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肝臓癌の末期について

はじめまして。祖母が肝臓癌の末期です。食欲もなく、黄疸も出ており、腹水、胸水も溜まってます。現在は入院してますが、もうすぐ退院し自宅に帰ります。本人の希望です。そこで知りたいのは、手術はもう完全に無理でしょうか?あと少しでも改善する方法はないのでしょうか?どなたか教えて下さい。

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回答No.2

補足です。遅くなりすいません。 内科的な治療について回答させて頂きます。 まず、内科的治療は根治(治癒を目指さない)より生活の質をあげるものと考えてください。 まず、痛みのコントロールですが様々あります。代表的なのはモルヒネをはじめとする医療用麻薬です。内服、座薬、注射とその人の症状に合わせて使用されます。代表的な副作用としては呼吸抑制・便秘・吐き気などがありますが、副作用はほぼ他の薬剤で対処できます。 高濃度・高用量で使用すると呼吸抑制が強く出て、呼吸停止となりますが、通常痛みとの相談になります。 黄疸は肝細胞が破壊されてビリルビンが上昇し、目に見えるようになります(検査値省略)。積極的治療は『透析』と『血漿交換』があります。しかし、癌のエンドステージではほぼ行われません。手術前の減黄処置として行われる事が多いです。 一番辛い思いをされるのが腹水・胸水です。抜く以外にあまり方法がなく、水で肺が圧迫されて呼吸困難を訴える人が多く、これは看ている方もかなり辛いです。 腹水・胸水(以下、水)には癌細胞など悪い物質も、タンパク質などの必要な物質も多く含まれています。体が浮腫むのは、タンパク質が血の中に少なくなり、水が血管外に逃げてしまい浮腫になります。 腹水は抜けば楽になりますが、すぐに再貯留します。これをまた抜くと更に低タンパクになり全身状態が悪くなります。その繰返しになります。一部の高度医療機関では、抜いた水から癌細胞を取り出して必要なものだけを点滴で体に戻す方法も行われています(保険適応)。 ご本人が病状やある程度の余命をご存知ならば、今しか出来ないことや、やり残した事などを出来る限りやらせてあげたいですね。 食べられる今のうちに好物を食べたり、思いでの人に会うとか色々。 最期は辛いかも知れないが、やり残した事はない!と思えるような生活を送らせてあげたいと私自身は思います。

回答No.1

肝臓癌末期と書かれていて、黄疸・腹水ありとの表現から手術適応ではないと医師も家族も本人も?認識されているのではありませんか? 『手術適応』は癌の悪性度や進行度、他臓器への遠隔転移・侵潤・腹膜播種の有無、年齢、基礎体力、本人・家族の意志などの情報を相対的に判断して決めます。手術せずに腹水を抜いたり、疼痛コントロールで質の高い余命6か月をとるか、手術してチューブ類を付けた余命1か月をとるか(極端なケースですが)、こう言う判断になります。 本人の意志で自宅に帰りたいのならそれは非常に尊重されるのが当然と我々医療関係者は考えます。 手術が出来る時期にオペするのも重要ですが、帰れる時期を逃さない事も重要です。 感情抜きで客観的視点では、高ビリルビン血症(黄疸)を改善しないとオペ不可、腹水あり=低タンパク血症の改善が改善されないとハイリスクオペとなる、さらに肝臓が原因の為、切除後の予備能が残るか、様々な医学的問題要因があります。 短くても質の高い生活を選ぶか、ツラい思いをして限りなく低い可能性にかけるか、本人または家族が主体となって決めて下さい。 手術に関して否定的な回答になりましたが、現実的に回答させて頂きました。

19800421
質問者

お礼

回答ありがとうございます。外科的には無理とゆうことですが、内科的には少しでも改善する方法はないのでしょうか?