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材料力学、ルンゲクッタ法の適用法について

私は、大学で人力飛行機を製作しているのですが、設計するにあたって、機体に使用するカーボンパイプの強度を知らなければなりません。そこで、私たちはパイプを自分たちで焼き、荷重試験を実施しました。 そこでの実測値と理論値を比較しようと思っています。 先輩から、理論式として以下の式を与えられ、解くように頼まれました。  dz/dx + {M(x)/(EI)}√(1+z^2) = 0   ここでz=dy/dx  xとyで書き換えると、  d^2y/dx^2 + {M(x)/(EI)}√{1+(dy/dx)^2} = 0   M(x)は支点にかかる回転モーメント、Iは部材の断面二次モーメントです。 しかし、どうもルンゲクッタ法を用いた理論値の計算が分かりません。私は2年生なのですが、ルンゲクッタ法を扱う講義は受講していません。もちろん少し教科書は読んだもののピンと来ませんでした。 他のメンバーに頼みたいのですが、全員忙しく、どうしても私が解決せねばなりません。 実は、その先輩も(解の導出に)完璧な式かどうか分からないようでした。 そこで、 1. まず、上の式だけでルンゲクッタ法による解の導出は可能なのかどうか。 2. 可能ならばその手順を。不可能ならどのような条件が必要か。 そもそも、この質問自体、回答者の皆様へのデータが揃っているのかすら不安ですが、どうか、ご教示お願いいたします。

みんなの回答

noname#221368
noname#221368
回答No.4

 断面二次モーメントを一定とした時の、材料量を最小にする断面決定の最適化問題の一部に見えました。  #2さんの仰るように、EI=一定(xに対して)とすれば、微分方程式自体は解けます。M(x)が与えられた関数ならば、その積分はふつう、十分細かい台形公式の適用で十分です。arcsinh zは大抵の言語ではarcsinh zもsinh zも、数学的組込関数として用意されていますので、それを使って、z=を求めるだけです。計算精度が問題なら、プログラム的にやりようは、いくらでもあります。  なので、M(x)も問題の系の解の一部で、M(x)もトライアルで決めるのではないですか?。また「M(x)は支点にかかる回転モーメント」とありますが、xは支点の位置ですか?。そうであれば、支点間のM(x)はどうしますか?。断面二次モーメントIが一定、という制約条件はありますか?(Eは一定でしょう)。  以上の条件を全て出されても、お応えできる自信はありませんが、皆さんの仰るように、このままではルンゲクッタ法の出番はないはずです。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.3

「差分近似」は、寝ぼけていた。 ある x に対する z の値が ルンゲ・クッタ法で近似できれば、 もとの微分方程式へ代入して dz/dx の値は出てくる。 いや、失礼。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

その微分方程式は、変数分離型だから、 dz/√(1+zz) = -{M(x)/EI}dx から arcsinh z = (-1/EI)∫M(x)dx + (積分定数) arcsinh は、双曲線関数 sinh の逆関数 …と表示できるが、 M(x) の不定積分が初等関数で表示できない ようなシロモノの場合には、そこから先は 数値積分によるしかない。そこで、 ルンゲ・クッタを使いたいのではないかな? あと必要なのは、M(x) の具体的な関数と、 z の初期条件なのだと思う。 z は、関数値の列として得られるから、 y = dz/dx も、差分近似することになる。

  • spring135
  • ベストアンサー率44% (1487/3332)
回答No.1

ルンゲクッタ法は微分方程式の数値解法であって、理論値(解析解)を求める方法ではありません。 √(1+z^2)が分子だとすればM(x)の関数形が与えられれば解析解が求まりそうです。