1、事件は人の数ほどパターンがありますから、はっきりとは言いにくいのですが、
家族間での殺人は性的虐待やDVが大きく影響しています。
或いは過保護、過干渉も危険です。
前者の場合は、両親や親戚などが揃って隠したがるため、性的虐待は公言されにくいのが現実です。
それによって多数の子供が多重人格になってしまうのに、加害者は自分の立場だけを気にしているのです。
性的虐待が理由で離婚すれば仕事が下降するかもしれないなど、自分勝手な事しか考えていない為に、ご自分の家族に殺されるのです。
後者の過保護、過干渉は子供の意思を聞いていない、受け入れていない為に(子供が安心できる愛情ではない為に)、子供が感情の爆発をおこします。
例えば、「あなたはこの服を着るの」「私の言うことだけ聞きなさい」「一人でどっかに行かないで」「私を一人にしないで」など子供に依存した愛情は、安心できる愛情ではありません。
こういう教育をされた子供たちは自殺未遂をするようになり、そのうち家族がヒステリックを起こしたら殺しかねません。
子供としては「ぼく(わたし)の考えは聞いてくれない⇒愛されない」と思っているからです(人形のようにしていなければご飯を食べさせてもらえない等です)。
心が空の状態と言いましょうか、端から見たら幸せそうなのに、前者や後者の場合でも発見されにくいのです。
ましてや加害者は認めません。
そうなれば子供は誰に愚痴を言えばいいのか、自分の言うことを信じてくれるのかと不安ばかりが募ります。
そうやって成長し思春期に最も影響が出る染髪、ピアス、カツアゲなどをし、更に悪循環に陥ります。
抜け出す方法はあるでしょうが、実際に助けられる子供たちは数えるほどだけなのです。
2、社会人になってからの殺人は赤ちゃんから成人するまでの成長過程が影響していますから、
例えば、こちらも性的虐待を受けていたが傷が癒えないまま成長し、大事な話を誰にも何も言えず(作り話をしてしまう事も少なくありません)、社会人になってから感情が爆発してしまった場合に、通り魔などになります。
本人の性格も関係しているでしょうが、大事なのは教育環境ですね。
3、可能性は十分にあります。
・借りた人の全財産を奪いたくなった。
・家族に何らかの前科を言いふらされると脅され、殺してしまった。
・自分だけ幸せになればいい
など様々です。
お礼
結構複雑な背景もあるのですね。 そこまでは思いつきませんでした。 でもさすがに家族を殺すとなれば、それ相応の理由や背景があるということですよね。 ありがとうございました。