• ベストアンサー

看護師国試の肺気腫についての問題がわかりません

看護師の国家試験の問題で、肺気腫についての問題で、正答の理由がわからないので教えてください。 第100回目の看護師国家試験にて、肺気腫の患者への日常生活指導で適切なものはどれか、という問いに対し、「下肢の筋力トレーニング」が正解でした。 私の持っている問題集には下肢筋力向上により呼吸苦と運動耐容能が改善されるためと書いてあったのですが、なぜ下肢のトレーニングをすると、呼出能力喪失と呼気閉塞現象が起きている人の呼吸苦が改善されるのかがさっぱりわかりません。 運動耐容能改善の理由はわかるのですが…。 機序を教えていただけるとありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • inoge
  • ベストアンサー率45% (510/1116)
回答No.2

呼吸筋増強のためです 呼吸訓練だけでは呼吸筋は鍛えられません 全身の筋肉の増強=筋肉組織の同化を促すスイッチは 具体的にはインターロイキン6や同化ステロイドホルモンだと思いますが 全身一度に出回るものです 足は筋肉が減って手は筋肉が増える、ということはあんまりなくて 全身が筋肉増強モードになったときに鍛えてるところも増強します 下肢の筋は全身で最大の筋肉量があるので全身への影響が最も大きい また、下肢筋トレである程度は腹筋も使います

m0caco
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 呼吸筋が呼吸訓練だけでは鍛えられないことや、下肢筋トレと呼吸筋増強のつながりについて全然知らなかったので、すごく勉強になりました。 呼吸筋が鍛えられれば肺の拡張、収縮もしやすくなって呼吸苦も改善されますね。 納得しました。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.1

下肢は筋肉量が多いので、下肢の運動によって、 血流量を増やすことができます。 血流量を増やせば、肺の血流量も増えます。 肺の血流量が増えれば、呼吸機能の改善となります。 また、肺気腫では、下肢のうっ血が生じやすく、 その改善にもなります。

m0caco
質問者

補足

ご回答ありがとうございます(>_<) なるほど、そういう理由だったのですね! 肺気腫で下肢のうっ血が生じやすいということは知りませんでした。 勉強になります! ただ、私が知識がないためにこんなことをお聞きするのは恐縮なのですが、 >肺の血流量が増えれば、呼吸機能の改善となります。 ということについて、閉塞性疾患の場合呼気が行われにくいという風に理解しているものですから、 肺の血流量が増す=酸素取り込み量が増えると同時に二酸化炭素の排出量も増す ⇒ただでさえ二酸化炭素が排出しづらいのに、さらに排出される二酸化炭素量増え、呼気量が増してしまうので呼吸困難感は改善しないのでは? と考えてしまいます。 この疑問について、もしお願いできたらご回答いただけると幸甚です。 勉強不足で申し訳ありません…。

関連するQ&A