時間を少しかければ、確実に理解します.
小箱をカッターナイフで切り、セロテープで留めて、一辺が10cmの立方体を作ります。
1cm四方の方眼紙で有れば、なお都合良いです。
縦、横に1cm3の立方体が10個ずつ並んでいることを確認させます。
つまり、最下段に10×10で100個の立方体が並ぶことを、数えさせます。
100個が10段で、先に作った立方体が1000cm3で有ることを数えさせます。
ここで、 1000cm3が1リットルという約束を教えて、1000cm3=1リットルと立方体に書き込みます。
部屋の隅に、縦横高さ1メートルの地点に画鋲で紐を留めます。次に椅子の背などを利用して8点を設定して、1立方メートルの大きさを作ります。ここで、一立方メートルの大きさを、承知させます。
最後に、先の1リットルの小箱を何個並べたら1立方メートルになるか、床に小箱を置いて、考えさせます。
10個(縦)×10個(横)×10個(高さ)で1000個で1立方メートルになることを、説明させます。
一時間弱で、全ての作業ができますが、子どもさんと一緒に作業すれば確実です。
※ 事前に図示して、1平方キロメートル=1,000,000平方メートル(1km×1km)=(1000メートル×1000メートル)で有ることを理解させると容易です。
子どもに単位を丸暗記させると、複雑になった時につまずきます。
指先と、目と、音とか、つまり,声を出させて、説明させることで、頭で考えて、やがて自分で図を書いて考えるようになります。
経験を積んだ大人では、当たり前の思考が、子どもではできません。
逆に、実習することで、発想豊かに思考する子どももいます。
ク○ン学習で、抜群の計算力を誇る子どもでも、立方体の展開図ができなくて泣き出す場合も有ります。
小学生の間は、丸暗記させることも、工作など手作業も併せてさせることも、ランダムに組み合わせて行うと、知能は高まります。
全て、作業させる時間はありません。 (*^_^*)
お礼
とても参考になりました。 すこしずつ、あるひ理解してくれるものなのかもですね。 ありがとうございます。