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Matfer シリコンマットとシルパンの違いは?
こんにちは 楽天のポイントが溜まったのと丁度セールをしているみたいなので 以前から目に止まっていた Matfer シリコンマットかシルパンを買おうと考えたのですが 違いは何でしょうか? ちなみに我が家の天板は29cmx39cmです。
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こんにちは。 シルパットのみ持っています。 おっしゃるマトファのシリコンマットは、こちらですよね? http://item.rakuten.co.jp/matfer-j/c/0000000163/ シルパンは、こちら。 http://item.rakuten.co.jp/matfer-j/c/0000000164/ すみません、以下シリコンマットは、他社商品にも同名のものがありますので、 呼び慣れているシルパットで回答させて頂きます。 この商品はどちらも、グラスファイバーにシリコンコーティングをし、 熱の通りを一定に保つ働きがあります。 この両者の違いは、シルパットはつるっとした一枚のシート状なのに対し、 シルパンは中央部分がメッシュ状になっていることです。 このため、シルパンはより熱が均一に通るだけでなく、空気も比較的通り、 余分な水分や油分が天板に落ちるという性質があります。 シート状のシルパッドだとその上で生地を伸ばすこともできますが、シルパンはできません。 この違いのため、シルパンは特にタルト生地やハード系のパンに向いています。 ハード系のパンを焼く方からは、この2つで伸びに違いがある、という感想がよく聞かれますね。 またタルトだとピケがいらないそうです。 質問者さんにとってどちらのほうが向いているかわかりませんが。 アメリカ系のお菓子の先生、「材料を全部カップで量ってフードプロセッサーにかけたら、ほらおしまい!簡単においしい生地ができるでしょ!」(バチーン!) というタイプの先生はシルパッドを気にせずお使いになっていましたし…。 フランス系のお菓子の先生、お菓子を科学的に追及してゆき「卵白は生地の全体量に対し10.75%使用します。濃度を揃えるため、乾燥卵白で調整してください。材料は小数点以下まで教えるのでそれを守ってください。」 というタイプの先生は、 「タルトには! 必 ず ! シルパンを使ってください。そうでないと、タルトの中央が盛り上がってしまいます。」 とおっしゃって使い分けていました…。 http://www.m-pantry.com/fs/mpantry/c/gr257 こちらのページは、シルパンとシルパットに使い捨てのクッキングペーパーとの比較ですが、 シルパットはピケなしだと確かにタルト生地が均一にはなりません。 ハード系のパンの場合、シルパッドだとひっかかりがないためにぐんぐん伸びすぎる、というふうにも聞いたことがあります。 ただ、ハード系ばかり焼くわけではない方は「どちらでも焼きあがって縮んだときの大きさは同じ。」という感想も聞きました。 でも、両方お安いものではありませんし、タルトやハード系パンを日常的に焼くとかフランス菓子をきっちり作るという方でなければ、 まずシルパッドから購入されることをおすすめします。 シルパッドのほうがサイズが豊富ですから。 タルト専門の本を見てもシルパンを勧めるのではなく、丁寧にピケをしていましたし。 ちなみに私がシルパッドを選んだ理由は、シルパンだと天板も汚れるからです。 それに…天板自体が均一じゃないし、オーブンレンジで焼いているし。 シルパッドだと、洗うのがシルパッドだけで済みます。 シルパンの、裏がメッシュ状の仕上がりは美しくプロっぽいですけどね。 どちらを選ぶのにしても、天板より大きめを選ぶと天板いっぱいに生地を載せるのは無理ですので、できるだけ天板の内側の平らな部分の大きさに沿ったものを選ぶことをおすすめします。
お礼
丁寧な御回答ありがとうございます。 半ば諦めていただけに嬉しかったです。 穴が空いているのが違いなんですねー。 私が主に焼くのは、パンなんですが、 クッキーもチャレンジしたいなーと思っているので シルパッドをまず買ってみます。 おっしゃるように、380×290mm とサイズも近いものがあるようですし 上下2段あるから2枚 どこが安いかな~♪