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航空大学の甥
航空大学に通っている甥のことで質問です。 甥は19歳になるのですが、レーシックを希望しています。 術後の影響が心配なので、今までにパイロットの方や航空大学学生などで 手術された患者さんはいますか? また術後の経過はどうなんでしょうか。 お答え頂ければ嬉しいです。
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平成19年の検査基準改正により、パイロットにレーシックなどの屈折矯正手術が認められるようになってから、徐々に増えてはいるそうですが、当院ではいらっしゃいません。 海外の話にはなりますが、当院のグローバルチーフメディカルディレクターであるスティーブ・シャルホーン医師は、2006年米国国防総省のレーシック承認や2007年NASA(アメリカ航空宇宙局)におけるレーシック承認に伴う臨床研究チームの責任者を務めました。 米国国防総省やNASAがレーシックを承認する際、宇宙空間での作業や戦闘機にかかる加速度、また打ち上げ時に変化する船内気圧といった過酷な環境下でも耐えうる、高い安定性と安全性を示した臨床データが使用されました。 また、ほぼ全ての海軍パイロットに、航空母艦への着地能力と射撃能力の向上が認められている、と米国国防総省より報告されています。 航空身体検査マニュアルには屈折矯正手術の既往について記載されておりますが、就職先によって屈折矯正手術の既往については規定が異なるようですので、ご確認のうえ、手術をお受けいただければと思います。 下記は、航空身体検査マニュアルからの抜粋です。 屈折矯正手術の既往歴があり、屈折矯正手術後6ヶ月以上を経過し症状が安定し、視機能が基準を満たしている者が、国土交通大臣の判定を受けようとする場合は、手術記録を含む臨床経過のほか、以下の検査結果を付して申請すること。 (1)視力の日内変動(同日3回以上の測定結果) (2)コントラスト感度 (3)グレアテスト (4)角膜形状解析
お礼
ご回答ありがとうございます。 臨床データで安全が確認されているのですね。 安心いたしました。 甥の将来が心配でしたので、質問ができてよかったです。 手術の際は貴院を紹介したいと思います。 ありがとうございました!