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大学での線形代数学において
n×n行列Aについて、Aに逆行列が存在するための必要十分条件はdet≠0が成立することである、というのは どのように証明したらいいんですか? よろしくお願いします。
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n×n行列Aについて、Aに逆行列が存在するとして、逆行列をBとすれば A*B=E(単位行列) (1) となる。 上の(1)の行列式をとれば det(A*B)=det(A)*det(B)=det(E)=1 となり、 det(A)≠0 となる。 逆にdet(A)≠0 ならば Bのi行、j列の要素はAの余因子行列A(i,j)として A(i,j)/det(A) であるので、行列Bが存在することになる。 以上で証明終わり。
お礼
すごくよくわかりました。ありがとうございます。