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【死刑制度について】

死刑廃止国が、過去に死刑存置国だった時と、今の日本の違いについて 死刑廃止国の過去は、死刑存置国だったと思うのですが 今の死刑廃止国が、過去に死刑存置国であったころ、 死刑を存置する理由は、今の日本が死刑を存置する理由とは、まったく異なる理由で、死刑を存置していたのでしょうか? または、同じような理由であったのでしょうか?

みんなの回答

  • key00001
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回答No.4

お礼有難うございます。 > これはあまり聞かない理由ですね。 そうでもないですよ。 たとえば覚醒罪犯罪に対しては、日本の刑法は割と緩く、その結果、外国人による覚醒剤犯罪が横行しいます。 また行政の警察権が、世界的には弱く、実際にも警察官が発砲すりゃニュースになる様な国です。 その結果、外国人犯罪者は、日本の警察官をナメてます。 即ち、死刑にならない様な犯罪に関しては、既に日本は犯罪天国とも言われますが、逆に死刑になる様な凶悪犯罪に限っては、死刑の存在によって、そこそこ抑止出来ています。 類似(逆?)の現象は、たとえばシンガポールは覚醒剤に関しては厳しく、外国人の覚醒剤所持者に死刑判決を下し、その外国人の母国の元首から助命嘆願が発せられましたが、シンガポールは聞き入れず、死刑を執行したなどと言う例があります。 その結果、シンガポールで覚醒剤犯罪は消滅しています。 > 現行法を変えれば死刑廃止の選択肢もありうることを示唆していますよね。 有り得ると思いますよ。 例えば欧米では、司法が死刑にしない代わりに、行政が事件現場での射殺等を躊躇しませんよね? あるいは、死刑を廃止するかわりに、「終身刑の導入+厳罰化」などの選択もあるかと思います。 これらも犯罪抑止力になり得ますので、死刑を廃止して、そう言う方向性に舵を切るか?と言うことです。 ただ、死刑も国家による最高レベルの強権ですから、日本がその上限を終身刑に引き下げるとなりますと、治安を維持するためには、警察機能を強権化とセットで考慮せざるを得ないと思います。 それでなくても、上述の通り、日本の警察官は、外国人犯罪者にナメられていますので。 ただ・・・極限しますと、警察権の強化は、治安維持警察の様な存在にもなり得、官僚国家の日本は、そう言う風になりやすく、安直な行政権の拡大化は、ちょっと恐い気がします。 その心配は無いとしても、行政の刑事(警察)と、司法の考え方などを、かなり変えねばならず、そのリスクや弊害は、何らか確実に負わねばなりません。 その一方で、我が国がリスクや弊害を覚悟で、治安改善に努めねばならない状況か?と言うと、そうではありません。 言わば日本は、死刑存置国として、世界的にも高水準の治安維持に成功している国で、それと同時に行政権の拡大なども、抑止も出来ています。 そこから死刑を引き去った場合や、方針を転換した場合、その治安がどうなるか?は、何も担保されていません。 死刑が必ずしも良いとは思いませんが、では絶対に悪か?と考えると、それも断言は憚りますし、死刑存置によって、治安を維持し、多くの生命を守っている日本が、行政権の拡大リスクなどまで考え、今、敢えて死刑を廃止する必要性があるか?などと考えると、私の答えはネガティブです。

cherry77_
質問者

お礼

再度ありがとうございます。 key00001さんのご意見はいつも高尚すぎて世論との乖離が激しいんですが、死刑と冤罪が別問題のように、死刑と外国人犯罪も別問題ではないでしょうか。ただ、#1さんのお礼でも書いたように 比率的に殺人件数と自殺者の割合が日本と逆の国の国民なら 宅間守や加藤智大のような人間も非常に珍しいでしょうから、それなりに抑止力はあると思いますが、外国人の犯罪者を規準にして量刑を決めるのも違和感を感じます。 >シンガポールは聞き入れず、死刑を執行したなどと言う例があります。 これも外交問題にまで発展し、近年では死刑を徐々に見合わせているケースもあるようですよ。でも、日本人だと 日本も死刑存置国だというので 日本人がシンガポールで麻薬を所持していたら冤罪だろうが躊躇なく死刑にするんじゃないでしょうかね。 >類似(逆?)の現象は、たとえばシンガポールは覚醒剤に関しては厳しく、外国人の覚醒剤所持者に死刑判決を下し、その外国人の母国の元首から助命嘆願が発せられましたが、シンガポールは聞き入れず、死刑を執行したなどと言う例があります。 シンガポールは見かけは平和な楽園のようでもある意味昔のソ連よりも恐ろしいところがありますね。中身が麻薬だとも知らず、好意で荷物を運んだだけでも死刑でしょ。 あと、日本ではマナーやエチケットのレベルでも、シンガポールでは罰金でしょ。 死刑大好きな日本人でも シンガポールみたいに厳則しい国よりは 死刑のないEU諸国の方が住みやすいんじゃないでしょうかね。 >言わば日本は、死刑存置国として、世界的にも高水準の治安維持に成功している国で、それと同時に行政権の拡大なども、抑止も出来ています。 私は治安維持よりも政治利用で死刑を存続させているような気もします。 民主党が与党の時、死刑が行われず国民から不満の声が上がっていましたが、自民党が政権を取り戻し、小林薫ら3人が死刑執行された次の日に 日本のTPP参加表明とは出来すぎているような感じがします。

  • key00001
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回答No.3

死刑廃止国の考え方は、基本的には社会契約論に集約されると考えています。 要約すれば、国家の最大の責務が、「領土と国民の生命・財産を守る」に対し、「国家に国民の命を奪う死刑を行う権利があるか?」と言う問いには、明確な答えが無く、死刑を廃止する風潮が強まっているのでは?と思います。 また死刑存置国も、イスラム圏などを除き、同害報復(同害賠償)などは完全に否定的であり、予防説の立場で、死刑を容認しています。 尚、私自身は我が国においては、死刑は存置すべきと思っています。 最大の理由は、たとえば、もし現刑法のまま死刑を廃止したら、外国人にとって犯罪天国になってしまいますので。 基本、更生を目的とした刑法で、終身刑が無く、また犯罪者の人権も尊重し、重労働等の刑科もしません。 その代わりに、更生が期待出来ない悪質な犯罪者に対しては、厳刑を以て妥当とすると言う考え方は、欧米の先進国の考え方とは一線を画すものの、日本の歴史や文化との適合性も無いとは言えず、また何より、実際にも、世界的にも高水準の治安の良さと言う形で、成果・効果も挙げています。 一方で、死刑の問題に冤罪を挙げる人も多いですが、基本的には、少なくとも近年では、極めてレアケースではないか?と思います。 また冤罪問題においては、日本の検察の自白強要姿勢などが汚点であって、少なくとも検察が自殺を求刑する場合は、可視化や、そもそも自白の証拠性を認めないなど、司法の在り方を見直せば、かなり改善が可能では?と思います。

cherry77_
質問者

お礼

ありがとうございます。 >最大の理由は、たとえば、もし現刑法のまま死刑を廃止したら、外国人にとって犯罪天国になってしまいますので。 これはあまり聞かない理由ですね。でも、key00001さんの考えに沿えば、現行法を変えれば死刑廃止の選択肢もありうることを示唆していますよね。

  • angel25gt
  • ベストアンサー率48% (44/91)
回答No.2

他の国が死刑廃止に至った経緯は、参考となるものを、とりあえず以下に添付いたします。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E5%88%91%E5%AD%98%E5%BB%83%E5%95%8F%E9%A1%8C これ(特にルソーのキリスト教改革の影響)を踏まえましての私の個人的な 「死をもって罰する」 ことへの推奨されるべき姿勢は次のとおりです。 ●せっかく哺乳類に生まれてきたのですから、同種同士で殺し合うのは愚かなのですが・・・人間は殺し合います。暴力が好きで、苛めが好きで、他人が苦しむのを見ると、機嫌が良くなる種でもあります。 繁殖期でなくともセックスを求め、テリトリーを守る時でなくても、同種に殺意を抱き、興奮します。 先進国では死刑が行われない方向に進んでいるにもかかわらず、日本においてはそれが進みません。むしろ、死刑が廃止された国のステップこそ奇妙に見えたりも致します。 原発完全廃止に至るには代替エネルギーを確保しなければ気持ちが落ち着くはずもないのと同様、死刑に替わる厳罰が他にが無いゆえ、日本では死刑廃止の声が高まらない、ただそれだけなのだ、と良心的に解釈する べきでしょう。 そのような状況下では、政治家も死刑廃止を口に出せません。口に出したら、政治的に死刑を宣告されるからです。 たぶん22世紀ぐらいには、日本にも終身刑制度が導入され、死刑の不必要性を語る政治家が現れるのではないかと、そのように緩やかに考えています。

cherry77_
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 angel25gtさん自身、死刑に賛成なのか反対なのかスタンスがよくわからないので詳細なコメントは控えさせていただきますが、こちらの質問もご覧ください。 今まで何度も議題に上った問題だけど、斬新な意見もあります。 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7960823.html

noname#187563
noname#187563
回答No.1

廃止国: 無実の罪により死刑になるケースが多かったために死刑廃止を選択。 日本: 有罪の死刑囚が多いし、罪のない人間が殺されているので、殺人予防のために死刑制度が必要と言われる。 日本の死刑制度反対は、罪人をかばうためのものに過ぎないので、死刑制度反対への反対者が大勢居る。DNA鑑定や画像解析技術など操作の手段が発達してきたので、ますます死刑反対に反対する人々が増えそうです。

cherry77_
質問者

お礼

ありがとうございます。 >殺人予防のために死刑制度が必要と言われる。 日本では年間 殺人事件が1,200~1,300件に対し、自殺者数が約3万人に上ることを考えると、宅間守や加藤智大のように 厭世的になり 死にたいと思っても自殺する度胸のない人間が他人を巻き添えにし、死刑になりたいと思う奴も非常に特殊とは言えず、殺人予防自体が疑問視されているので、死刑制度が絶大に支持されているのは 別のもっと大きな理由が考えられますね。 私は政治の道具というのを疑っています。民主党が与党の時に、死刑が執行されずに 国民から不満の声があがっていましたが、小林薫ら3人の死刑執行命令が出た翌日に 日本がTPP参加表明って ちょっと不自然な意図を感じました。 >日本の死刑制度反対は、罪人をかばうためのものに過ぎないので、死刑制度反対への反対者が大勢居る。 他にも理由がありますよ。まあ、勉強してください。

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