人口増加の対処法について私が知っていることを書きますね。
実際に人口増加に何らかの対策をしているのはやっぱり中国だけなんでしょうか?一人っ子政策というやつです(今も表面上は継続してますよね)。
逆に先進国では少子化という反対の現象が起きているので,人口増加は望ましい方向だと考えられています。その証拠にフランスなどでは子供2人目から確か報奨金みたいな形で所得が補償されているはずです。
人口増加が問題になっているのは途上国ですね。
その日暮らしのような貧困の中で子供が生まれればそれだけ生活が苦しくなります。なぜ増加するのか,というのは面白いテーマだと思います。生んでも栄養失調で死んでしまうなら一人か二人に絞ったほうがいいはずですよね。
おそらく,
1、種の生存のためにたくさん生む
2、避妊が十分にできない
などの理由があると思います。1は(言葉が悪いですけど)弱い生き物ほどたくさん生む,下手な鉄砲というやつですね。2は知識と道具がないのでしょう。
それからもう少し貧困の程度が軽ければ子供を育てるコスト(教育・食料など)がベネフィット(労働力)と比べて小さいことが考えられるでしょう。そうであればこれも人口増加の理由になるでしょう。
最後の理由を考えると,貧困の程度によっては人口増加を食い止めたほうがいいかもしれないし,食い止めないほうがいいかもしれませんね。
あまりに貧困では生まれてもほとんど死にますからある程度増加を押さえることがいいでしょう。程度が軽ければ人口増加は(爆発的でない限り=食料の制約を満たす限り)労働力を増やすという点で望ましいかもしれません。
したがって,対処法は貧困の度合いと関係してくるのではないでしょうか?(実際そうかどうかは調べないと分かりませんが)
ただ人口増加を食い止めることは難しいでしょうね。上の理由のうち1を変えるのは無理ですよね。2も教育と避妊具の普及が必要です。3ではメリットがあるからそうしているのでこれを止めようとすれば子供が生まれたらコストをかけさせるしかないです(一人っ子政策は強制的にコストを国がかけさせたわけですよね)。
ただし,これまで述べてきたことは基本的に短期的な視野に立っています。長期的にはどうなるのかはもう少し深い分析が必要でしょうね。
お礼
とても詳しくありがとうございます! 参考になりました!