そもそも生きる上での感覚が今とは大きく違います。
昔は、今のような平等を基準とした生き方ではなく、
武士の子は武士、農民の子は農民というように生まれながらに格差がありましたし
同じ武士でも上下関係がはっきりしていました。
したがって、身分に応じた対応というものが必要不可欠で、
弱い立場の人は弱い立場の身として、自らの言動や行動を慎む事によって
不必要なトラブルを避け、問題なく生活出来ていたのだと思われます。
なので平等社会の今であれば、道で肩がぶつかっただけでも平等故に喧嘩に発展したりもしますが、
昔は農民や商人が武士とぶつかっても謝る方は決まっている時代なので、
相応の対処をしてきたと思いますし、後は立場の上の者の意思次第という事になったのだと思います。
なので、そういった秩序を無視した者が居れば、
簡単に切られて殺処分されてもおかしくなかったでしょうし、
そこで生きているという事は、その秩序を肝に銘じ守ってきたという事だと思います。
可能性としては多くの人が切られたのは十分予想されますが、
そうならぬように知恵を絞って生きていたという人も多かった、というのも予想できます。
あくまでも平等社会じゃなかった時代ですから、
正当防衛などという理由よりも、立場によって解釈された可能性が高いと思われます。
お礼
平等社会ではなかったゆえのものだったんですね。 無礼打ちが許されていたと言えば許されていた、と言う事でしょうか?昔の事を言えばキリがありませんが、 分かりやすく適切な回答ありがとうございました。 勉強させていただきました。