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法案と株価の動きについて
福本伸行『銀と金』という漫画の政治改正法案編について質問です。 ご存じない方のために大雑把に説明すると(ちなみに、この漫画はあくまで実際の政治家や事件をモチーフとしたフィクションです)、 政治改正法案という法案が参議院にて否決される ↓ 否決を受けて東証株価が暴落 ↓ 1週間後、二つの政党の党首が合意し、法案が可決する ↓ 可決を受けて株価が急騰 という流れです。 これについて、登場人物の平井銀二は「どんな素人にも予測できる簡単な市場原理」といっていますが、私にはなぜ株価がそのように動くのかが分かりません。 法案の可否と株価にどういう関係があるのでしょうか?
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- fujic-1990
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わからないでしょうね、私もわかりません。 たぶん、その銀二さんの「前提」が質問者さんに伝わっていないのです。ということは脚本がヘタだということですね。 実際には、成立して暴騰するか暴落するかは、その「改正法案」の内容次第だと思いますよ。 国会は、これまでさんざん「改正」という名の「改悪」をやってきています。前科無数犯。 例えば民主党が与党だった時、会社の内部留保金(一度納税した後の残り滓)にまた課税するという「改正」をやらかそうとしました。政治改正法案ではなくて、税制改正法案ですが。 改正法案の詳細は知りませんが、一度税金を払った残りの内部留保にまた課税され、翌年また内部留保に課税され、ということを毎年繰り返したら、税率は限りなく100%に近づいていくでしょう。 そんなに何度も課税されたら企業がやっていけるわけないので、これが成立していれば黒字企業は日本から逃げ出し、残るのは内部留保などない赤字企業ばかりになったでしょう。 そんな改正法案、成立していたら、株価が上がるはずない、です。 むしろ「成立したら」株価は大暴落でしょう。 政治改正法案だって同じで、内容次第です。 二大政党の党首が話し合って妥協が成立したので、今後政策がうまく動くだろう(ねじれ解消)という妄想かもしれませんが、一度くらい話し合いが成立したからと言って、今後も話し合いがうまくいく保証なんてまったくありません。 市場原理とは関係ない話でしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり市場原理とは関係ないのでしょうか。 ちなみに「政治改正法案」の元ネタですが、河野洋平と細川護煕が合意して可決したものらしいので、恐らく1994年の「政治改革関連法案」だと思われます。 政治改革関連法案が可決されたとき、実際に株価の動きはあったのでしょうか? なお、政治改正法案の内容については完全に明らかにはされていませんが、「小選挙区制」などの言葉があるので、恐らく政治改革関連法案にかなり近いものだと考えられます。 > 一度くらい話し合いが成立したからと言って、今後も話し合いがうまくいく保証なんてまったくありません 質問文では言及しなかったのですが、「政治改正法案」は党首同士の「出来レース」であるという設定になっていました。 党首の合意で可決することは決定していたのだが、いきなり合意すると体面に関わるので、参院で否決することで、一応は法案に「抵抗」するスタンスを見せた、という感じです。 なので、「話し合い」自体はうまくいくことが確定していたのですね。 もっとも、確定していたとして、それがどのように株価に影響するのかは分かりませんが……。