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教員の方へ。辞書学習の辞書の購入について

ご回答者さま。こんばんは。 教員を志望している者です。 辞書学習について質問させてください。 児童の好奇心をあるがままに伸ばすには、 辞書引き学習が良いのではと思っています。 小学校では三年から辞書を引くようですが、 できれば、一人一冊の辞書を持たせたいです。 その際、各家庭に辞書を購入してもらうことはできますか? 家庭によっては、 余計な出費と考え購入しない家庭もあるのでしょうか? どうぞご存知の方がいらっしゃいましたら、 お教えください。

みんなの回答

  • mshinoda
  • ベストアンサー率66% (28/42)
回答No.7

辞書の使用については、学習指導要領に 3.4年生 (イ)表現したり理解したりするために必要な文字や語句について、辞書を利用して調べる方法を理解すること。 5.6年生 (ウ)表現したり理解したりするために必要な語句について、辞書を利用して調べる習慣を付けること。 とありますから、各校で作成する教育課程(実際には地域単位で作成)に沿って授業をする中で、辞書引き学習を行うことは可能です。 実際には、校内・学年で足並み揃えてやるべきですが。 学校図書館に40冊以上の辞書があったり、学年に40冊の辞書が備品としてする学校もあるわけで また、個人で辞書を購入させる学校もあるでしょう。学級担任の方針で自分のクラスだけ辞書購入というのはやめましょう。 保護者負担で辞書を購入することが可能か。これは地域の経済状況によります。 貧困家庭や教育に無関心な家庭ではあらゆる学用品の購入を余計な出費と考えて購入しない家庭がありますからね。

  • HAT
  • ベストアンサー率26% (53/199)
回答No.6

公立小学校の教員です。 国語辞典を使ってよく学習をしています。 分からないことを自分の力で調べていくことは確かに意欲を高めますし,効果はあります。 ただ,全員に買わせることは難しいのが現状です。 いくら辞書のよさを説明してPTA等で呼びかけても,買わない人は買いません。 強制はできないので,買ってもらえない子どもには図書室の辞書を貸します。 でも,やはり自分のものではないので,自分の辞書を使う子どもよりも効果は低いですね。 というか,そもそもそのような親の子どもは学習意欲が元々低い場合が多いので… 悪循環ですね。 でも,親の意識が高い学校に勤務していた頃は,クラスの90%位の子どもがそろえてくれたこともありました。 そのときは,子どもの意欲も高く,学力がぐんぐん伸びていったし,自分で新しいことを知りたいという意欲もありましたね。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.5

 何か勘違いしていらっしゃる方がいるようですので、改めてお話しします。 >クラスの方針として、辞書引き学習をさせたい  これはおかしいですね。学年が1クラスならばそれも成り立つ、レベルの話でしかありません。良くも悪くも指導要領の縛りがあるわけですから、クラスの方針で「この単元はやらなくとも良い」などの無謀な授業運営を認めたならば児童にとって不利益をもたらしかねません。 >図書室所蔵の国語辞典が、クラス人数分くらいはあるはずです  裏付けがありません。    辞書引き学習が持つ効果は、児童一人一人がそれぞれに疑問や興味を持った事象を自分で調べることで「言葉」を習得していき、自らで答を見つけ出す手法を身に付けることに意義があります。ですから、それは原則として時と場所を選ぶ必要はないことになります。算数の授業で鶴亀算を教える時に、ツルの脚が何本であるか、そして亀の脚は何本であるかを確認させるために辞書引きをさせることもあります。  と同時に「辞書引き学習」の意味はこれ以後の課程で登場する「英語」との関連性にも及びます。中学生ならば必ず「英和辞典」を手許に置きます。「知らないことを知るために辞書がある」ことを小学校の段階で知見として育てる意味もあります。

  • asaka3
  • ベストアンサー率33% (85/255)
回答No.4

ご質問の趣旨とは異なるかもしれませんが、 辞書を国語だけで使うものと考えるかどうかでも、 だいぶ状況は異なると思います。 今、各教科等で言語活動が重視されていることはご存じかと思いますが、 国語の内容には報告書を書くなどの内容も出てきています。 ものを調べるときには、本を読むことが多いですが、 そのときに、辞書は必需品です。 総合的な学習の時間などで、本で調べるときにわからない言葉が出てきたら、 辞書を引くようにしましょう、と言うような記述が 国語の教科書に出ています。(光村) 国語の教科書に、 国語辞典は国語だけで使うものではないと書かれているわけですよ。 実際、今の子供たちは昔の子に比べて語彙が少ないので、 社会や理科などでも辞書がないと困ることもあります。 購入の強制はしませんが、 「国語以外の授業でも引きますよ」 と保護者にお話しします。 学年の廊下に一クラス分(40冊)、図書室から借りてきてありますが、 うちは、学年5学級(平均)なので、 ブッキングしてしまうこともよくあります。 ちなみに図書室の蔵書としては200冊ほどありますが、 学校全体としては足りていませんね。 そうなると、だんだんと、自然と、my国語辞典をもつようになってきます。 引きなれてくると、自分のものが一番引きやすいので、 手提げに入れて机の脇に掛けている子が増えてきました。 というような感じで、 じわじわと使わせながら用意してもらっているというのが 今の自分の勤務校の実態です。

回答No.3

国語辞典の引き方は、おっしゃる通り、 3年生の国語で学習します。 ただ、その見開き1ページか2ページの単元は、 それほど時間をかけて学習する単元ではありません。 2時間くらいやって、おしまいです。 ただ、辞書の引き方をそこで学習した後は、 国語の物語文や説明文を学習する際の「意味調べ」 (難しい単語を調べる)で辞書を頻繁に使います。 例えば、物語文ひとつ、1か月かけてやるとします。 学年にもよりますが、5年生なら、週5時間国語の授業があります。 そのうち、1時間は書写ですから、実質4時間として、 4時間×4週間=16時間。 教科書以外にも、漢字の練習をしたり、テストをしたり、 図書館へ行ったり、作文を書かせたり、 色々と国語の活動はあるので、 実質、物語ひとつやるのに、半分の8時間としましょう。 そうすると、例えばですが、 第1時間目は、教師の範読(読んで聞かせる)、初発の感想、新出漢字の学習。 第2時間目は、意味調べ 第3時間目は、第一場面の読み取り 第4時間目は、第二場面 第5時間目は、第三場面 第6時間目は、第四場面 第7時間目は、まとめ1(例えば、物語の主題について) 第8時間目は、まとめ2(例えば、作者の他の作品について) こんなパターンだとします。 そうすると、第2時間目で、辞書を使うわけです。 8時間ずっと辞書を使うわけではなく、 8時間完了の1時間、辞書があればいいわけです。 そうなると、一人1冊なくてもいいのです。 学校には、おそらく、いやきっと、 図書室所蔵の国語辞典が、クラス人数分くらいはあるはずです。 図書室までとりに行く学校もあるかもしれないし、 使いやすいように、教室の近くの廊下に設置してある学校もあると思います。 どちらにせよ、 使いたい時間に、一人一冊使える辞書がある、ということです。 ただ、もっと頻繁に辞書を使いたいと思ったり、 辞書に付箋をつけたりしたいと思うのであれば、 個人の辞書が必要ですね。 学校で使えるお金というのはいろいろと出所がありますが、 個人所有のものは、基本的に個人で買ってもらうか、 もしくは、毎月保護者から納めてもらう教材費 (こちらの地域では月1000円ほどです。 保護者は月に5000円くらい払うのですが、そのほとんどは給食費です) から捻出するか、です。 3クラスあって、1組だけ全員辞書を買います、となると、いろいろと問題があります。 なんでうちのクラスだけ高い出費を?と必ずなります。 みながみな、必要だと思うとは考えない方がいいです。 隣のクラスは、学校にある辞書を使っているんだから、それでいいのに…と、 必ず苦情がきます。 ましてや、年度が変われば、担任も変わり、 その1年しか使わなかった…なんてことも。 一番いいのは、 クラスの方針として、辞書引き学習をさせたいこと(ここまでは別に問題ありません) したがって、できたら付箋がはれるように、個人の辞書を用意してほしいこと 難しい場合は、付箋は貼らずに、学校の辞書を使います。 と、選択肢を作ることでしょうか。 それから、私立校や付属校などは、教科書はサラッと終わらせて、 研究熱心な指導をしますが、 普通の公立小学校では、「教科書の内容を教える」これが八割です。 高いお金を出して買ってもらったはいいが、 教科書の内容を教えるのが精いっぱいで、 辞書はあまり使えなかった…なんてことになると、大変です。 まずは、1年2年勤めてみて、様子を見ながら、 やりたいことを少しずつ、 先輩や上司に相談しながらチャレンジしてみるといいと思いますよ。 がんばってください。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.2

 「辞書引き学習」、実際に導入している小学校もあります。私立学校ですが京都の立命館小学校は有名ですね。 ただその際に考えねばならないこととして「当該学年の全クラス」を対象として実施することが前提になります。 一つのクラスだけならば、それは担当教員による判断となりますから、学校長や学年主任などの管理者に許可を得ねばならず、実際には難しいことになるでしょう。ですから尚更のこと「学年での指導目標」として学習指導要領に適合していることを確認することも必要です。  教職志望であるなら学習指導要領の位置付けもおわかりのことと存じます。そしてこれはあくまでも教育に携わる者の一人としての意見ですが、辞書の購入は三年生以前の段階で構わない、とも考えられます。  他の回答者の方は、電子辞書の有用性をしきりに説いていらっしゃる様子ですが、紙辞書と電子辞書では「構造」が異なる性質のものであることを踏まえねばなりません。はっきりいえば、小中学生はまだ学習レベル・知的レベルとしては「人間以前」の段階にあり、そこから如何に「知的創造力を有する」人間段階へと歩みを進ませるかが現場教員の仕事です。こうしたことを考えますと、電子辞書は一種のハンドヘルドコンピュータとかわりませんので、子どもは遊びのためのオモチャとの認識を持ってしまい、勉強どころではなくなってしまう危惧も多分にありえます。また「そのものだけ」を表示するとしたデジタル思考を先に身に付けてしまいますと、国語科で扱う文脈やレトリックのとらえ方、算数科の文章題における「質問の意味の理解の仕方」にも困難を生じさせる危惧もありますので、先ずは紙辞書から入る、これが望ましい形でしょうね。  実際に紙辞書と電子辞書を使って、ある単語の意味を理解する場合に、どちらが早かったかを調べて見たところでは、紙辞書との答がでておりました。それには類語・反対語・同義語などをひいて、そこから更に枝分かれしていくとの形がはっきりと見えていたからです。  話は逸れてしまいましたが、結論からいえば可能です。その場合は「一括購入」の形になりますから、予め予算を学校として計上する必要もあり、購入にあたっては「どの辞書を選ぶか」との選定過程も明らかにせねばなりません。そして「学校の副教材」ですから、教科書と同じ扱いになり取り次ぎ書店を通じて購入する形になり、発行元の出版社との折衝作業もあります。  そして最大の問題点は、当該の自治体が管理運営する公立小学校と児童数です。公立で義務課程の学校ですから、管轄地域内の学校間で学習内容に格差を生じさせるては問題にもなります。一つの学校のみでしかも学年の特定のクラスだけで単独に行うならば問題となります。そうした形ならば教育委員会にお伺いを立てることも前提の一つになります。それは学校長を通じての作業になります。  逆にそれが学習指導要領で「学習目標」として設定されているならば、既に教育委員会としても準備はしているはずです。先にもお話ししましたが、一括購入しかも義務教育課程の教材ですから頒価もそう高くは設定されていないはずです。試みにお近くの書店に立ち寄り学参コーナーで何冊か辞書の値段をお調べになればお解りになるでしょう。その価格に対し自治体の教育予算からの補助がなされますから、児童の家庭としては実額の何割かを支払う形になる可能性もあります。もし児童一人一人に辞書を自由に選ばせたなら、ある辞書にはこう書いてあり、また別の辞書には別の表現が書かれていたなどの「違い」も生まれます(なぜその違いがあるのかを考えさせることも学習の一環ですが、それにはまだ段階的に尚早です)。そうした問題をクリアするためにも同一テクストの原則があります。  教員を志すのであれば、教科指導だけでなく、教育行政および教育社会学も教職課程では必修だったはずです。実際の学童に対する教育行政の措置にはどの様なものがあるのか、思い出してみればおわかりになるはずです。その中には教育予算の構成および執行などがあったはずです。それすらも知らなかったのであれば、厳しいようですがあなたに公立学校の教員を志す資質はありません。

  • ruck
  • ベストアンサー率44% (589/1321)
回答No.1

3人の子を持つ親です。 うちの子の時は、辞書学習が始まる前に、学校から小学生向けの辞書の購入の 申込書がきましたが、希望者のみでした。 うちの場合、大人向けの物しか家になかったので、最初の子の時だけ買って、 3人で使いました。その後知り合いの一人っ子のお宅にあげました。 昔はそろばんも全員購入でしたが、辞書もそろばんも、1年生の時の 算数セット(名前付け大変だったのに)ほんの一時しか使いません。 第1子の時はわからないけれど、2人目3人目になれば親も学習します。 子供の通った学校では、親からの苦情で、今はそろばんも辞書も 不要になったものを集めて学校に置いてあり、それを使えるようになっています。 もちろん希望者は購入できます。学校のバザーなどで不要になったものが 売られたり、Book Offなどにもありますので、安く購入したり 知り合いからもらったりして全員に持たせることは可能ですが、 各家庭に新品を購入してもらうことは難しいと思います。 口を付けるリコーダーや鍵盤ハーモニカでさえ、衛生上購入を勧められますが、 強制ではありません。 学校用品の購入は、生協など学校とは別の担当かもしれませんし、 学年主任や校長の方針によっても変わってくると思うので、 1人の、まして新人の先生の考えだけでは決められないと思います。 余談ですが、私の知る今どきの小学生は、学校では紙の辞書を使い、 宿題の意味調べは電子辞書やパソコン等の機器使ってやる子が多いです。

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