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最先端医療についてレポートを書くことになりました
中学校の総合の授業で、「最先端医療が何故保険適応外なのか?」というテーマでレポートを書くことになりました。 ネットで調べてもなかなか見つからず困っています。 何故、最先端医療が保険適応外なのか。そして、これからどうしていけば保険が適応されるようになるのかわかりやすく教えてください。
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大学病院などで行われる「最先端医療」=良い医療とは限らないから というのが単純な答えですね。 新しいものがよいとは限らないということです。新しい薬が古い薬よりよさそうに見えても実際そうでないことも良くあります。 私の印象に残っている例で言うと、悪性リンパ腫にたいして1970年代にCHOPという治療が(4つの薬を使い、その頭文字を並べてCHOP)確立されました。これが第一世代です。そのあとに改良版として複雑に薬をくみあわせた第二世代が登場しました。理屈の上ではこちらの方がよさそうで私が医者になったころはこの治療をしていました。しかし、その後にこの両者を公平に比較した試験が行われ古い方の第一世代の方がむしろ良いという結果が出て第二世代は廃れました。似たように理屈の上でよさそうのものが以前のものに負けることは時折ありますので新しいものが本当によいかはしばらく慎重に見ないとわからないわけです。 保険適応もこの有効性の実証をまっておこなわれますので、実験段階の治療は保険適応外です。 (保険適応になったものでも有効性の怪しい治療法もあったし、今もある)
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- USB99
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まず、最先端医療の定義をきちんとしないといけない。 先進医療なら厚生労働省の定義があるけど、最先端医療って何を示しているのか? 定義がはっきりしなからネットで調べてもないし、私がイメージしている最先端医療と質問者のそれと先生のそれが同じという事も保障されない。 もしかしたら保険でまだ適応になっていない医療を最先端医療といっているのかもしれない。なぜなら、保険で適応になったら、その医療を受けやすくなるから、一般化して最先端医療と言わなくだろうから。それならば、保険適応になったら最先端医療と言わないから..が正解。 なぜすべての治療が保険適応にならないか、保険適応になるにはどういう条件が必要かは、また、別の問題。他の回答にあるように、効果と副作用が明確になって有効性がはっきりしないと保険適応にはならない。いい例が、イレッサ訴訟で厚生労働省は手痛い目にあってしまった。早く早く認可して..と要望があり、それに乗っかって諸外国で認可されないのに認可して、訴訟になってしまった。
- Gusdrums
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簡単だよ。 最先端医療の実績が臨床試験でパスして、安全性が担保されるまで期間が、かかりすぎる。 それまで、医療として承認するかを綿密に吟味して、やっと厚労省が認可する。 それだけです。 厚労省に認可して、医師会とか学会が反対しなければ、保険適用に適しているか? 変な副作用なんか出たら、そこで、おしまいだよ。 もっと詳しく聞きたいのなら、貴方の地元の健康保険組合の中に居るお偉いさんに聞いてみては、如何かな。 理由を聞かれると思うので、レポートの題目としての研究課題です、仕組みを知りたいのでと、丁重にね。
調べたって、何を調べたのかね。 そのものズバリを検索したって、出てこないほうが多い。 公的医療保険とは何か、保険適用される医療とはどういうものか、どういう仕組み、考え方で決められるのか、その辺から詰めていけば答えが見えてくる。 レポートってのは、そのものズバリをどっかから引用すれば終わりってモンじゃない。 自分で、どんなパーツが必要か考えて、そのパーツを集めて、ウンウン考えながら理屈を組み立てていくもんだ。 でなきゃわざわざレポートを書く意味ないだろ。