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4月からの就活によるメリット・デメリット
- 経団連で来年から就活が4月になることが容認されたと報道されましたが、具体的にはどうなるのでしょうか?学業に専念できる一方で、内定が遅くなる可能性もあります。
- 就活が4月からになることで、学生はより時間を有効に活用できるようになります。資格の勉強や自己啓発に時間を割くことができる一方で、研究に取り組む時間が短くなる可能性もあります。
- 4月からの就活によるメリット・デメリットは個人によって異なります。就活時期が遅くなることで将来のプランを練る時間を確保できる一方で、企業の採用計画が遅れることも考慮する必要があります。
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まずこれは経団連の倫理憲章に縛られる企業の話です。 外資系や中小企業は従来通りですから、大口の就職先についてのみ、12月が4月になるということですね。 ただ、やはり大口の就職先だけといっても影響はかなりあるでしょう。 メリット・デメリットは、結局、学生集団の心理がどう動くかで変わってくるのではないかな。 当初、米倉さんはこう言って反対していました。 「優秀な学生はそれでいいが、そうでない学生には死活問題になる」 これは、自分に自信がある優秀な学生は4月まで待って活動を開始できるだろうが、そうでない学生は大手企業にチャレンジする前に(従来通りの日程で採用活動を行う)中小から活動しなければならず、逆効果だろうということです。 さまざまなシナリオが考えられますが、ストーリーを無視してメリット・デメリットをあげてみましょう。 考えられるパターンは、優秀な学生、そうでない学生、4月解禁となる大手企業、従来通り12月に開始する中小企業。 ここでは外資系は無視します。 ●優秀な学生のメリット 1. 就活期間が短くなって勉強に専念できる 2. GD~面接時期が夏休みになることで単位(出欠)を心配する必要がなくなる 3. 就活の短期化は学歴フィルタの増加を招き、東大~早慶クラスの学生に有利 ●優秀な学生のデメリット 4. 貧乏学生にとっては夏休みのバイトの時間が失われる 5. 理系学生にとって後送りは卒業自体に影響が出る 6. 盛夏にリクルートスーツを着るのか?汗っかきは面接の印象がおもいきり悪くなる ●そうでない学生のメリット 7. 中小企業狙いなら東大~早慶クラスと競合せずに済む 8. MARCHも競合から外れるかもしれない。日東駒専、大東亜帝國あたりにとってはラッキーかも ●そうでない学生のデメリット 9. 学歴フィルタの増大でチャンスが減る 10. MARCHクラスが一番微妙な立場に立たされる 11. 就活期間がかえって延長される 12. 大手企業にチャレンジする前に中小で妥協しなければならない人も出てくる 13. 本当に卒業できるのか? ●大手企業のメリット 14. 就活の短期化はコスト削減となる 15. 優秀な学生を確保しやすい ●大手企業のデメリット 16. 学歴フィルタに頼る部分が増え、勉強はできるが使えないやつを採ってしまうリスクが増える 17. リクルートスーツが売れなくなるなど、市場が縮小する 18. リクルーター制度やインターンシップの拡充を迫られるかもしれない ●中小企業のメリット 19. 中小にも優秀な学生が来る可能性が高まる ●中小企業のデメリット 20. 中小にとっては就活期間がかえって延長される 21. 夏休み明けてから内定辞退が続出する 22. かえってコストが増大する また学生・企業・社会全体にとって最大のリスクは、ミスマッチの増大。 ようするに入社早々辞めてしまう新入社員が増える可能性があるということ。 これは逆に既卒や中堅の転職組にとってチャンスが増えるのかもしれないが、やはり社会全体から見れば経済的ロスが増えることに変わりなく、非効率社会となってしまう。 ざっとあげるとこんな感じ。 こういう変革は実際にやってみないと何が起こるかわからないものですが、なんとなく、格差が広がりそうですね。 東大~早慶クラスの学生、大手企業は得をし、MARCH以下の学生、中小企業は損をする構図。 学歴社会が進むということは、得をするのは予備校だけかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり理系には不利になりますね。卒業が危ぶまれるということにまではならないかと思いますが、そつぎょうけんきゅうがちゅうと半端になりそうなのが不安です。 学歴でいうと私の大学名ではそうでない学生になるので、大手は難しそうですが、今できることをしっかりと熟して就活までに自信を持って挑めるようにしたいと思います。 詳しく分かりやすい回答をありがとうございました。