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プロコル・ハルム「青い影」について
ある方が「青い影」の歌詞について、 「酔って青ざめた女を口説いているだけの詞」だと言っていたのですが、 本当にそうなのでしょうか? if behind is in frontは「もし尻が前についていたら」で、 So we crash-dived straightway quickly and attacked the ocean bed この部分は性交の暗喩だ、とも聞いたのですが 英語が苦手で自力ではよく分からないので、よろしくお願いします
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この「青い影」は当時の時代背景としてあったサイケデリック・ロック(LSDなどの薬物での幻覚を体現する音楽)の色合いが濃いので、そういう解釈をする人がいても不思議ではありません。実際作詞したキース・リードもインタビューで「これはある人間関係についての歌なんだ。人物の性格があって場所があって、旅がある。そこには部屋の音、部屋の感触、部屋の匂いさえもがある。確かに旅は始まっているが、詞の一行一行が助け合いながら集まったものという感じはないな。糸でつながれた感じがある。」と述べていますので、男女が出会い、その二人の間の物語だと考える人もいるでしょう。 メロディーは有名なクラシックの名曲を彷彿とさせるのに対し、歌詞が難解で意味不明だといわれるのは有名です。ですから色々な訳詩もされています。そのうちのいくつかを下記でご確認ください。 http://glad-eye.at.webry.info/200610/article_1.html http://p1r1.blog6.fc2.com/blog-entry-220.html http://www.eigo21.com/03/pops/whiter.htm
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- mota_miho
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》ある方が「青い影」の歌詞について、 「酔って青ざめた女を口説いているだけの詞」だと言っていたのですが、 本当にそうなのでしょうか? 「詩」にはその意味はありません(と思います)。しかし、「タイトル」(a whiter shade of pale)は、その口説き文句の一部から来ているようです。 作詞者(キース・リード)が、あるギャザリング(パーティ)に行ったときのことです。そこで、男が若い娘に「 You've gone a whiter shade of pale」と言っているのを聞きました。それが作詞者キースの印象に残り、歌のアイディアの元となったというのが定説です。 さて本題の詩ですが、深い意味はなく、雰囲気が感じられればそれでいいように思います(回答者=素人の意見です!)。キースはボブ・ディランから大きく影響を受けたようですが、ボブ・ディランの詩には、言葉遊びのような意味不明(?)のものが少なくありません。それに倣った可能性があります。 「青い影」でオルガンを担当したマシュー・フィッシャーも「詩の意味は知らない。気にしたこともない」と言っています。 なお、インターネット上には詩の意味を問う質問がたくさん見られますが「正しい解釈」はないようです。 ご参考(英国インデペンデント紙の記事) http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/music--in-truth-they-were-at-sea-lives-of-the-great-songs--a-whiter-shade-of-pale-vestal-virgins-light-fandangoes-procol-harums-classic-can-be-baffling-mike-butler-asked-its-authors-to-help-1449408.html
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません。 確かに詩は各々の解釈で楽しめばいいようにも思いますし、 必ずしも意味のあるものばかりではないのかもしれませんね。 大変参考になりました!
お礼
確かに、様々な解釈が出来るような不思議な雰囲気の歌詞ですね。 ただメロディーがたいへん切ない歌なので、 ある方の「酔って口説いているだけ」「くだらない歌詞」といった解釈には疑問が残りました。 訳詞も随分軽い感じだったので…。 サイトのご紹介ありがとうございました。 色々な訳詞を読んで自分なりの解釈を見つけたいと思います。