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父の最後について教えてください。
肝臓がんで亡くなった父の最後について質問です。 はじめは風邪の症状でした。熱が出て、数日後は熱が下がったのですが下痢になり、 また数日後にはタール便が出たので病院で詳しい検査をしたところ、胃潰瘍で、 しかも肝臓がんの末期で余命はわずかと宣告されました。 がんは大きいもので10センチ以上で大小あわせていくつかあるとのこと。 すぐに入院し、胃潰瘍なので、はじめは絶食を強いられました。 点滴をするようになってからは腹水がたまり始めました。 胃のほうが良くなり、食事のOKが出て、重湯などは数日口にすることができましたが、 だんだんと食欲がなくなり、医師から中心静脈栄養を勧められ、その手術をしました。 入院から2週間ぐらいで退院し、自宅に帰ることに。 その頃にはほとんど寝ている状態で起きても肝性脳症なのか意味不明なことも言うように。 悪心や痛みを訴え、トイレに起きる元気すらなくなり、点滴も500mlになりました。 排尿も少なくなりました。 そして退院から6日後、血圧が60台に。 排尿もほとんどありません。 半日過ぎたころ、下顎呼吸もしはじめました。 その数時間後から黒い緑っぽい液状の、今までにない匂いの便が出るようになりました。 腹水でパンパンに張れていたお腹も少ししぼんできました。 そして段々と息をする間隔が長くなり、息をひきとりました。 それからすぐに口から薄茶色の液体が出てきました。 その液体は遺体の処置をした後もかなり出てきました。 このような状況なのですが、父の体内ではどのようなことが起こって息をひきとったのか 分かる方がいらっしゃれば教えていただきたいのです。 死因が肝臓がんであることはわかります。 ただ、肝臓がんで体の中でどのようなことが起こり死に至ったのか知りたいのです。 長々と読んでいただきありがとうございます。 どうかよろしくお願いします。
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- kamobedanjoh
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肝臓は体内の化学工場と言われています。 腸から吸収された栄養物を,基本的な化学物質に変換して各器官の動力源として分配します。また,毒性物質を無毒にします。腸が必要とする消化液(胆汁)を分泌します。 肝臓癌はそれらの機能を大きく損ないます。その為全身の器官が機能を失います。 腹水が溜まるのも粘便が出るのも,それぞれの器官の機能低下の結果です。 肺も呼吸機能を失う為呼吸困難になります。 肝臓は,痛みの神経を持たない特殊な器官です。『物言わぬ臓器』とも呼ばれます。 このため発見が遅れてしまいます。最大の自覚症状が疲労感です。 定期的に健康診断を受け採血検査して貰っていれば,検査の数値から早期発見も可能でした。 お悔やみ申し上げます。あなたも遺伝子受け継いでいるはずです。呉々もお気を付け下さい。
お礼
迅速かつ、ご丁寧に回答ありがとうございます。 色々な器官の機能低下なのですね。。。 ずっと考えていたのでこれでやっと納得がいきました。 実は2年ほど前には肝臓に影があると言われていたんです。肝臓癌の疑い・・・と。 本人は病院嫌いなので再検査を拒んで 周囲の者もあまり説得をしなかったのです。 疲労感も訴えていましたが、年のせいだと思っていました。 そのときもっと説得して病院に連れて行くべきでした。 私もそうならないように気をつけようと思います。 どうもありがとうございました。