ごめんなさい、回答の文句を言っている訳ではありませんが、
待っている者の気持ちを考えながら読んでいると、こう思います。
辛いでしょうが、楽観的な期待は一切やめた方が良いですよ。
例えば、「仮釈」を貰って出所が決まっても本人にはわかりません。
ただ何となく”おやじ”の言葉等で大体来週位かな?......と、わかるくらいです。
「仮釈」で工場を上がれば「釈前」と言う「房」に入ります。
網走刑務所では、2週間前にその部屋に上がり、出所に向けての準備をします。
ここに上がった時は、もう「刑務作業」からはおさらばです。
「満期」の場合は、確か4日前位に「釈前房」に入ります。
この場合は、釈前房と言っても「懲罰房」と同じ官舎です。
ただ、テレビがあるか無いかの違いだけで、「独居」です。
決して、娑婆に出られる訳ではありません。
まだ刑期が残っているのですからね。
「釈前」での生活中に喧嘩などの事故を起こして、また戻ってくるやつもいましたよ。
まだまだ「受刑者」ですから、何もできません。
もう一つ、忘れていた事が書いてありました。
病気などでの治療の為の「外泊」です。
重い症状の時のみで、簡単な病気では行けません。
また、自由は一切ありません。
「受刑者」ですから。
唯一楽しいのは「看護婦さん」です。
「女」だから?
「男」だから?
それもありますが、娑婆の一般の人との会話です。
ほんの一言だけですがね。
良い空気です。