所の意嚮と拙者見込と全然合致したり 『東京時事新報』 1912.1.6(明治45) http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00790379&TYPE=HTML_FILE&POS=1&TOP_METAID=00790379

  • TANUHACHI
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回答No.2

 こんばんは、未だにこの手の誤解がなされているようですね。 「全然、良い」は夏目漱石の時代にも既に使われていた言葉遣いです。逆に「全然~ない」の方がむしろ新しい使い方になります。後日、改めて詳細な理由もお話ししますので、それまで今暫くの間、お待ち願えますか?。

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