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マルコフ連鎖(確率過程)に関する問題です!

マルコフ連鎖に関する質問です。 下のマルコフ連鎖について 1、定常分布 2、既約になるための必要十分条件 3、p1=p2=1/2、q1=0、q2=1のとき(1)、(3)の再帰性を調べよ という3問がわからず困ってます。 <マルコフ連鎖> r:(1)から(1)に戻る確率 (r=1-p1-q1) p1:(1)から(2)へ移る確率 p2:(2)から(3)へ移る確率 q1:(1)から(3)へ移る確率 q2:(3)から(2) 1-p2:(2)から(1) 1ーq2:(3)から(1) 説明がわかりにくくて申し訳ありません。 かなり困っているので、よろしくお願い致します

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  • muturajcp
  • ベストアンサー率78% (508/650)
回答No.1

1 (1),(2),(3)の状態割合をx,y,zとする xr+y(1-p2)+z(1-q2)=x x(r-1)+y(1-p2)+z(1-q2)=0 xp1+zq2=y xq1+yp2=z (1-p2)(y/x)+(1-q2)(z/x)=1-r (y/x)+(-q2)(z/x)=p1 (-p2)(y/x)+(z/x)=q1 (y/x)+(-q2)(z/x)=p1 (-p2q2)(y/x)+q2(z/x)=q1q2 (y/x)=(p1+q1q2)/(1-p2q2) (z/x)=(q1+p1p2)/(1-p2q2) x:y:z=1-p2q2:p1+q1q2:q1+p1p2 ∴定常分布{p(1),p(2),p(3)}は p(1)=(1-p2q2)/{1-p2q2+(1-r)(1+p2)} p(2)=(p1+q1q2)/{1-p2q2+(1-r)(1+p2)} p(3)=(q1+p1p2)/{1-p2q2+(1-r)(1+p2)} 2 既約になるための必要十分条件は (r≠1)又は(p2≠1)又は(q2≠1) である X={(1),(2),(3)} とする (r=1)&(p2=1)&(q2=1)のとき S={(1)} とすると (1)から(2)へ移る確率p1=1-q1-r=0 (1)から(3)へ移る確率q1=1-p1-r=0 だから Sは閉じている (2)から(1)へ移る確率1-p2=0 (3)から(1)へ移る確率1-q2=0 だから X-Sは閉じている X=S∪(X-S)だから Xは既約でない Xは既約でないならば X=A∪(X-A) A≠φ X-A≠φ A,X-Aは閉じている となるAがある A≠φ,X-A≠φだから |A|=1又は|A|=2 だから |A|=2のときS=X-A |A|=1のときS=A とすると |S|=1 となる S={(2)}のときは (2)から(3)へ移る確率p2=0 (2)から(1)へ移る確率1-p2=0 0=p2=1となって矛盾するからS≠{(2)} S={(3)}のときは (3)から(2)へ移る確率q2=0 (3)から(1)へ移る確率1-q2=0 0=q2=1となって矛盾するからS≠{(3)} だから S={(1)} Sは閉じているから (1)から(2)へ移る確率p1=0 (1)から(3)へ移る確率q1=0 だから r=1-p1-q1=1 X-Sは閉じているから (2)から(1)へ移る確率1-p2=0 p2=1 (3)から(1)へ移る確率1-q2=0 q2=1 ∴ (r=1)&(p2=1)&(q2=1) 3 p1=p2=1/2 q1=0 q2=1 K11(1)=r=1-p1-q1=1/2 だから (1)は非周期的である K11(2n)=(p1+q1-p1p2-q1q2)(p2q2)^{n-1}=1/2^{n+1} K11(2n+1)={p1p2+q1q2-(p1+q1)p2q2}(p2q2)^{n-1}=0 L11=Σ_{t=1~∞}K11(t)=Σ_{n=1~∞}1/2^n=(1/2)/(1-1/2)=1 だから (1)は再帰的である K33(1)=0 n≧2 K33(n)=(1/√5)[{(1+√5)/4}^{n-3}-{(1-√5)/4}^{n-3}]/4 L33=Σ_{t=1~∞}K33(t)=lim_{n→∞}{1-(2/√5)[{(1+√5)/4}^n-{(1-√5)/4}^n]}=1 だから (3)は再帰的である