- ベストアンサー
パナソニック(ナショナル)の改革失敗
2000年代中期、パナソニックが社内改革を行なっていると多くのメディアで取り上げられました。改革が行われ社名もナショナル から --> パナソニックへと変わり大改革が行われたと報じられました。 しかしその後、パナソニックは躍進するどころか横ばいから衰退へと進み、昨年も大量リストラなどを行なうなどし業績悪化や各事業の不調が顕在化する事態となりました。 結局一連の改革は失敗に終わったようですが、パナソニックの社名を変えての大改革はなぜ失敗したのでしょうか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
体制改革やらナンやらは、競争意欲の無い経営陣の逃げ道です。 真の原因は、もっとも困難な価格競争を避けて、安易な商品造りに走ってしまった結果です。付加価値とかなんとか美味いことをいって、使いもしない機能をゴテゴテつけて、結局高価格にしてしまって世界の消費者を失った。この一言に尽きます。 ・・・松下幸之助さんが、さぞかし嘆いていることでしょう。 これは松下だけのことではありませんよね。他の家電メーカーもそうだし、自動車にだって、その兆候が見えてきましたからね。もうすぐ、本田宗一郎さんも嘆く時が来るのでしょう。(でも、ホンダはこのことに気付いたのでは? F1復帰で経営陣や従業員の競争意識を呼び起こし、この意識改革を土台にして、今の日本がもっとも困難とする課題、低価格に挑戦しようとしているのではないでしょうか・・・。) 日本の産業界全体が、原点に立ち返って考え直してみる時だと思います。
その他の回答 (2)
- osakajapan2001
- ベストアンサー率16% (236/1442)
社内改革に失敗もしたが これが時代の趨勢と言う事です パナやソニーやシャープに代表される日本式の生産技術最優先の特徴から来る販売戦力が 全時代的に終焉した事を意味しています 40年前の米国のまるで焼き直しを見ているような錯覚は 錯覚ではなく事実として到来したのです 米国からTV事業を消滅させたのも当時の松下でした 40年後米国の道を今日本が歩みだしたと言っても過言ではありません 日本の家電産業の再生には数十年間の長き道のりが 大きく立ちはだかっていると 申し上げても止む無しでしょう プラズマが優位な事は周知の事実でしたが時代は液晶を求めた結果 米国のプラズマコーポレーションを買収した先制攻撃が 返り討ちにあったのです 先は誰にも復活した日立にでさえ 見える事はないでしょう 生みの苦しみを長きに渡りパナソニックは 味あわなければならない時代が到来したのです 悲しい事だと思います ※取得特許件数はパナは世界一ですが 内容が東芝や日立とは余りにも違うものなので 商品開発に問題があります ※パナの取得特許→生産コストの著しい低下の為の特許が多い(生産コスト低減の為の技術改心が中心) ※東芝・日立→販売戦力上の画期的特許件数が多い(ヴィデオレコーダ等の基礎技術)
- tar5500
- ベストアンサー率22% (852/3865)
社名の変更はあまり関係ない。自社で採算とれてた三洋、松下電工を 完全子会社化したあたりからやばくなったかもね プラズマに固執したのも痛い。