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相棒11 最終回

「相棒11最終回SP」遅ればせながら録画していたのをようやく見ました。 なかなか複雑な内容でしたので2回見てしまいました。 で、疑問点ですが、 ・王が亨の携帯で盗聴・盗撮し、なおかつ捜査を妨害した行為 ・AJファイバーが海外に炭素繊維を持ち出した外為法違反容疑 ・その相手国の戦闘機の炭素繊維が日本製だった件 この3件のその後の捜査が抜け落ちていた様に思えるのですが 脚本ミスでしょうか? それとも物語の進行上必要ないと 判断されてカットされたのでしょうか? あと不自然に思った点ですが、 ・我孫子課長はわざわざ明るいうちに帰宅して自宅マンションから飛び降りる必要あったのか?別の場所でも良かったのでは? ・甲斐の親父の言う様にこれは大河内監察官が動く案件だったのか? ・王を張り込み、尾行していれば茨城空港に向かう事ぐらい掴めたのでは? ・我孫子課長が恩地課長の自殺の偽装工作をしたというのは、死亡推定時刻に外出していて、恩地課長と接触したというアリバイがなければ成立しないのでは?その時間会社にいたのなら立証不可能では? ・何で警察庁の次長が警視庁の監察官や本部長に指図できるのか? ・そもそも王は何の容疑で拘束するつもりだった?出国当時逮捕状は降りていたのか? 何か今回の話って全体的に脚本が雑な様に思えたのですがいかがでしょうか?

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  • aibofan
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回答No.2

・王が亨の携帯で盗聴・盗撮し、なおかつ捜査を妨害した行為   これがあったことに右京さんが気が付くことでその後の展開が作れたというだけの扱いに見えますね。ただ、コレ自体を事件として扱うのはやはりかなり困難でしょう。そこに存在するプロの工作員、外交問題というのは確かに大きな壁だと思います。 ・AJファイバーが海外に炭素繊維を持ち出した外為法違反容疑 これを恩地課長と検察が内々で追っていたわけで、立件可能な証拠が得られればまだ先があるはず。しかし、警察と警察庁が延長上に存在する外交問題を理由に蓋をするとなると現場は動けないでしょう。 しかし同時に、生き証人であるいずみ(星野真里)が存在していますので、描かれたような警察と警察庁の エリート等の思惑どおりにするのも、実はかなり厳しいというか、本当は空論。 これらに完全な蓋をするには…当局がいずみを消すしかないということになりますが、そういう詰めは描か ないで逃げたということでしょうね。 ・その相手国の戦闘機の炭素繊維が日本製だった件 証拠次第では関わった企業の罪は問えますし本来必要ですが、それを進めると…偽装殺人事件の方も全部明 らかにしなきゃならなくなります。 で、前問同様の現場とトップそしてアメリカまで巻き込んだややこしい矛盾に至りますね。 というわけで、難しい関係である国との外交もからんでいる事件ですから、それを普通に正攻法で解決するかのように描くとかえってウソっぽくなるでしょうし、未消化な断片は全体のストーリーの中での雰囲気造りみたいな部分もあったと受け取るしかない気もします。 その上でですが、私は恩地課長を殺害した本当の理由に目が行ってます。 本来の作戦であった筈のサンプル入手は成功した後ですし、確信犯での外為法違反だったわけで(だから秘密裏な工作活動が必要だった)、そこに捜査の手が伸びてくるようなことは織り込み済みのはずで、仮に危うくなっても現行犯でも無い限り…外交特権で済ませるか本国帰国程度で有耶無耶にすることが出来る立場ですから、それまでとは段違いにリスクの大きい警察幹部の殺害を素人のいずみに実行させるというのは、工作員というプロの仕事としては考えられないんです。 そもそもこの殺害が無かったらドラマにならないという話しですが。。 で、いずみに重大な犯行を行わせるということ自体が実は(個人的な)動機であったのではないか、ということまで考えてしまいました。 あの手紙で触れた嫌味がそのまま重い罪をいずみに負わせた動機の本質で、その為により戦果があがることなども含めて恩地課長をターゲットにした。。 仮に事故死で処理されてもいずみは一生の罪を背負うことになりますから、それでも良かったという殺害。。 余計なことにも触れて失礼しました。

bonky653
質問者

お礼

>余計なことにも触れて失礼しました。 いえいえ詳しい解説と感想有難うございました。 殺人事件自体は解決したとは言え事件の背景となった 巨悪(?)の犯罪がどうもうやむやに終わってしまった感がした。 何か消化不良な感じがしましたね。 最低限、「あの件、その後どうなった?」ってセリフの説明ぐらいないと スッキリしませんでしたね。

その他の回答 (1)

回答No.1

まず疑問点ですが。 東国と日本とアメリカで国際問題にしてはならない。 王を無事国外に出した以上、何も問題がなかったことにしなければならない。 つまり、外為法違反事件はなかったことにしなければならない。 したがって、「その後の捜査」などあってはならないことなのです。 もし王の犯罪を暴こうとすれば、東国との関係がこじれ、アメリカからは余計なことをして、スパイ交換を蒸し返すなと言われ、ろくなことはない。 次に「不自然な点」ですが。 >・我孫子課長はわざわざ明るいうちに帰宅して自宅マンションから飛び降りる必要あったのか? そりゃ最後に妻の顔を見たかったんでしょう。 そもそも犯罪に手を染めたのも、家族のためですから。 >・甲斐の親父の言う様にこれは大河内監察官が動く案件だったのか? そういう案件ではないから、自分は直接動かずに特命係を使ったんでしょう。 基本的に曲がったことは許さないという性格設定ですから。 >・王を張り込み、尾行していれば茨城空港に向かう事ぐらい掴めたのでは? どこから、そしていつから張り込みをしますか? たとえば、大使館から密かにどこかへ向かうことは、そんなに難しいことではないと思いますよ。 一応スパイだし。 >・我孫子課長が恩地課長の自殺の偽装工作をしたというのは、死亡推定時刻に外出していて、恩地課長と接触したというアリバイがなければ成立しないのでは?その時間会社にいたのなら立証不可能では? その辺はまあ、どうでもいいんですよ。 うやむやにすることが目的なんだから、たとえば、便利屋を雇ったのではないか、とか書類に書いておけば通るんです。 なにしろ、上層部が通すと言うんだから。 >・何で警察庁の次長が警視庁の監察官や本部長に指図できるのか? 警察庁は警察のトップですから。 警視庁は東京を管轄とする「県警」です。神奈川県警と同レベル。 それに対して警察庁長官と言えば、全警察職員の最高位に位置する警察官で、次長は長官の次に偉い人です。 警視庁の全職員が部下です。 ちなみに、以前岸部一徳さんが演じていた官房長は、次長の部下です。 石坂浩二の方が、岸部一徳より上ということです。 >・そもそも王は何の容疑で拘束するつもりだった?出国当時逮捕状は降りていたのか? 逮捕するつもりはありません。 事情を聞くだけです。 そもそも外交官ですから、逮捕はできません。 外交官特権の話は出ていたと思いますが。