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社債の仕組みについて
- 社債の発行価格とメリット
- 社債の発行金額の違いと会計処理方法
- 社債の利回りと投資成果について
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額面金利と世間の金利が同じ場合に、額面額イコール払込額になります。世間の平均が10%でこの社債も10%なら、どっちに投資しても同じです。だから額面額イコール払込額になります。 もし、世間の金利の方が高く、社債金利が低かったら。、、、世間に投資したら10%貰えるのに、この社債に投資したら5%しか貰えない。この場合、ディスカウントが付いて額面割れするのです。つまり、額面1,000円の社債を900円とかで売り、額面の5%を金利として毎年払い、満期には1,000円を返す。逆に世間の金利の方が低かったら、プレミアムが付いて額面1,000円の社債を1200円で売ったりできるのです。 帳簿に記帳するときに、会計処理を「いちいち分ける」のではないんです。社債金利と世間の金利の違いで、マーケットがつけてくる価額が変わるのです。 詳しくは「割引現在価値」を勉強すると解ります。試しにウィキで検索。
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- simotani
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社債を募集する際には幹事証券会社に売出委託します。 この時、証券会社は全額引受してから売出しします。つまり売れ残りは幹事証券会社が買取引受る条件で執行し、その対価として引受手数料を発行会社から受け取ります。この手数料も均等に償却します。 さて、アンダーパー(割引発行)は日本で売り出すに当たり購入側が税制で優遇されています(満期迄保有すれば利息として総合課税の申告義務ありだが売却すれば譲渡所得だから原則非課税)。 一方オーバーパーだと、クーポンが上昇する為農林系金融機関が買いやすくなるのです(目先の利息収入が増えて損失先送りが出来る)。だから農協や農林中金が買う可能性大。農林系は普通の損益計算ではなく「損失発生は発生時点の役員が連帯保証」する協同組合なのです。だから「20年債で将来〇〇円損が確定するが毎年の利率は5%」なんて債券に5億単位で投資します。20年後にその損失を埋め合わせる何等かの策を講じたらいい。サブプライム債を大量購入して大赤字になったのは記憶に新しい所です。 債券は発行会社が資金調達しますが、投資家が買わないと調達出来ません(買えないと判断したら証券会社は引受拒否しますから調達出来ない)。