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リチウムイオンバッテリーの発火事故が問題視される中、ジーエス・ユアサコーポレーションの立ち入り調査のみが報道される理由
- 2013年にリチウムイオンバッテリーの発火事故が起き、関連企業であるジーエス・ユアサコーポレーションに立ち入り調査が行われた。しかし、発火事故の原因はリチウムイオンバッテリーの過充電と疑われており、安全対策の不備が指摘されている。ジーエス・ユアサコーポレーションだけでなく、制御システムを製造しているタレス社にも調査が行われるべきである。
- リチウムイオンバッテリーの発火事故は過充電が原因とされており、バッテリーを過充電させない安全対策が不備であった可能性がある。そのため、ジーエス・ユアサコーポレーションに対する立ち入り調査だけでなく、関連企業であるタレス社にも十分な調査が必要である。しかし、報道ではタレス社に関する情報がほとんどなく、なぜ話題になっていないのか疑問である。
- リチウムイオンバッテリーの発火事故について、ジーエス・ユアサコーポレーションに対する立ち入り調査が行われているが、タレス社に対する調査についてはあまり報道されていない。発火事故の原因がリチウムイオンバッテリーの過充電である可能性が高いため、タレス社にも問題がある可能性がある。なぜタレス社に対する調査について報道されていないのか、気になるところである。
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再々のお礼、ありがとうごうざいます。 > 当然、「充電装置が怪しい」という事になる筈であるにも関わらず、その様な声が聞こえて来ない事を不思議だと思っているのです。 「その様な声」を発信するのが、主にメディアであって、そのメディアにおいては、製造者・技術者などにとっての「当然」は、「当然では無い」とお考え下さい。
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- nekonynan
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リチウムイオンバッテリーは、有機溶媒を使用しているため高温で発火する危険性がある。このため、これらを見越した上でリチウムイオン二次電池には多重の安全対策が施されている バッテリに充電器の安全装置は数種類あります。その例 タイマーによる保護 これは、行って時間充電しても所定の充電電圧を超えない時に過充電を防止するもの 電圧 ある一定以上の電圧になれば保護回路が働いて充電が停止する。 温度 充電池の温度を測定して適切な充電電圧を割り出す。だだし所定の電圧を超えれば保護回路が働く 過電流の検知回路 一定以上の電流が流れると異常と判定して保護回路が働く 一般に航空機の安全設計は2重3重の安全装置が着いてます。したがって確率として充電制御器はまず有りません。まず過充電あれば、警報がでるのが先です。(温度上昇又は異常電圧などの警報) しかも過去の異常加熱の原因は、電池側しか無い。 また報道は、知識が無いものが記事を書いておりますので鵜呑みにしない方が良いです。 リチウムイオンバッテリー二次電池の異常発熱での原因としては、正極/負極を絶縁するセパレータ(絶縁膜)の破損による内部ショートが一般に一番多い現象です。何故過充電と報じるのかは可笑しいってことです。 したがって、CTを掛けると言うのは内部でショーとしている箇所を探す目的があります。このCTの解析結果を見てから分解して内部に混入物が無いかの検査に移ります。過去の原因は微細な金属の混入が原因が多い。 タレス社の方は話題とされない理由は、電池の可能性が高いからです。
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >一般に航空機の安全設計は2重3重の安全装置が着いてます。 >したがって確率として充電制御器はまず有りません。まず過充電あれば、警報がでるのが先です。 それでは何故バッテリーが発火に至る前に、温度異常の警報が出なかったのでしょうか? 発煙するほど温度が上昇する前に警報が出なかったという事は、その安全装置が機能していなかったと言えるのではないかと思います。 それに、多重の安全対策が施されているから安全である事が、現代の旅客機にとって常識である事は私も存じておりますが、事、B787型に限りましては、バッテリー以外にもトラブルが極端に頻発している様ですから、その常識は当てはまらないと思います。 【参考URL】 時事ドットコム:トラブル相次ぐ最新鋭機=出火やオイル漏れ、故障誤表示-ボーイング787 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201301/2013011600474&g=soc B787型機は機体の大半を炭素繊維複合材製としたり、これまではエンジン抽気を利用していた空調や防氷等の一部を、電力を使った方式に変える等、多くの先進的な設計を取り入れていますから、ノウハウの蓄積が不足しているために初期トラブルが多くなる事も十分にあり得るとは言え、就航している機数と期間が少ない割に、あまりにもトラブルが多過ぎます。 特に、2013年1月13日に成田空港で起きた燃料漏れなどは、ノウハウの蓄積とは関係の無い、単なる配線ミスの類かそれに近いレベルのミスとしか思えません。 【参考URL】 <787機>成田でも燃料漏れ 米でトラブル、整備作業中 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130113-00000027-mai-soci この様な機種に対して、「多重の安全装置が着いているためシステムが原因にはなり得ない」と断言するのは早計ではないでしょうか?(福島原発の様な例もありますし) >しかも過去の異常加熱の原因は、電池側しか無い。 そう言われたため、調べてみました処、電池の元の設計では使われていなかった「短時間充電を行うためのパルス充電回路」が原因となった可能性が指摘されている例や、充電電圧を従来の4.2Vから4.3~4.4Vへと高くした事が一因となっている例もある様ですから、製造工程に問題があった例の方が多いとは言え、「原因は、電池側しか無い」というのは言い過ぎではないでしょうか? 【参考URL】 リチウムイオン二次電池の異常発熱問題 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E3%81%AE%E7%95%B0%E5%B8%B8%E7%99%BA%E7%86%B1%E5%95%8F%E9%A1%8C それに、電池が原因となった例にしましても、トラブルが発生したのは、何百万個~何千万個も製造された中の(特に多い場合でも)100件前後ほどの割合過ぎませんが、B787のバッテリー場合は僅か50機程度しか飛んでいないにも関わらず、2013年1月16日の全日空692便の他にも、2013年1月7日に米ボストン・ローガン国際空港で駐機中の日本航空の機体でも発火するトラブルがありましたから、発火に至った電池の割合が極端に多過ぎます。 【参考URL】 ボストン空港で発火したB787、電池に過剰な電圧かからず=米運輸安全委員会 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK059430120130120 発火したのが1件だけでしたら、何百万個に1個の不良品が、偶々最初に生産した数百個の中に現れたという事もあり得なくもないと思いますが、偶然にも近い時期に生産された数百個未満の中に2個も不良品が現れるなどいう事は考え難いと思います。 もし、そんな極端に高い割合で不良品が現れる様であれば、ジーエス・ユアサコーポレーションはB787向け以外のリチウムイオンバッテリーも製造しているのですから、とっくの昔にトラブルが頻発していて、B787用のバッテリーの供給元の候補からは外されていた筈です。 ですから、電池が単独で原因になっている事は考え難いと思います。 >また報道は、知識が無いものが記事を書いておりますので鵜呑みにしない方が良いです。 仰る通りだと思います。「過充電が原因である可能性がある」と言ったのは記者ではなく、確か航空評論家か何かだったと思いますので、記者と比べますと遥かに知識がある人間の発言ではあると思いますが、電気関係の専門家ではないのですから、五十歩百歩と考えた方が良い訳ですね。
- x530
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物事には順番があるのですよ。 最初に「タレス社」に立ち入り調査しても、ユアサバッテリーが原因だと「タレス社」に主張されたら、立ち入り調査はストップすることになります。 しかも、現段階では「タレス社」への強制調査権はありません。 最初に、ユアサバッテリーに問題がないことを確認することが第一ステップです。 そのために、ユアサバッテリーの立ち入り調査を実施したのです。 ユアサバッテリーが立ち入り調査を「快く受け入れた事実」が重要なのです。 この事実により、次のステップのタレス社は立ち入り調査を断りにくくなったってことです。 報道としても、今後、順番に行われることでしょう。
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >物事には順番があるのですよ。 その事は承知しておりますが、そこで何故バッテリーから始めるのかという事を疑問に思っている訳です。 各要素ごとにトラブルの原因の有無を確認して行くというやり方に関しては同感致しますが、その場合、トラブルの原因の有無を最初に確認するのは、原因となった可能性が最も濃厚な要素からではないでしょうか? 今回は、過充電が原因である可能性が疑われている様ですが、過充電とは、バッテリーが溜める事が出来る限界以上の電力を、充電しようとする事なのですから、過充電が起きるためにはバッテリーの外部から限度を超えた電力を供給する必要があり、(充電の際に)バッテリーは電力を受け取る側であって、バッテリー自体が外部から無理矢理電力を奪って来る訳ではないのですから、バッテリーにその様な限度を超える電力を供給した原因となる可能性のあるのは、充電装置の方ではないでしょうか? >最初に「タレス社」に立ち入り調査しても、ユアサバッテリーが原因だと「タレス社」に主張されたら、立ち入り調査はストップすることになります。 それはおかしいと思います。 その様な主張によって「タレス社」に対する立ち入り調査がストップしてしまう等という事があるのでしたら、同様に、もしも「ジーエス・ユアサコーポレーション」が「原因はタレス社製の充電装置にある」と主張しただけで、「ジーエス・ユアサコーポレーション」に対する立ち入り調査もストップしてしまうという事にもなりますから、双方が「原因は我が社では無い」と主張しただけで、トラブルの原因を究明する事が出来なくなってしまう事を意味します。
- mrst48
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バッテリーに不具合があるのかどうか 確認して、不具合がなければ、 周辺機器に検査・検証の範囲を 広げていくだけでは、ないでしょうか。 バッテリー・周辺機器、単体に不具合が無くても それぞれの相性が、悪いことも考えられる。と ある評論家が発言していた。 あらゆる可能性を検証してもらう事を 期待するしかないと思います。 たとえ、結果が日本メーカーの部品が 不具合があったとしても、結果を受け入れ より良い製品を製造してもらうだけだと思います。
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >バッテリーに不具合があるのかどうか確認して、不具合がなければ、周辺機器に検査・検証の範囲を広げていくだけでは、ないでしょうか。 そこで何故バッテリーから始めるのかという事を疑問に思っている訳です。 各要素ごとに不具合の有無を確認して行くというやり方に関しては同感致しますが、その場合、不具合の有無を最初に検討するのは、不具合が存在している恐れが最も濃厚な要素からではないでしょうか? 今回は、過充電が原因である可能性が疑われている様ですが、過充電とは、バッテリーが溜める事が出来る限界以上の電力を、充電仕様とする事なのですから、過充電が起きるためにはバッテリーの外部から限度を超えた電力を供給する必要があり、(充電の際に)バッテリーは電力を受け取る側であって、バッテリー自体が外部から無理矢理電力を奪って来る訳ではないのですから、バッテリーにその様な限度を超える電力を供給した原因となる可能性のあるのは、充電装置の方ではないでしょうか?
- garasunoringo
- ベストアンサー率16% (358/2178)
報道というのは記者個人の主観や嗜好で、事実の極一部を編纂して公表しているに過ぎません 真の原因はさておき、バッテリー製造会社に調査が入ったことは事実ですし、その事実が記者の関心を寄せたのでしょう 充電回路製造担当社に調査が入ったかどうかは、記者には興味がなかったのでしょう
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >記者には興味がなかったのでしょう 今回のトラブルに関する記事を書いているのが、1人か2人の記者のみというのでしたら、その様な事も考えられると思いますが、あれだけニュースで報道されているにも関わらず、全ての記者が「充電回路製造担当社に調査が入ったかどうか」に関して、興味を持たないなどという事があるのでしょうか?
- kaido72
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時事通信社ではフランスの航空事故調査委員会(BEA)も今回の事故調査に参加していると報道してますね。 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/ecoscience/jiji-130123X902.html 仏タレス社だけでなくBEAも事故調査にかかわり始めたので、航空機製造メーカー(ボーイング社→米)、バッテリー(GSユアサ→日)、電気システム設計(タレス社→仏)とおぼろげながら事故原因の枠組みが見えてきたような感じです。
お礼
御回答頂き有難う御座います。
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お礼
三度の御回答有難う御座います。 リチウムイオン電池は、パソコンや携帯電話等の電源として既に国内に普及しているため、「リチウムイオン電池の充電には、精密な管理システムが必要になる」という事は、機械音痴の方を除けば、世間の常識に半ばなっているものと思っておりましたが、情報を扱う事を生業としていて、そのためのツールとして、(リチウム電池が使われている事もある)パソコンや携帯電話にも慣れ親しんでいてしかるべきだと思われる、メディア業界の人間であっても、充電回路も重要である事に気付く人間が一人も現れないのが実情なのですね。 情報を伝える事が使命のメディアが、その程度の情報も持っていないとは嘆かわしい限りです。