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教員採用・小学校全科、実際は中高校の学習内容レベル?

某大学通信教育課程で小学校教員資格を取得したいと思っている者です。私は諸般の事情で中学以来、勉強からはなれておりまして、一般の方がそなえている中学・高校レベルの各教科の知識もほとんどもちあわせていません。お聞きしたいのはその通信教育で送られてくる専門教養のテキストなのですが、教師として児童に対し十分に学習指導できるよう、小学校の専門教科といえども実際には、小学生レベルよりは相当高度な中学・高校レベルの内容の学習内容がテキストに盛り込まれていると聞いたのですが、これは本当でしょうか。また、その場合であればテキストは中学・高校程度の知識があることを前提として編集されていて、あらためて中学の初期の内容から学習できるようには編集されていないのでしょうか。もし、そうでしたら、私は美術系4大を既卒ですので中学・高校の美術科教師をめざしてもいいかなとも考えています。もちろん、いずれにしても教員採用試験では一般教養というのがあり、複数の科目を結局、勉強しなければならないのは承知していますが、小学校全科のボリュームよりは好きな美術の専門科目にウエイトに力を注げるのでよりいいかなとも思いました。ただ、一般教養と小学校全科は学習内容重なるようですので、学習効率がいいとも考えられる気もするのですが。あと、お尋ねしたいのですが、美術科教師をめざす場合、実技試験で画力というのは相当要求されるのでしょうか。絵がかなりうまくないと難しいのかと思いまして質問させて頂きました。いくつか質問が重なりましたがよろしくお願い致します。

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noname#263010
noname#263010
回答No.4

>小学生レベルよりは相当高度な中学・高校レベルの内容の学習内容がテキストに盛り込まれていると聞いたのですが、これは本当でしょうか。 その答えはテキストを見ないと分からないということです。大学によっても様々ですし、テキストを作成・担当した教授に考え方によっても異なります。『算数科指導法』というテキストなら、算数に関する指導の方法について書かれているので、そこには中学・高校レベルの学習内容は載っていないと思います。しかし、「教科・算数」「教科・数学」というテキストだったら、中学・高校レベルの学習内容が載っている可能性がありますね。 >美術科教師をめざす場合、実技試験で画力というのは相当要求されるのでしょうか。 美術科の教員を志望して受験される人達の多くが画力が低いということであれば、ある程度の画力をもっていれば実技試験には合格しやすいと思いますが、現実的には難しいかもしれませんね。 おそらく美術科の教員を目指している人の大半は、絵を上手くかけると思いますし、教員になった際は絵だけでなく造形についての技術も求められます。そして、当然のことですが、技術だけでなく児童・生徒に教えることのできる技術(指導力)がなければ、教員としての仕事は出来ませんし、授業も成り立ちません。学校の講師や教育ボランティア、大学の教育学部などで勉強してきた人たちが受験されますから、やはりその人たちに勝てる力を身に付けておく必要があると思います。 どこの都道府県で教員採用試験を受けるのかは分かりませんが、前年度の合格率が各都道府県の教育委員会のホームページに載っているはずです。その合格率を見て、小学校教員を受験すべきか、あるいは美術科の専科の教員を受験すべきか判断されるのが良いかと思います。 参考になれば、嬉しいです。

furoru
質問者

お礼

たいへん参考になる御意見ありがとうございました。質問してから、ある程度の期間経過していましたのでもう回答は寄せられないと思っていましたが、このような長文でうれしいです。確かに私が中学校のときの美術の先生は絵がうまかったです。

その他の回答 (4)

回答No.5

小学校での質問と言うことは一部自治体にある図画工作科の専科も視野に入れているということもあるのでしょうか? 5年目の美術教師として自らの受験経験からの印象をお答えしますので参考にしていただければ幸いです。 学力の試験についてはほかの回答者様がお答えしているよう、センター試験程度の内容しか出ませんので基礎ができていれば教職教養の勉強を広くまんべんなく勉強されればよろしいかと思います。 実技の試験ですが、さほど画力は要求されないのかもしれません。私の自治体はデッサン試験でしたが、美術教師の免許は美大以外でも取得できますし、そのような受験者の方は美大卒の受験者に比べると描写力は少々低めです。(世間の大多数の基準から比較すればもちろん十分な描写力はあります。)美術系4大卒ということですので安心なさって良いと思います。 質問者様が心配されるほど周りの受験者の画力は高くないです。 自分自身の造形力と、子どもの造形を伸ばす指導力は別ものなので苦労することも多いですが美術教師は良い職業ですよ。頑張ってください。

furoru
質問者

お礼

回答ありがとうございます。センター試験程度の範囲ということのようで一般教養には何とか力を注ぎたいと思います。図画工作家の専科もあるのですね。

  • ichigousa
  • ベストアンサー率32% (20/61)
回答No.3

私の父は物理の高校教師で、独学で美術を勉強して美術も教えていました(一水会の会員でした)。 本来は高校の教師でしたが、幼児の美術教育について造詣の深い人で、よく小学校の美術教師の指導もしておりました。 その父が常々こう申しておりました。 「初めからゴッホで、ベートーベンでいいのだ」と。 退職するまで、毎年春には前年までの資料を徹底的に見直しして、カリキュラムを練りなおしていました。決して同じもので教えてはいませんでした。 その姿勢についてはとても尊敬しています。 私は教員ではありませんが、年に20回ほどは講習会の講師をします。父に習って必ず使用する資料は前回と異なるものを用意しています。 人にものを教えるからには、水準以上の力がなければならないと思います。 「小学生だからこの程度で…」なんて言うのは生徒に対してとても失礼だと思います。 教え子の生徒の中から「第二のゴッホが生まれてくるかもしれない」とは考えないのですか? 個人的には教師になってほしくないですね。

  • ponpon--
  • ベストアンサー率26% (21/79)
回答No.2

分かる範囲でアドバイスします。 小学校全科は中高校レベルなのか? はい,そうです。もちろん県により出題傾向は異なります。 私の県では,中学校レベルがしっかりできていれば良い程度です。 相当高度な高校レベルの問題が出ることは少ないと思います。 小学生を指導するのに,教師が小学生と同じレベルでは,絶対に 指導できません。 小学生を指導することはとても難しいです。(もちろん他の学校も) 彼らの「なぜ?」に答えるためには,専門知識を持っていて, それを砕いて砕いてわかりやすくたとえて説明しなくてはいけません。 学習内容が大人にとっては,簡単なので 「小学生に教えるのは簡単」と思っている人が時々います。 大きな間違いです。(質問者様ではないですよ) 大きなお世話でしょうが, 小学生を教えることに強い希望がなければ,美術の先生に なられた方がよいような気がします。

回答No.1

最初のお尋ねへの回答です。教養についてはそれほど難易度は高くはないはずですが、高校卒業程度のレベルで作成されているはずです。 相当高度ということはありません。一通り目をとうせば大丈夫と思います。 体系的に中学、高校の課程を復習するだけの気持ちは必要かもしれませんね。 基本的に採用試験は全科目、穴がないのがいちばん受かりやすいですね。 美術科専任については寡聞につき、お答えできません。 美術系の大学をご卒業されているのですから、学校を利用し、質問してみるのがいいと思いますよ。 なんで教諭をめざされるのかも小学生の父としては気になります。

furoru
質問者

お礼

回答ありがとうございました。確かに満遍なく全科目にわたり出題されるようです。

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