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相棒最終回の感想を聞かせて

タイトル通りです。 率直な感想をお願いします。 自分は…展開は良かったんですが、なんか腑に落ちない。 ドラマとはいえ、なんだか日本の女性はバカばっかなのか?って勘違いされなきゃいいなぁと、いらぬ心配をしてしまいました。高視聴率ドラマだけに…。 しかも、スパイしている国は思いっきり中国っぽいんだけど(アメリカはアメリカなのに!)、みすみす容疑者を逃がしちゃう(しかも政治的に!)あたりが悶々としました。

みんなの回答

  • aibofan
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.5

展開のテンポなども良く、ワクワクさせられて見終わったのでしたが、数日してから気になったことがありました。 外交官が捜査員を殺害させるに及んだ動機への疑いです。捜査が近づいて来て邪魔になったのは分かりますが、その後の展開で分かるように…外交特権に守られているし、既にサンプル入手には成功した後で本来の作戦は終了していますから、面倒になったら…ラストがそうであったように帰国すれば済むわけで、殺人という究極の犯罪を犯すほどの合理性は無いのでは?…ということです。 捜査が単独だから消してしまえばその後も様々な作戦行動を継続出来る、という理由で女を殺害に取り込んでいますが、他に誰も知らないはず…という完全な認識が出来るとも思えないし、実際検察との打ち合わせのうえでの単独捜査をしていたわけですから、その時点での一人の殺害でカバー出来ると考えるのは軽すぎる。 捜査側に確かな情報を提供するスパイでもいたなら確信も出来たでしょうが。 外為法違反を隠すために捜査員を殺害、目先のことしか考えられないような素人ならともかく、工作員というプロが本気でそれを動機にするとはとても思えないのでした。 事件の大小にかかわらずそれがバレないようにすることが外交関係などに必要だったというのであれば、むしろ関与した女の口封じこそが必要なはずで、それは放置してますから外為法違反事件の隠蔽にはそんなにこだわっていなかったわけで、つながりません。 で、思ったのですが、外交官はいずみ(星野真里)に重大な犯行をさせること自体が動機だったんじゃないか?ということです。それはほとんど私的な動機になりますが、自ら考え判断して生きられる国にいながら…難しいことは考えないという思考停止で済ませる女への軽蔑が、自分が置かれている厳しい立場との間で爆発し、女の人生に影響する重大な犯罪を起こさせた、ということです。 国外脱出時にワザワザ女に嫌味な手紙を残していて、…そんなことまでした背景にはアメリカを含めた国家間での取引が成立してこの事件処理に目処がついたということもあったのでしょうが、右京が究極の恋文のようですらあるとも言うような謎っぽいモノであったソレが…文面通りの嫌味であったなら、それは女を殺人犯にしたことと動機が直結している。 仮に、偽装殺人が単なる事故死として処理され、女が警察に追われるようなことにはならなかったとしても、それはそれで良いのでもあったでしょう。外交官側もそれは好都合でありながら、しかに女には一生背負う罪の意識を与えることになりますから。 早晩関係を断つ女への…どっちに転んでもカマワナイ罠…みたいなコトだったんじゃないか?…という理解も成立するようにドラマは描かれていたというか、そういう材料をばらまいてもいたと感じたのでした。 そんなことで殺害されたと考えると、そして国家間の取引というかエリートの思惑でもある異次元での事柄で事実が隠蔽されるなんてことも含めて、ますます許せないのですがね。

  • LOLIPON35
  • ベストアンサー率30% (861/2838)
回答No.4

いつも物語の展開に裏切られっぱなしで、 そこがたまらなく面白く楽しいです。 本音と建前を使い分けている権力者。 それに抗い、愚直なほどの純粋さで 真実を追い求める二人の刑事。 まあ、真実を知るためには手段を選ばない 右京さんの姿勢は、常軌を逸していて、 ついていけないと思ったりもしますが…。 純粋に信じるだけの女性に、 「嫌いだ」とわざわざけじめをつける男。 フィクションの世界だからこその リアルな想いが伝わってくると思います。 ついでに言えば、同期の死の真相に 遣り場のない憤りを感じる刑事。 特に、今回のスパイ(工作員)こそは、 何も語らないようでいて、多くのことを 訴えているのではないかと感じました。 それは、あらゆるところに熱意を込める 制作側の姿勢にも言えると思います。 これがもし、本来の機能から乖離している お役所仕事のような現実世界の話だったら、 とても楽しむどころではないでしょうけれど、 現実だからこそ、純粋さを失いたくない。 そんな気持ちにさせられました。 甲斐くんが自らのミスを謝る件とその伏線は、 それはそれで筋が通っていると思いますが、 演技のできない素直さがいいとこでもあり、 後悔も反省も、胸にしまっておくくらいで よかったのではないかと思いました。 >日本の女性はバカばっかなのか? 計算高い目線だけで恋愛をする(語る)のが 現代の現実の女性の姿だとしたら、 他人を信じられる女性がフィクションの 中だけでもいていいと思います。 >みすみす容疑者を逃がしちゃう 似たようなことは現実にもありますね。 きっと、フクザツな裏があるのでしょう。 悶々どころか、寒々しいです。 …などと、現実と虚構の区別のつかない ダメな中年の意見でした。

noname#176987
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#231223
noname#231223
回答No.3

スパイの色仕掛けに引っかかるヤツなんて、あんなものでしょう。 別に日本人女性に限らず、老若男女、万国共通でああいう描かれ方をするでしょうから、別に。 スパイからの三行半が日本を舞台にしたことを主張しているのか、いまどきの恋愛脳なドラマと一線を画したい演出なのか、っってカンジはしましたけどね。 杉下右京ほどの人物が、外交官特権で連れ戻しても立件どころか逮捕すらできるはずもないスパイに執着するあたりが、『相棒』らしいというかなんというか。その部分のリアリティを増すために被害者を「警視庁幹部」にしたのでしょうけど、イマイチ生きてなかったように思います。 先に実行犯逮捕、スパイを追求するも外交官特権に邪魔をされ、策を弄するも帰国・・・くらい素直な作りだと、それはそれで面白くないか。 CIAに貸しを作ったと明言してしまうあたり、カイトパパがちょっと黒幕としては頼りないかなぁ。

noname#176987
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • 23tomo-u
  • ベストアンサー率27% (433/1565)
回答No.2

個人的には面白かったです。 日本の女性はバカばっかって・・誰に勘違いされるんですか?(笑) 詐欺師にひっかかる人ってあーいう人だと思いますよ。 それは日本に限らずどこの国の人も。 スパイしている国は共産圏の国を表わしていましたけど、 アメリカ人が拘束されていることが報道になるってことは北のことです。 この前も実際ありましたし。 すっきりする終わり方をするとすれば、個人的には ・最後は飛行機を止めて、出国ギリギリで逮捕→これが王道 ・または出国して国には帰れるんだけど、現地で暗殺されるとか。 ただこういう期待を裏切るように作ってるんでしょうけどね。。(笑) ずっとそうですが、このドラマって全部が全部、勧善懲悪って訳ではないじゃないですか。 たまに官僚や警察上層部がわざとらしく割り込んできて邪魔をしたりする。 わざとらしく「大人の事情」を入れて「世の中、上手くいかないよ」ということを へたくそながらに伝え悶々とさせるところがこのドラマなのかな、 とも思っています。 最後の犯人の女性の手紙の内容は印象的でした。 「あなたは愚かだ」で締めくくらず「あなたが嫌いだ」と書いてあるところ。 「愚かだ」で終わらせれば、その女性をバカにして終わらせられたものを 「嫌いだ」というと、その女性としっかり向き合って終わりを告げる言葉だと 思います、つまり「振った」ということ。 「二人で過ごした時間、そこには愛があったけど、本当は嫌いだった。」 というのを真摯に伝えた手紙だったと思います。 スパイ、詐欺師、ジゴロそれらのスキルを持った男でした。 何にしろ次シリーズも期待ですね。 甲斐くんもまた楽しみです。

noname#176987
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#183245
noname#183245
回答No.1

権力を押しのけるのは、むずかしい。 杉下右京ほどの人物でも。 ぼくはうまくいかなかったところに、 リアリティを感じました。

noname#176987
質問者

お礼

ありがとうございました。

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