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トンネルの構造について
山梨県の中央自動車道笹子トンネル上り線の天井崩落事故のニュース映像を見ていてふと疑問に思いましたので質問します。 現場の映像で、崩落した天井は見た目からも、崩落により自動車もつぶれている事からも、かなりの重量がある事がうかがえます。 素人の発想で申し訳ないのですが、トンネルの外側はコンクリートであり、内部から支えているようでもないのに何故あのような重く・丈夫な内壁が必要なのでしょうか?ご存じの方、教えてください。
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あの天井は真ん中の隔壁で右側と左側に分かれていました。これは通気口として使われていました。トンネル内は空気が流れない可能性があるうえ車からの排気ガスで空気が汚染され人間が呼吸できなくなる可能性があります。従って、排気と給気をするためにつくられました。つまり空気を流すために圧力をかける必要があるので丈夫な板で作られていました。 また、昔のトンネルは直径が大きかったので天井が高くそこを仕切って通気口に利用しました。 現在のトンネルは巨大な扇風機のような器械を天井にあちこちに吊り下げて空気を排気しています。
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当時はその程度の厚さでしか天井壁を造る技術が無かったからでは? 振動や衝撃などに耐えるためには、鉄筋コンクリートになると思いますが、現在ほどのコンクリート強度が無ければ、鉄筋を太くし、厚みを増すことで強度を得ていたと考えます。 よって、重量も増えてしまいます。
補足
http://mainichi.jp/graph/2012/12/03/20121203k0000e040118000c/001.html この写真を見る限り、トンネル自体ではなく、トンネル内部に設置された天井が崩落しているように見えます。(事故の呼称も”天井崩落”ですし) トンネル自体に使われる鉄筋コンクリートならば、回答されたようなこともあるかとは思いますが、天井が直接支保しているようには見えないので、この天井の厚さには理由があるのだろうと考えたのですが・・・
工費や工期を吹っかけるためでは。
補足
根拠の目星すら付いていない陰謀説は回答に値しないものと考えています。
補足
なるほど、換気のための設備、という事なのですね。別のトンネルですが、トンネルの天井に2本、管のようなものが通っているのを見たことがありますが、その代わりに昔はそのようにしていたのですね。的確な回答ありがとうございました!